今日は精神的なお話です。
人生を長期目線で見られるほど、目先の問題が「人生の誤差程度だった」と分かる、というお話です。
「人生全体から判断してみる」考え方
「こっちにしようか、あっちにしようか」、「右にしようか、左にしようか」で悩むことって、よくあると思うんですよ。
私とか、スーパーでしょっちゅう悩んでいる人なんですが(笑
他にも、いろんな「目先の悩み」ってありますよね。
そういう場合、人生全体を俯瞰して見て、そこから判断してみるのもいいように思います。
すると、多くの問題が「たいした悩みではないな」と分かって、本当に重要な問題が見えてくるんじゃないかと思います。
少々の目先の問題は「誤差」程度
実際、人生レベルで見たら、少々の目先の問題は「誤差」程度でしかありませんよね。
スーパーで20円差に悩むのなんて、たいしたことではなくて(笑
それだけでなく、「私はこっちの方向に向かっている」という大きな目線ができていれば、無駄なストレスを手放せるんですよ。
それは、「将来的に無駄になるもの」が分かるからですね。
例えば、「どのみち私は、今の会社を辞める方向に動いている」と分かれば、「嫌な上司に、無理に付き合う必要はない」と分かります。
それとか、「私はどのみち、この親とは別の生き方をする」と分かっていれば、少々の要求も断ることができて。
すると、「将来的にメリットにならないストレス」から距離を取りやすくなると。
焦らずに、地道に進むこと
注意が必要なのは、焦らずに、地道に進むことですよね。
長期目線で考える場合、よく「スケジュールを立てなさい。10年後にこれを実現したいなら、1年後はこうなっているとゴールから逆算しなさい」みたいなことを言う人がいるものです。
ただ、私はそういうアプローチはおすすめしません。
というのも、そういう「ゴールからの逆算で計算できる道」というのは、道順が分かっていて、決まったレールの上でしか決められないからです。
だいたい、試行錯誤をしていることほど、変化ってある時点を境に急激に起きるものです。
裏を返すと、レールから外れるほど、変化は直線的に起こるものではなくなると。
「10年後に年収1億円稼いでいる場合、9年間は年収100万円だった」みたいなことも、普通にありうるわけです(笑
それなのに、「10年後に年収1億円稼いでいる場合、来年は年収1000万にしなきゃ」みたいに直線的に考えてしまうので、「無理だ」となってしまうと。
今までとは真逆に進むことで、解決することもある
決まったレールの上を歩く人ならそれでいいんでしょうが、このブログを読んでいる人は、個性を持つ人が多いかと思います。
なので、そういう「ゴールからの逆算」とか、「スケジュール」なんて手放していいかなと思います。
だいたい、時に今までとは真逆の方向に行くことで、解決することもありますからね。
「収益が欲しい」と思ってこっちの方向に向かっていたけど、壁にぶち当たることがあって。
で、いろんな試行錯誤をしても乗り越えなくて、「仕方ない、少し戻ろう」とあきらめて引き返すと、壁を乗り越えるロープウェーが見つかったりだとか(笑
レールのない世界での「解決」というのは、だいたいそういうノリですからね。
まとめ
そういうこともあって、人生を長期目線で考えられるほど、目先の問題に振り回されなくなるかなと思います。
私たちはいろんな悩みや迷いを抱えがちですが、「人生レベルでの小さな問題」に大きく悩む必要はないわけです。
一方で、「人生では大きな問題なのに、目先を重視するためにいつも先送りしてしまう、目先では小さな問題」が重要になると。
それが分かると、より優先度を明快にできて、悩むことを減らせるかなと思います。
で、そういう「人生で重要だけど、目先では小さなこと」を大切にすると、少しずつ未来が変わるように思います。
ということで今日は、人生を長期目線で見られるほど、目先の問題が「人生の誤差程度だった」と分かる、というお話でした。
今日はここまで~。