今日は未来、というか時代の流れについてお話ししてみましょうか。

これからはいろんな働き方ができつつある時代で、自分らしい働き方を作れる時代ですよ、というお話です。

 

新しい働き方が、どんどんできる時代

面白い記事を見つけたので、最初にご紹介しましょう。

「会社辞めました」、動画で暮らす人気ユーチューバーの実態

これは、英会話の動画をYouTubeで動画を公開していて稼いでいる人のお話なんですが、広告で収入を得られるようになった、という内容です。

まぁこういうことで稼いでいる人は一部のみとはいえ、「こういう働き方もあるのか!」みたいな驚きもありますよね。

 

で、この人のインタビューでいい内容があったので、ご紹介。

「収入は4分の1に減ってしまいましたが、将来への不安は全くありませんでした」

吉田さんは胸を張ってこう振り返る。

「時間がもったいない。やりたいことに挑戦しないことの方がよっぽど不安だったから」

 

「やりたいことに挑戦しないことの方が、よっぽど不安だったから」っていうのは、お金よりも人生を求めているからこそ、言えることですよね。

元は外資コンサルという経歴の人なので、元々の収入額はそれなりにあったでしょうが、それでも収入が1/4になっても「喜んで!」というのが、「好きなことをして生きる人の世界」なんですよね。

最低限生きられるだけのお金があれば、後は喜びの毎日なんですから。

そして、収入は1/4でずっと続くのではなく、工夫次第でどんどん上げられるわけです。

これでモチベーションが上がらないはずがありませんよね。

だから、やりたいことをして生きている人は、すっごい情熱的に生きられて、私みたいに本を年間14冊とか書きまくれるわけです(笑

 

「自分の稼ぎ方」を構築する時代

で、多くの人が「こういうことができるのは、一部分の人たちだけだよ」と思うものなんですよ。

それは、ビジネスモデルで考えるクセができているからですね。

そりゃそうで、「YouTubeで稼げる人」なんて枠組みで限ると、そりゃごく少数です。

ただ、そういう人たちが気づいていないのが、「YouTubeで稼げる人」だけでなく、「Amazonのアフィリエイトで稼げる人」とか、「Amazonの電子書籍で稼げる人」、「Yahoo!のオークションで稼げる人」、「楽天の○○で稼げる人」、「○○社の○○で稼げる人」、「同人ゲームで稼げる人」、「○○制作で稼げる人」……みたいに、「○○で稼げる人」という種類が、膨大にできている、ということです。

つまり、一人一人が違う場所で、自分独自の稼ぎ方を構築している、ということです。

言い換えると、「既存のビジネスモデルに乗っかる」のではなくて、「その人にしかできない働き方」が鍵となっているわけですね。

 

今までは、「既存のビジネスモデルをどれだけ効率的に行うか」で競争する時代でした。

ですが、そんな時代も既に終わりつつあるんですよ。

「大好きなことでお金を稼いで、独立をする方法」でも触れましたが、その人なりの「好き」を追い求めていたら、その人にしかできないビジネスモデルができているわけです。

だから、これからの時代は、「こういうことができるのは、一部分の人たちだけ」、「こういう稼ぎ方ができるのは、私だけ」という働き方に、みんなが自然とそうなってゆくと。

だから、他の人の真似が極めて難しくなりますし、真似ても成功できないと。

同時に、一度自分独自のビジネスを作れば、真似されることもなく、真似されても大きな影響はないと。

自分の強みを最大限に発揮すると、必然的にオンリーワンになり、ビジネスモデルも真似できないものになってゆく、ということですね。

 

これからは、どんどん変化してゆく時代

記事ではもう一人、料理動画をYouTubeで公開している人も紹介していますが、その人の言葉で印象的なこともあったので、こちらもご紹介。

「正直今後に不安がないワケではない」

「それはユーチューバーだから、というわけではない。どんな仕事に就いていても、誰もが将来に不安を抱えている」

 

これもそうですよね。

未来に対する不安ってのは、やっぱりあるものなんですよ。

 

デューク大学のキャシー・デビッドソン教授が言ったことで、「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今存在していない職業につくだろう」という言葉があります。

実際に今、それぐらいの勢いで世の中が変化しているんですよ。

「人の一生」よりも、「会社の一生」や「業種の一生」の方が短くなる時代なわけです。

「レンタルビデオ屋」なんて業種は私たちが幼い頃にありましたが、既に滅びかけてるでしょ。

あれだけあった「呉服屋」なんて、もう滅多に見ないほどで。

日本の60~70歳ぐらいの人なんて、幼い頃にはカラーテレビもなくて、テレビなどのリモコンもなければ、携帯電話も、インターネットもなかったんですよ。

60~70歳の世代でそれぐらいの変化があるんですから、インターネットが出てきたこれからは、私たちの一生の中では、さらに大きな変化がありそうって、予感できますよね。

 

そして、この勢いは、もっと加速していきます。

すると、もう10年後、20年後には、自分の属する業種がどんどん変わって当たり前な時代に入ってくるんですよね。

なら、どういう人が生き残るのかというと、現状維持ではなくて、どんどん変化してゆける人なんですよ。

つまり、現状からどんどん出られる人だと。

 

で、これからの時代は、今まで会社がやっていたようなことを、個人が担うようになるんですよ。

上記の動画制作者が作る動画だって、今までは放送会社とか、番組の制作会社が作るようなものでしたよね。

でも、今では個人がPC一台とカメラ、編集ソフトを使って、実現できるようになったと。

実際、先の記事にある英会話動画チャンネルとか見たら分かりますが、ほぼオール自撮りなのに、もうすごいクオリティでしょ。

すると、これからは「こんなのを個人でやってるの!?」とか、「そんな働き方があるの!?」みたいな業種を、自分(もしくは小規模チーム)で作れる人が強みを持つわけです。

すなわち、新しい価値観を作り出す、そういう人がパイオニアになり、未来を作るんだと。

 

まとめ

そんな風に、これからは誰もが「現状維持から追い出される時代」になってきたんじゃないかと思います。

好む好まざるにかかわらず、現状から出ないといけなくなると。

現状から出るってことは、「新たな価値観を持つ」ってことですからね。

そんな風に、自分も変化せざるを得ない、というか「進化」してゆくことが求められる時代かなと思います。

 

どんどん楽しいことをしていきましょうと。

それが、未来につながるかなと思ったりもします。

 

ってことで、「これからはいろんな働き方ができつつある時代で、自分らしい働き方を作れる時代」というお話をしてみました。

今日のお話はここまで~。

この記事をシェア:
Share