今日は、とりとめもない日記です。
昨日の記事は、書きまくりました
いや~、昨日の記事は、おそらくこのブログ史上最長の文章量になったかと思います。
原稿用紙30枚ぐらいありますからね。
2日に分けるような内容でもないので、突発的な長文癖が発症したとでも思って下さい(笑
ちなみに前回のゲド戦記の例と、今回のアルドノア・ゼロの例は、以前に「途中でトーンダウンした問題作を教えて!」と募集した時に教えてもらった作品です。
いい記事ネタを教えてくださって、感謝です。
まだまだ問題作のストックがあるので、当分はネタに事欠くことはなさそうです(笑
オリジナルの物語が作れなくても、ストーリー業界に関われる
プロット作りでは、いろんな楽しみ方があるように思います。
例えばオリジナルの作品作りが苦手で、執筆ができなかったとしても、有名作品をこういう風に手直しすることでプロットを楽しむこともできると分かります。
問題作でも、きちんとした形が見えてくると、面白いですよね。
「あの作品が、ここまで面白くなるのか!」、「すごい!」みたいな。
オリジナルが作れなくても、ストーリープロットを手直しするようなポジションでも、アリじゃないかと思います。
現在ではそういうポジションは存在しませんが、これからはそういう職種があってもいいんじゃないかなと。
なら、物語が好きな人で、でも小説とか執筆が書けなくて、オリジナル物語を作る能力がなかったとしても、プロット修正技術を武器にストーリー業界に関われると。
そういう風に、自分独自のポジションを作ってしまうわけですね。
クリエイターの合い言葉は、「なければ作れ!」です。
職種だって、自分に合うのがなければ、勝手に作っちゃえばいいんですよ(笑
圧倒的なクオリティを実現してしまえば、話題になるので、そのポジションが次第に定着していきます。
構成力は、冒頭に出る
で、最近分かってきたんですが、やっぱりストーリー作家の構成力は、冒頭に出るように思います。
「大風呂敷を広げる」とか言いますが、構成力がある人は、いい風呂敷の広げ方をするんですよね。
昨日のアルドノア・ゼロでもいい広げ方でしたし、以前のシスターミニッツもきれいな広げ方でした。
そういう「風呂敷のきれいな広げ方」というのは、風呂敷を閉じるときのことを考えられているんですよ。
物語では、冒頭で問題が投げかけられて、それを物語中で解決していく流れになります。
で、問題がちゃんと階層化されていると、解決もその階層に従って、末端から解決してゆけばいいだけです。
すなわち、「これが根本となるメインの問題ですよ。その問題は、こういう問題で構成されていますよ」と冒頭で整理されていれば、解決する流れ(風呂敷を閉じる流れ)は見えてきます。
これは難しく考えずに、シンプルに考えること
私がよく言うことですが、これはややこしく考えることでも、難しく考えることでもなくて、むしろシンプルに考えることを意味します。
難しく考えずに、シンプルに考えましょうと。
風呂敷だって、「腕をどう動かして、指先の角度を調整して……」とか細かく考えても、きれいにたためませんよね。
そうじゃなくて、「あ、4つ結びにすればいいだけなんだ」と気づくことです。
そういう風にシンプルに考えることで、「そうか、これを解決すればいいだけなんだ」と筋が見えてくるので、きれいに風呂敷を広げて、たたむことができます。
みんなが「複雑なことができる人ほど素晴らしい」と思い込んでいて、ややこしく考えすぎなんですよね。
ああいうプロット作りは、とても簡単です。
そりゃ、プロットとは物語をシンプルにしたものなので、簡単ですよね(笑
簡単に考えるほど、いいプロットになります。
なぜプロットがなかなかできないのかというと、いつも複雑にして形を整えることばかりを考えているから、慣れていないだけです。
「シンプルにすることでも形を整えられる」と分かれば、一気に可能性が開けます。
これはストーリープロットでも、働き方でも、お金の稼ぎ方、生き方でも同じです。
「シンプルにすることでも、理想型に近づける」
この発想ですよね。
まとめ
まあそんな風に、ストーリー作りについて、いろいろ雑多に語ってみました。
生き方に通じるところもあって、面白いですよね。
ストーリー作りのコツも、生き方のコツも、同じようなコツだということです。
それが分かれば、ぐっと現状がよくなって、心地よい状態で生きられるようになるんじゃないかと思います。
ということで、今日はここまで~。