今日は、タイトルそのものなお話です(笑
「プロになったら嫌いなことも、我慢してしなきゃいけない」という矛盾
よく、「プロになったら嫌いなことも、我慢してしなきゃいけない」とか言いますよね。
他にも、「それが苦しみを生んで、好きなことが嫌いになっちゃうから、好きなことを仕事にしちゃいけない」なーんて言う人もいるわけです。
まぁプロの定義にもよるでしょうが、少なくともクリエイターで言うと、これは当てはまりませんよね。
そもそも、クリエイターって、クリエイティブになるのが仕事なわけです。
でも、「我慢しなさい」とか「だから好きなことを仕事にしてはいけない」って、それ自体が全然クリエイティブではありませんよね(笑
超後ろ向きで、ネガティブで、その人の創造性を破壊して、アンチクリエイティブな助言なわけです。
その面白くないことを、クリエイティビティーを発揮して面白くするのが、クリエイターなんですから。
だから、そういう助言をする人は、いくらその分野では地位や名誉を持っていたとしても、「人生」とか「生き方」においては全然クリエイティブではない、ということですね。
本当にクリエイティブになろうとすれば、「目の前のことを、どうやって楽しもうか」ということに意識を向けます。
常に「どうやって、どうやって」と思考していれば、我慢もしていませんし、苦しくもないんですよ。
むしろ、楽しくなるぐらいで。
でも、「我慢しろ」とか言うと、その時点で全て終わりですよね。
だから、しんどくなったり、苦しくなるんですよ。
「しんどくても、楽しい」という状態
実際は、「作ること」ってしんどいことだらけなんですよ。
ゲーム制作でも、最初から最後までもうしんどいだけ、みたいな感じですからね(笑
ただ、作っている最中は、あれだけ「しんどい」とか「もう完成させたい」とかひーひー言っていたのが、作り終わったとたん、「次はこれ作ろうかな♪」とか言うものなんですよ(笑
「あんた、しんどいとか言いながら、実はすっごい楽しんでるやん!」みたいな感じですよね(笑
同人でやってる人って、ほぼそういうタイプでしょ(笑
しんどいとか言いながらも、実は心の底から作ることを愛しているわけです。
だから、私は同人をやっている人とか、売れても売れなくても作り続けている人が好きなんですよね。
彼らはまさに「クリエイター」だからですね。
お金を得て、楽しくやっている人ならいいんですよ。
でも、「お金のためだけ」の人は、いわば「自分の生き方」よりも「お金」を重視しているってことですよね。
だいたい、現代日本では餓死することなんてないので、生き方なんてその人次第なわけですから。
「甘えるな。我慢してやりなさい」とかいう人には、「『我慢してやれ』などと甘えるな。もっと自分に対して厳しくして、好きなことでお金も手に入る、そんなもっと難しい道に挑みなさい」って言いたくなるでしょ(笑
まとめ
だから、我慢する必要もなければ、苦しむ必要もないわけです。
一番楽しい道を選べばいいんですよ。
だって、それが一番厳しい道なんですから。
一番厳しい道が、一番楽しくて、一番やりがいがあって、一番覚悟が決まって、一番愚痴を言わずに済んで、一番人生に責任を持てて、一番生きている実感があって、一番お金も手に入る道だということです。
生き方にもクリエイティビティーを発揮しましょうよ、ということですね。
それが分かると、自分なりの道を進めるようになるんじゃないかと思います。
ということで、今日はクリエイティビティーについてお話ししてみました。
今日はここまで~。