今日は、自分軸を見つけるための、精神的なお話です。

「粗大ごみ置き場に捨てられている『心惹かれるもの』は、自分にとっての宝物になりやすい」という法則をお話してみましょう。

 

いやまぁタイトルが全てを語り尽くしているんですが、一応解説をしておきましょう(笑

 

「自分にとって好きなものは何か」

「自分にとって好きなものは何か」と問われても、なかなか答えられないことがありますよね。

それとか、「自分は今以上に、何が好きになれるんだろう?」と思っても、なかなか思いつかなかったり。

 

大体、「私はこれにあこがれる」と思っていても、実際に入手してみるとそうではなかった、みたいなことがあって。

そういうのって、大抵が他者からの「こういうのが幸せ」というイメージに影響されただけで、本当の自分が欲しているものではないんですよね。

例えば「この車を買えば、幸せになれる」、「このバッグを買えば、幸せになれる」と思って買っても、嬉しかったのは最初の頃だけで、すぐに熱が冷めたりだとか。

それは、自分の価値観と、周囲がもてはやす価値観とが、ごっちゃになってしまっているからで。

 

自分軸が分かると、本当に熱中できることが分かる

そういう場合、自分軸が分かると、自分が本当に欲するものが見つけやすくなるように思います。

つまり、自分だけが「これが大切だ」と感じるものを見つけられると、本当の意味で熱中できると。

なら、どうすればそういう確たる自分軸を見つけられるのか。

 

そこで使える手段の一つとして、今日のタイトルでもある「粗大ごみ置き場に捨てられている『心惹かれるもの』は、自分にとっての宝物になりやすい」という法則があるように思います。

何というか長い法則名ですが、他にいいものが思いつかなかったので(笑

 

周囲はゴミだけど、自分にとっては価値があるもの

この原理は、とても簡単です。

粗大ごみ置き場に捨てられているものって、周囲の人にとってはゴミですよね。

誰も、そこに価値があるなんて思っていないわけです。

 

でも、その中の一つに、自分だけはそれに心惹かれるものがあったと。

それって、「周囲はゴミ扱いだけど、自分にとっては価値がある」ってことです。

つまりそれは、周囲の価値観に影響されない、自分独自の価値観である可能性が高い、となります。

 

「なんでこれを捨てるんだろう」経験

実際、引っ越しシーズンとかで、粗大ごみとかゴミ捨て場にあるものを見て、「あ、なんでこんなの捨てるんだろう。欲しい」みたいに思った経験がある人は、いるんじゃないかと思うんですが。

それとか、知人や友人の家に上がった時に、使われずに放置されたものとか、ゴミ同然の扱いをされているを見て、「なんでこんないいものを、そんなに雑に扱うんだ」とか思ったり。

それは、古くてもまだ使えそうな家具だったり、何かの道具だったり、ボロボロの人形だったり、時代遅れの古い小物だったり、何かのパーツや電子部品だったり、いろいろあるかもしれません。

場合によっては、ものだけでなく、人材も当てはまるかもしれません。

 

何というか、自分にとって大切で価値あるものなのに、ぞんざいな扱いをされているのを見ると、なんだか哀しくなりますよね。

例えば自分は宝石が大好きだったとして、友人宅でその宝石がぞんざいに扱われているのを見たら、切ないじゃないですか。

分かるでしょ、そういう時の、胸がキュンと締め付けられる感じが(笑

そして「それ、すっごく欲しいのに! うちに来れば、もっと大切に有効活用できるのに! うちに来なよ!」みたいに言いたくなるわけです。

でも、「ゴミをあさるのはみっともないから、やめておこう」とか、「『有効活用してないなら、ちょうだい』なんて言いにくい」とか思って、行動できないと(笑

 

でもそういうのが、自分にとって大切な「幸せのかけら」だったりするんですよね。

今の自分にとって必要なものだったり、今まで欠けていたものだったり、満たしてくれるものだったり。

 

捨てられたものだから、純粋に「使うため」で得られる

そういう捨てられたものとか、他者が簡単に手放したものほど、気楽に付き合えますよね。

新品なら気を使いますが、既に捨てられているものなので、傷があって当然で。

なので、純粋に「自分が使うため」という目的指向で得るので、変な価値観が入らないと。

 

それに、どんどん使うものほど、大切にするものなんですよね。

高価でもめったに着ない服よりも、よく着るお気に入りの方が、大切にできる、みたいな。

だから、いろいろ手を加えて修復したり、使えるように戻したり。

そうやって気兼ねなく自由に手を加えられるから、より自分好みにできて、もっと好きになれたり。

 

で、こういう「ゴミ捨て場で捨てられたもの」ほど、自分にとって付加価値が高くできることが多いんですよ。

だって、それはある意味、「安く仕入れられて、自分なら高価値にできるもの」を意味しますからね。

そういうのが、ビジネスチャンスになったりもすると。

 

まとめ

なので、そういう粗大ごみ置き場に捨てられている「心惹かれるもの」という観点で見ると、自分軸が見えるかもしれません。

粗大ごみでなくとも、ガレージセールとか、フリーマーケットみたいな場所でもありうるでしょう。

それとか、「なんでこんないいものを、そんなに雑に扱うんだ!」と感じるものに目を向けるわけです。

それは、周囲にとってのゴミでも、自分にとっては宝物なので、自分独自の価値を作れるものなんですよね。

 

で、そこで「そんな扱いされるぐらいなら、うちに来なよ!」とできると、少し、また少しと豊かさを増やせるように感じます。

元々がゴミ扱いなので、気兼ねなく使えますからね。

そんな風に考えてみると、周囲に影響されない自分軸が見えて、本当にやりたいことが見えるかもしれません。

 

ということで今日は、「粗大ごみ置き場に捨てられている『心惹かれるもの』は、自分にとっての宝物になりやすい」という法則をお話してみました。

今日はここまで~。

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