挑戦には、失敗はつきもの。
だから、失敗を恐れて挑戦するのが怖くなる。
そういう場合、「プランB」(ダメだった時の次の手)を用意できていると、ぐっと挑戦しやすくなる。
そもそも、「これを実現できなきゃ、未来はない」と思うから、怖くなり、行動できなくなり、現状維持を選択してしまうのだ。
実際のところは、第一志望に落ちたとしても、好きな人に告白してフラれたとしても、挑戦に失敗したとしても、現状より大幅に悪くなることはほとんどない。
それに、「次の手」がある人は、最初がダメでも、少し落ち込めば、すぐに次の手に着手できるものだ。
私たちの目的は、「毎日に幸せな時間をできるだけ増やすこと」だ。
プロになることや、独立すること、好きな人と結ばれること、挑戦することは、その手段でしかない。
すると、「プランB」や「次の手」は、いくらでも思いつくもの。
そして、「プロになること」ではなく、「幸せな時間を増やすこと」を目的として考えると、挑戦そのものは、失敗したとしてもメリットはあるものなんだ。
例えば、「ダメだと分かった」だけでも、安心して「失敗する不安が減り、幸せな時間が増える」なんて場合もある。
これをしっかりとわきまえていれば、落ち込む時間も少なくて済む。
また、不安は、飛び込めば消える性質がある。
「行動を起こし続けている」ことそのものが、「安らぎ」に身を置くことにもなるのだ。
私たちが幸せを味わう方法というのは、思っているよりも多くあるものなんだ。
「これを叶えなきゃ、未来はない」なんてことはない。
智恵を働かせよう。
可能性を見つけよう。
その「プランB」を用意できているそのこと自体が、元気に、どんどんと行動を起こし、挑戦してゆけるようになる大切な要素なんだ。