今日も考え方のお話です。

「豊かさの変換方法を知ると、より豊かさを得られるようになる」というお話です。

 

「世の中には豊かさがたくさんある」という実感

以前の日記で、水耕栽培について触れたじゃないですか。

それで、最近はその延長で、太陽光発電とか水力、風力発電のメカニズムを調べたり、「自分で作ってみよう」的な動画を見ていたりします。

 

で、こういう動画を見ると、「世の中には豊かさが山のようにあるんだな」と実感したんですよね。

すなわち、豊かさの変換方法を知ると、「世の中には豊かさが多くある」と感じるようになる、ということです。

 

太陽や風も、豊かさになる

例えば太陽の光では、太陽光パネルさえあれば、電気を作れるわけじゃないですか。

そして今は、だいぶ太陽光パネルも安くなってきたし、発電効率も上がってきている状態で。

すると、「いつも太陽が当たる」という状況であれば、ある程度の初期投資で電気を得られるようになるわけです。

すなわち、その初期投資だけで、ランニングコストがぐっと減って、未来の生活費が楽になると。

 

まぁ太陽光パネルはそれでも高いですが、風力発電なんてもっと簡単なんですよ。

実際に作り方を見てみると、ゴミ置き場から集めた洗濯機とか、廃材とか、そういう資材でも作れたりするわけです。

回転部分だけなら、ペットボトルで風見鶏を作ったりもできるので、小学生の工作でもできるぐらいです(笑

 

なら、「風がいつも吹いている」という状況であれば、少しの初期投資と工夫で、継続的に電気を得られるわけです。

すなわち、「風が豊かさになりうる」と。

 

世の中には「無駄にしている豊かさ」がいくらでもある

他にも、例えば水力発電でも、近くに流量のある川でも流れていたら、それなりに電気を作れて。

実際に中南米の国で、水力発電の簡単なタービンで発電しているのを知ると、「こんなに簡単な構造でできるのか」と驚いたり。

 

こういうのを見ると、世の中にはエネルギー源なんて、いくらでもあるんだなと分かります。

そして、とんでもない量の日光とか、風とか、水のエネルギーが、使われることなく無駄に消費されていると分かります。

田舎に住んでいる人なら分かると思いますが、例えば柿の木とか、びわの木なんて、収穫されずに落ちていく実が山ほどあるでしょ。

それとかうちの近所では、出荷されなかった小松菜とか水菜、大根が、山のように廃棄されてますから。

 

以前聞いた話なんですが、熱帯に実って無駄に落ちる果実だけでも、多くの人を養えるぐらいの量があるとか。

それぐらい、「気づかずに無駄にしている豊かさ」があると。

 

豊かさ意識で大切なのは「豊かさの変換方法を知ること」

何というか、こういうのを知ると、「工夫次第でいくらでも豊かになれそうだな」と分かるんですよね。

で、希望が出るし、やる気も出てくると。

 

すなわち、豊かさ意識で大切なのは、「豊かさの変換方法を知ること」なんじゃないかと思います。

「太陽光は、こうすれば豊かさになる」とか、「風は、水は、こうすれば豊かさになる」というように、変換方法をどれだけ知っているかで自分の可能性が変わるんだと。

 

いろんな変換方法を知ろう

太陽光や風、水だけでなく、例えば「材料の食事をこう作れば、低コストでおいしい料理にできる」というのも、一つの変換方法ですよね。

それとか水耕栽培でも、「こういう水耕栽培システムを作って、後は種を発芽させてセットすれば、野菜が勝手に育つ」というのも、一つの変換方法でしょう。

もちろん、何かの豊かさをお金に変換する、という発想もあるでしょう。

例えば「こういう小説を書いて、Amazonの電子書籍として置いてもらえれば、売れてお金になる」とか、「こういう商品を作って、この店に持って行けば、売ってもらえてお金になる」というもあるでしょう。

 

裏を返すと、そういういろんな変換の仕方が分からないから、「自分の時間や労働力を売る」、「雇われて、嫌な仕事をする」しかなくなるんじゃないかな、と思ったりもします。

ある意味、「時間を売ってお金にする」と、「お金を欲しいものに変換する」という2つの交換手段しか知らないんだと。

 

「変換方法を知ろう」とする発想

なので、豊かになりたい場合、「いろんな素材を、別の豊かさにしよう」、「変換方法を知ろう」とするのもいいかと思います。

これは特に、「作るのが好き」、「原理を知るのが好き」という人には、合うように感じます。

だって、そこにはいろんな作ることの楽しみとか、「こういう原理で動いているのか」と発見する面白さがあるからですね。

 

それに、そういう変換方法を知ると、「自分にとっては欠点だと思っていたこと」が一転して豊かさになることもあって。

例えば、「なんでうちは、いつもこんなに風が強いんだ。砂埃は舞うし、ずーっと吹いているしで、嫌になる」と、風に悩んでいたとしましょうか。

そういう場合、風力発電でも作って、「うちの電気は、全部風が作ってくれている。だからそれだけお金が浮いた」とかなると、嬉しいですよね。

それは、欠点だと思っていた特徴ですら、長所になるからで。

 

最初はお金以外のものを得る方が、工夫力は育つ

ただ、工夫ができない人ほど、最初から「できるだけお金に変換したい」と感じるかと思います。

でも、最初はお金以外のものを得る方が、工夫力は育つように感じます。

というのも、お金は万能に変換できる道具だからこそ、「お金を使いさえすれば、多くのものを得られる」と感じるんですよね。

すなわち、「お金さえあれば」という感覚が、「いろんな素材を、別の豊かさにしよう」、「いろんな変換方法を知ろう」という考え方とは正反対のものになるからで。

 

それに、お金以外のものに変換する方が、手段や方法も多いし、成果が確実に出るんですよね。

例えば「材料からおいしい料理を作る」という方法論は、普遍的だし、情報として残りやすいし、手順通りにやれば確実に成果は出ます。

 

でも、お金に変換するのは、時代によって方法論が変わるものです。

それは、人が何に価値を置くかが、時代や場所によって大きく変わるからで。

なので、お金にしようとしても成果が出ないことは多くあるし、実際に「お金にならなかった」ってことは多くあります。

 

だから、最初はお金以外のものに変換する方が、報われるし、元気も出るし、豊かになると。

実際に、どんどん成果が出ると、楽しくなりますからね。

作れば作るほど、自分が豊かになるのが実感できるし、それで生活も楽になります。

そうやって豊かさを増やしつつ、少しずつお金への変換方法も学んでゆくのもいいかなと思います。

 

まとめ

そういう風に、豊かさの変換方法について知るのもいいかなと思います。

私の場合、水耕栽培とか、風力発電、水力発電とかを見て、だいぶ意識が変わりました。

 

最近とか、散歩のついでにホームセンターによく通って、「なんとか低コストで水耕栽培をできないか」とか悩んでますから(笑

「それで食費を軽減できて、なおかつ新鮮な野菜を食べられれば、最高だな」と思ったりしつつ。

 

そういう発想も、豊かさを増やす一つの手段かなと思います。

 

ということで今日は、「豊かさの変換方法を知ると、より豊かさを得られるようになる」というお話でした。

今日はここまで~。

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