今日はちょっと刺激的なタイトルにしてみました(笑
ってことで、今日は「問題解決力」についてお話してみましょうか。
自分の幸福度は、自分の人生をどれだけコントロールできているかで決まる
誰が言っていたのかは忘れましたが、誰かが次のように言っていたんですよ。
「人の幸福度は、自分がどれだけ自分の人生をコントロールできていると感じているかで決まる」
まさにこれはそうだと思ったり。
自分が人生をコントロールできていると思えば幸せに感じて、自分は人生に対して無力で何をしても変えようがないと思っていたら、「自分は不幸だ」と感じると。
実はここには、「どれだけお金があるか」とか「どれだけ愛されているか」というものは含まれていないんですよね。
つまり、そういう要素がなくても、幸福度を上げることはできると。
自分の人生のコントロールを取り戻すために、「問題解決能力」を伸ばす
なら、幸せになる一つの方法として、「自分の人生のコントロール度を上げましょう」っていう考え方ができますよね。
自分の人生の主導権を取り戻しましょうと。
そこで、自分の人生のコントロールを取り戻す一つの考え方として、「問題解決能力を伸ばす」というのがあると思うんですよ。
例えば、タイトルにもある「自分は今、嫌いな仕事をしている」としましょうか。
その状態で、「大好きなことをして、今よりも豊かになるにはどうしたらいいか」、というのは、一つの問題ですよね。
「自信」があれば、挑戦できる
でも、この問題は普通の問題とは違って、「答えがない」んですよね。
私たちは学校時代から、ずっと「問題には答えがある」と無意識のうちにすり込まれているじゃないですか。
だから、「間違ってはいけない」、「ベストな道を選ばなければならない」という価値観が生まれるわけで。
でも実際は、本当に大切な問題は、答えがないんですよね。
そして、正解はいくつもある場合もあると。
で、その問題に挑戦できるかどうかが、重要だと思うんですよ。
すなわち、「自分はその問題を解決できる」と思っているかどうか、ですよね。
思っていれば、何らかの行動を取ることができるでしょう。
思っていなければ、「どうせ無駄だよ」と思って、何もしなくなると。
そういう場合、「自信」が一つのキーワードになると思うんですよ。
自信があれば、挑戦できて、挑戦を続けられますよね。
なら、どうすれば自信を得られるのか。
「問題を解決できる」経験を積めば、自信は生まれる
そこで一つの提案として、先にも言った、「問題解決能力を伸ばす」っていうのがあると思います。
私たちの周りには、多くの問題がありますよね。
「今日、洗濯したいけど、雨だ……」とか、「小説を書きたいけど、モチベーションが上がらない」とか、「会社に行くの嫌だなぁ」とか、これら全部「問題」ですよね。
で、こういう問題を「自分には解決できる」と思っていればいるほど「自分の人生をコントロールできている」と思うので、幸福感が高まると。
そして行動も起こせるので、実際に人生もよくなっていくわけです。
もしうまくいっていなかったとしても、少なくとも幸福感はありますよ、と。
じゃあ、どうすれば問題解決能力を伸ばすことができるのか。
私は、次の二つのステップが必要かなと思います。
- 一つ目のステップは、「これは問題だ」と認識すること。
- 二つ目のステップは、「小さい問題から解決していく」こと。
以下でそれぞれについて、説明していきましょうか。
「解決しうる問題だ」と認識することで、クリエイティビティーが目覚める
一つ目の「これは問題だ」と認識することは、とても大切なことだと思うんですよ。
実は多くの人が、「自分には解けない」と、考える前から放棄しちゃってるものなんですよ。
その一番の例が、不平不満、愚痴、泣き言ですね。
何か起こったら、条件反射のように、不平不満、愚痴、泣き言を言ってしまう。
これはすなわち、「私には解決できません」と放棄しちゃってるのと同義なんですよ。
洗濯したかったけど、雨が降った。
そこで条件反射のように「なんで雨が降るんだよ」と愚痴ったら、そこで終わりですよね。
というのも、「雨を止めること」はできないでしょ。
でも、「これは問題だ」と認識できれば、答えを探せるわけです。
すると、「室内干しでいいや」とか、「扇風機も回してみよう」とか、「晴れるまでは少量だけ洗って、室内干しにしよう」とか、ちょっとのクリエイティビティーで解決できるものなんですよ。
言われてみれば、すっごい「簡単な問題」ですよね。
ピクニックを予定していたのに、雨が降った。
「雨そのもの」は、どうしようもないですよね。
でも、そこで条件反射的に不平不満や愚痴、泣き言を言わずに、「問題だ」と捉えると。
すると、「何か楽しめる室内オリエンテーションを用意しよう」と考えることもできると。
簡単な問題でしょ。
「解決しうる問題」と認識できて、初めてクリエイティビティーが発揮できるわけですね。
不平不満、愚痴、泣き言を言わなければ、クリエイティビティーが発揮される
だから、まずは不平不満、愚痴、泣き言を言わないことです。
これらは、クリエイティビティーを殺す、「アイデアキラー」だと思えばいいでしょう。
これらを言えば言うほど、クリエイティビティーは失われるんだと。
明らかに上司が悪くても、ぐっとこらえると。
天気が悪くても、こらえます。
そして「解決しうる問題だ」と捉えることですね。
すると、私たちの中にあるクリエイティビティーが目覚め始めます。
クリエイティビティーがある人は、不平不満を言いませんよね。
それは、「問題を解決できるから不平不満を言う必要がない」んじゃないんですよ。
「不平不満を言わないから、問題を解決できるようになる」わけです。
それをわきまえている、ということですね。
実際に私は大学生時代にこの「不平不満口泣き言を禁じる」というのを実行し始めて、そこからですね、私のクリエイティビティーが発揮でき始めたのは。
これは実際に、とてつもない効果があります。
私自身が実体験済みですので、この効果はばっちり保証します。
「小さな問題から解決する」と、クリエイティビティーが鍛えられる
この「問題だと捉える」ことができたら、次のステップが、「小さい問題から解決していく」ことですね。
いきなり「自分が今嫌いな仕事をしている。そこで大好きなことをして今よりも豊かになる方法を作り出そう」と思っても、なかなか見つからないでしょ。
そして、問題が大きすぎるから、答えも見つからなくて、自信も失ってしまうと。
これは筋肉と同じだと思うんですよ。
最初は弱いけど、鍛えれば鍛えるほど、次第に大きな力を発揮できるようになると。
最初は腕立て伏せを5回もできなかったのに、鍛えれば100回とかできるようになるものなんですよ。
なので、最初は小さなものから解決して、トレーニングしていくといいでしょう。
「この程度のクリエイティビティーもなかったのか!」と衝撃を感じると、人は変われる
今、周囲を見渡して、どんな問題があるでしょうか。
それを探して、簡単なものから難しそうなものまで、分類してみるといいでしょう。
簡単なものだと、「トイレの掃除をしなきゃ」とか「ゴミを出さなきゃ」、「廊下の電球が切れてる」、「リモコンの電池が切れてる」みたいなことがあるかと思います。
少し難しくなると、「新しい○○が欲しい」、「どこどこに旅行に行きたい」、「だけどそれだけのお金がない」みたいなことがあるかもしれません。
難易度が高いものとしては、「好きなことで生きていく」とか「最高のパートナーを見つける」とかあるかもしれません。
それで、まずは簡単なものに取りかかって、できるだけ早く解決することですね。
トイレ掃除とか、ゴミ出しとか、電球や電池交換とか、超簡単な問題でしょ。
それをすぐにでも解決できないというのは、それだけ「自分にはクリエイティビティーがない」ということなんですから。
これを、衝撃と共に受け取って欲しいんですよ。
「電池交換できていない」というのは、「その程度のクリエイティビティーもなかったのか」と。
だって、電池とか、ダイソーでもコンビニでも売ってますよね。
そして、その前を通りかかることなんて、いくらでもありますよね。
どんなに時間がなくとも、ちょっとした時間捻出と工夫で、いくらでも実現可能なわけです。
それらをスケジューリングしたり、予定に組み込む能力、すなわちクリエイティビティーが必要なわけで。
もしそんな簡単なものができていなければ、「それだけクリエイティビティーの筋力が弱っていたんだ」と気がつくことですよね。
そして、この「小さなことができていなかった衝撃」が大きければ大きいほど、実は変われるんですよ。
問題を解決してゆければ、「根拠のない自信」が生まれる
というのも、ショック療法で「このままだと、やばいぞ!」と気がつけるからですね。
だったら、その程度の問題なんて、実は取り組んでみれば一瞬なんですよね。
そうしていろんな小さな問題を解決していくと、次第に雨が降っても、嫌な上司に付き合わざるを得なくなっても、嫌いな仕事をしていたとしても、何となく「自分には解決できそう」って自信がついてくるんですよ。
だったら、「やればできそう」と、根拠のない自信が生まれるわけです。
この「根拠のない自信」が大切で、これがあれば挑戦もできるし、試行錯誤もできるんですよね。
ただ、これは「盲信」とは違うことに注意しましょう。
ちゃんと小さなことからやっていれば、盲信することはなくなります。
逆に、小さなことをしない人ほど、盲信してしまい、実績もないのにいきなり会社をやめちゃったりとか、いきなり借金してビジネスを始めたりとかしてしまうんですよね。
自信は小さなところから生まれるもので、自信がある人は、無茶なことはしませんからね。
ちゃんと小さなところでテストをして、実績を作って、行動しますからね。
そして、あるときを境に、ぐっとクリエイティビティーは花開くものなんですよ。
ほら、「トイレの掃除をすると運がよくなる」とか、「未処理リストを片付けると、運がよくなる」って言いますよね。
それは、小さな問題を解決することで、クリエイティビティーが発揮されるようになる……ってことでもあるんですよ。
まとめ
ということで、自分の人生の幸福度を上げるためには、「自分の人生のコントロール度」を高めることが大切なわけです。
そのために、「問題解決能力」を伸ばす方法があります。
そのためにも、不平不満、愚痴、泣き言はやめるといいでしょう。
そして、小さなところから問題に取り組んでみましょう。
すると、クリエイティビティーが目覚めて、問題を次々と解決できるようになります。
次第に「自分は問題を解決できる」と自信がついて、「こうしたい」、「ああしたい」という内容を次々と実現できるようになるものです。
そうして本格的にクリエイティビティーが動き始めれば、「大好きなことをして今よりも豊かになる方法を作り出す」という比較的大きな問題も、道筋が見えてくるものです。
ちなみに私は、「小さな問題」はもうぱっと見でも思いつかないですね。
中ぐらいの問題も思いつかないぐらいで。
起こったらすぐに解決しちゃいますので。
大きな問題としては、「旅行しながら制作したいな」とか、その辺はありますが。
ということで、今日はそんな「問題解決能力」についてお話してみました。
さあ、どんどんクリエイティビティーを発揮して、問題を解決してみましょうかね。
今日のお話はここまで!