最初に業務連絡~。

新作本は、明日か明後日にリリース告知します。

今日の朝にAmazonに登録したら、夕方ぐらいまでには出版完了してるかな~と思ってたんですが、余裕で深夜ぐらいまでかかりそうな勢いでした(笑

今回は、発売記念キャンペーンで、最初の数日間は割引セールをやろうと思ってます

ただ、割引セールの設定は、出版完了後でないとできないんですよ。

なので、今日の深夜ぐらいには、Amazonで検索すれば買えるようになってるとは思いますが、安く買いたい場合は、18日(木)の夕方(17時以降)ぐらいまで待って、割引を確認してどうぞ

(割引というよりも、期間限定の無料配布キャンペーンになるかも)

ということで、よろしくお願いします~。

 

制約をつけて、感動を作り出す手法

さて、今日は一本ほど、動画を紹介しましょうか。

むっさい黒人のオッサンが出てますが、これがすごいんですよ。

このオッサン、アコースティックギターっぽい楽器を持ってるんですが、 その弦が一本しかないんですよ。

でも、その一本だけで、ものすっごい雰囲気のある歌を歌っているわけです。

そしてこの動画というか、この歌手は、YouTubeで人気なわけで。

 

人が「すごい!」っていうのは、何も最先端だけではないんですよね。

最先端技術は、もう追い越し追い抜かれて、っていう世界じゃないですか。

大金をつぎ込んで、最高のシンセを買ったり、一流のスタッフを揃えて、よい機材を調達してやると、いいレベルのものができると思いますよね。

でも、その逆で、すっごい原始的な方を突き詰めるというアプローチもあるんですよね。

誰もしなかったような制約をつけて、それを見事にこなす、みたいな。

 

ハンディキャップを克服する姿は、人に可能性を見せる

これは、オリンピックと身体障害者競技の関係にも似てるかもしれません。

オリンピックは、極限の「優れた人」の世界ですよね。

でも、身障者競技は、競争そのものよりも、「ハンディキャップを乗り越える」っていう感動がありますよね。

両足を失った人が、真剣な表情で走っているのは、格好いいものですよね。

そして、両手がなかったり、両足がなかったりと、ハンディキャップを克服しようとして、立ち向かっている人の姿って、格好いいじゃないですか。

同時に、そんな人が楽しそうに走っていたり、「散歩って気持ちいい」とか言っていると、私たちは今恵まれている価値とか豊かさに気づけますよね。

 

それと同じで、何も最先端を極めるだけが、「すごい」じゃないんですよね。

確かに、最先端を更新すれば、新しい可能性が見えますよね。

でも逆に、ハンディキャップをわざと背負って、そしてそれを乗り越えて、楽しそうにする……っていうアプローチもあるんですよ。

上の動画のオッサン、一本弦のギターと、自分の声だけという、すっごいハンディキャップを負いながらも、見事に乗り越えてますよね。

そういう時にも、人は新しい可能性を見て、「すごい!」と感動できるわけです。

あのオッサンは、本当はギターを弾けなくて、一本弦でしか弾ける程度の力しかなかったとしても、それが長所になるんですよね。

 

まとめ

そんな風に、「わざと贅沢を削って、自分の得意分野にのみ特化する」っていうのも、一つのスタイルかなと思います。

その場合、より原始的な、アナログ的で、シンプルなものに立ち返る必要があるでしょう。

原始的なアナログのものを、YouTubeみたいな最先端のデジタルを使って広める、みたいな。

そういう組み合わせ的な考え方ですかね。

 

物語だってそうですよね。

主人公は、とてつもない制約条件の中で苦しみながらも、智恵や勇気で障害を乗り越えていきますよね。

「制約を組み込む」というのは、言い換えると、「物語を組み込む」とも言えるかもしれません。

 

ま、今日はそんな、お金をかけずに「すごい!」を作るアプローチについて、語ってみました。

今日はここまで~。

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