ついに、新作本が一通り執筆完了したどーっ!(*>д<)
現時点で、原稿用紙630枚ぐらいになってます。
これを1ヶ月ちょいで書き上げた自分を褒めてあげたい。
いや~、久しぶりに怒濤のごとく書きました(笑
これからチェックに入ります。
ただ、修正する場所が多そうなので、チェックに時間がかかりそうな予感も。
詳細はもう少ししたら公開します。
ってことで、今日のお話です。
今日は、「アイデアの在庫処分」という考え方について、お話ししてみましょうか。
在庫は多ければ多いほどいい、ってもんじゃない
「在庫」ってありますよね。
私たちの普段の生活でも、例えば「冷蔵庫の中に何が残っている」とか、「すぐに着られる服とか下着があと何着ある」とか、ありますよね。
私たちは、そういう「すぐに使えるもの」を手元にいくらか置いておくことで、それを使って生活するものです。
で、在庫って多ければ多いほど、豊かであるかのように思えますよね。
食べ物でも服でも、多くあればあるほど裕福、みたいな印象があるじゃないですか。
でも、在庫って、だいたいどんなものでも「賞味期限」があるんですよ。
食べ物だってそうですし、服でもそうで、十年もすれば、着られなくなったり、自分の年齢に合わなくなったり、流行から外れたりしますよね。
お店で働いている人なら、この在庫の感覚ってよく分かると思うんですが。
すると、「無駄な在庫を持つ」っていうのは、逆に大変なことになるわけです。
食べきれない食べ物を冷蔵庫に入れていたら、後でひどい目に合うでしょ(笑
服だって無駄になったら、それがクローゼットを占拠してしまって、着たい服をかけられなくなったり、着たい服を置く場所がなくなったりすると。
アイデアにも「賞味期限」がある
それと同じで、アイデアにも賞味期限があるんですよ。
すなわち、アイデアって、在庫と同じなんだと。
アイデアは多く持っていればいるほど豊かだと感じますよね。
でも、使わないアイデアは、持っているだけで腐っていくものですし、邪魔になるだけなんですよ。
すなわち、「使わないアイデアが、使えるアイデアの置き場所や使う場所を阻害する」というわけです。
在庫って、実は適度にあればいいんですよ。
むしろ、在庫は少なくして、仕入れの効率と回転率を上げる方が能力が高いと言えるでしょう。
私はあるときを境に、アイデアの在庫を持たないようにしたんですよ。
アイデアはもったいぶらずに、全部出してしまおうと。
そして、自分が抱えている技術とかノウハウを、全て教材として出すようになりました。
すると、私の中にはアイデアがなくなって、だいたい今でもいつも「からっぽ」の状態なんですよ(笑
いつも、アイデアがさっぱりないわけです。
ブログなら明日書く内容が決まってない状態になってますし、本だって、今書いているものを書き上げたら、次は何にするのか、決まってないことがほとんどで。
でも、実際ではブログとか本とか、どんどん書けてますよね。
それはどういうことかというと、「アイデアの仕入れ先」があって、うまく機能している、ということです。
その「アイデアの仕入れ先」ってのが、発想力ですね。
その、いわゆるサプライチェーン(供給・消費のつながり)を上手く機能させること、それこそが有能であることだと感じるようになりました。
簡単に言うと、「アイデアをたくさん持っていることが優れている」のではなくて、「必要に応じて、使えるアイデアをすぐに思いつけることが優れている」と思うようになった、ってことです。
在庫の量なんて、さして気にすることではないなと。
だから、「アイデアがない」という状態は、私はあんまり気にしなくなりました。
食べ物でも、近くにスーパーがあれば、あんまり多くの食材を抱える必要はありませんよね。
むしろ、在庫は少ない方が、身軽になれて活動的になれて、家の中が広くなって、自分の持てるスペースやポテンシャルを出し尽くせるわけです。
そういう生活をしていると、「不良在庫」って、邪魔でしかなくなるものなんですよね。
まとめ
そのために、「アイデアの在庫処分をする」ということをしてみるといいでしょう。
一度、アイデアを全て手放して、在庫を空っぽにしてみることですね。
人に教えるのもいいでしょうし、安売りするのでもいいでしょう。
すると、新しいものをどんどん入れられるようになるので、がらりと変えることができるんですよ。
これは本当に爽快で、在庫がない身軽さを経験すると、すっごい気楽になれますから。
「あ、自分は何だってできるな」って分かりますもん。
新しいことを、どんどん吸収して、どんどん挑戦できるようになります。
そんな心の余裕を手に入れることができるんですよ。
そして、今手元にある一番新鮮で使えるアイデアを、大いに工夫して使うことができるようになります。
時代が過ぎて、使えなくなったアイデアを出しても無駄ですしね。
アイデアは、価値が高いときに出してこそ、喜ばれるものです。
「出し尽くすと、アイデアの無一文になっちゃいそう」、「自分の優位性がなくなりそう」とか思うかもしれませんが、今のアイデアを後生大事にするのではなくて、仕入れ先からのつながりを考えるといいでしょう。
すなわち、発想力の方に力を入れると。
すると、「アイデアのストックなんて全くないのに、なぜかどんどんアイデアが出てくる」という状態になれます。
いや、まあ、私も時々、ブログで書くことがなくなって苦しむことはありますが(笑
それでも、不良在庫は処分しておく方が、楽になれるかと思います。
そういう考え方もありますよ、ということですね。
ってことで、今日は「アイデアの在庫処分」についてお話ししてみました。
今日はここまで~。