今日は、クリエイティブなお話です。
「どんどん個人で動画を作れる時代が来たな」と感じる動画があったので、紹介してみましょう。
冬キャンプ動画の例
いい映像の動画があったので、ご紹介。
キャンプは普通夏に行くものですが、この動画主さんは「真冬の中で、しかも車のバンで、キャンプを楽しもう」という独自なテーマで、動画を作っていたりします。
で、動画を見たら分かりますが、1:14~2:00ぐらいまでの部分の映像がとても美しくてよかったんですよね。
撮影は全部一人でやっていた
そして後から知ったんですが、この映像、全部一人で撮影しているんですよ。
空撮はドローンを使って、自分が持っているスマホのGPSを追跡させるように設定して、自動で撮影していると。
雪道を進む部分は、撮影によさそうな場所を見つけて、一度車から降りてカメラをセットして、再び車に戻って運転するわけです。
だから、それなりに手間がかかってるんですよ。
雪道を進む1カットを撮影するために、車を降りて、歩いてカメラを置く場所まで進んで、カメラをセッティングして録画ボタンを押して、急いで車に戻って、車を進めて本番部分を撮影して、通り過ぎたらすぐに車から降りて、カメラまで走って録画を止めると。
結構な手間ですよね(笑
それでも撮影班を使うよりも、はるかに楽
でも、撮影班を同行させるよりも、はるかに低コストだし、実はトータルの手間はかかってなかったりします。
撮影班を同行させるなら、もう1台車がいるし、カメラマンを配置しないといけないし、「どこに行って、こう撮影しろ」という指示もしなきゃいけなくて。
それに、運転専用のドライバーを手配したりすると、さらにスケジューリングとか、指示の手間もコストもかかっちゃうわけで。
それと比べるなら、一人でドローンを使いつつ、ちょいちょいとカメラを配置して場面を撮影する方が、安くて楽だし、精神的にも気楽だと分かります。
実際、それでも工夫すれば、それなりの映像は作れるんですから。
撮影スタッフも不要になってきた
こういうのを見ると、もう「撮影スタッフ」も不要になってきた時代なんですよね。
GPSとドローンをうまく使えば、カメラの方向もうまく設定できるし、高さも自由自在ですからね。
まぁドローン撮影が大丈夫な場所であることと、多少の工夫は必要でしょうが、それがクリアできれば役者だけで映像作品を作れると。
この動画を見ていくと分かりますが、撮影スタッフが何人もいるかのように感じるほど、いろんな角度を変えて撮影していて、面白い映像ができているんですよ。
なので、「もはやスマホ1台あれば、結構何でもできる時代になったな」と感じたりもします。
顔出ししたくなければVTuberのようにキャラを使ってしゃべればいいし、音声だけでもいいわけで。
しゃべりが得意な人は、動画に収束する
私の中では、将来的に「しゃべりが得意な人は、YouTubeみたいな動画に収束する」かなと思ってます。
そして、文章を書くのが得意な人は、ブログ+SNSに収束するかなと。
で、世の中では「文章を書くよりも、しゃべる方が楽」という人が多いですからね。
なので、これからはYouTube動画が、宣伝とか紹介とか、ビジネスに関連するものには何にでも使われるようになるだろうな、と予想しています。
そういうこともあって、文章が苦手な人は、もうわざわざ文章なんて書かなくてもいいんですよ。
スマホを前にして、自分が伝えたいこととか、ノウハウとかをしゃべって動画を作って、公開すればいいと。
その方が簡単にうまく伝えられるなら、そうすればいいわけで。
しゃべりのテンポがよければ、それなりに見てもらえる
で、YouTube動画は映像がメインではなくて、(BGMを含めた)しゃべりがメインかなと思います。
つまり、映像はしょぼくても、しゃべりや音声、内容がよければ全く問題ないんだと。
これが分かると、動画作りがより楽になるんじゃないかと思います。
大体、動画作りって、「動画部分を作るのが面倒」って感じですよね。
でも、私の中では、「動画は(BGMを含めた)しゃべりのテンポがよければ、それなりに見てもらえる」というイメージがあります。
内容がいいとか、役に立つとか、面白いとか、そういうのよりも、まずはしゃべりのテンポが大切かなと。
優先度で言うと、BGM+しゃべりのテンポ>しゃべる内容>>映像、の順番で重要かなと思います。
裏を返すと、BGMを含めたしゃべりのテンポが悪ければ、どんなに役立つものを発信していても、なかなか見てもらえないように感じます。
8:2の法則のように、「全体の8割の面白さを、2割の部分が決める」っていうのが、よくビジネスではありますよね。
YouTubeの動画では、その8割を決める要素が、「BGMを含めたしゃべりのテンポ」かなと思います。
映像部分って、めんどくさいですよね。
めんどくさい上に、時間をかけてもさして効果がないなら、それなりに手抜きでいいように感じます。
すると、だいぶ気楽になれるし、作りやすくなるかなと。
BGMとテンポに集中しよう
なので、動画で再生数を得たい場合、むしろBGMとしゃべりのテンポに着目するのもいいかなと思います。
「しゃべりをBGM代わりに流していても、心地よい」ぐらいまでにテンポを研究して、しゃべりを作ると。
そして、BGMもしゃべりと同じぐらい重要になるので、BGMとその演出にも気を配って仕上げるわけです。
大体、売れているYouTube動画とか見ても、内容が役に立つか、常に笑えて面白いかというと、そうでもありませんよね。
でも、ほとんどの場合で、聴き心地はとてもいいわけです。
その「聞いていて心地よい」という重要度に比べたら、内容はさして重要ではないし、映像の良さなんてそれ以上に関係なさそうに感じます。
ここが分からないと、数を出しても視聴数は増えないし、ファンも増えないように感じます。
いや、私はYouTube動画制作は全くの門外漢なので、見当違いのことを言っているかもしれませんが(笑
まとめ
なので、今はもう、どんどん個人で動画を作って、収益を作れる時代になったんですよね。
スマホ1台あれば、結構何でもできると。
すると、「しゃべるのでいいんだ。しゃべりも武器になるんだ」と分かって、可能性が見えるかもしれません。
しゃべるのが得意な人ほど、こういうYouTube動画は積極活用していくといいかな、と思います。
ちなみに私自身は、しゃべりは大の苦手なので、文章を書くほうが楽だったりします(笑
私はどちらかというと、監督のような「舞台の裏から全体を見て、指示を出す」方が好きなスタイルで。
役者さんとか声優さんのように、カメラの前に出るとか、マイクの前に立つとか、舞台の上に出るとか、もう恐怖でしかありません(笑
監督とか、プロデュースする方が好きだな、みたいな。
いやほんと、ああいう風に動画でしゃべれるだけでもすごいな、と思ったりもします。
ということで今日は、「どんどん個人で動画を作れる時代が来たな」というお話でした。
今日はここまで~。