今日は、ファン作りについてお話ししてみましょうか。
「間違ってもいいから語ってみると、共感してくれる人が出てくる」というお話です。
結構多くの人が、間違ったことを言っているもの
最近になって、私はようやく少しずつ心のメカニズムとか、いろんな構造を見抜けるようになってきたんですよ。
で、物事の奥にある原理を少しでも見抜けるようになると、気づくことがあったんですよ。
それが、「本のベストセラー作家でも、結構多くの人が、いいかげんなことを言ってるんだな」ってことです(笑
昔は本を読んでいて、「この人たち、すごい知識を持ってるなー。すごいなー」って思ってたんですよ。
でも最近になって、本を出していた人たちも、結構間違ったことを書いていたことが見抜けるようになったわけです(笑
すなわち、彼らは絶対の自信や確証を持って言っていたわけではなくて、「よくは分からないけれども、私はこう思う」というノリで書いていたわけですね。
実生活で「確証」などほとんどない
実際のところ、人生の生き方とか、ビジネスとかで、「絶対の確証」なんてものはありませんよね。
物理学とか工学とか数学とか、数値で表せることなら、証拠や確証はできるでしょう。
でも、生き方で確証を求めたら何もできませんし、自分の一事例だけで人生が終わっちゃいますよね(笑
しかも、自分の人生の結果が出たときには、やり直しがきかないわけで。
「こうすれば失敗するのかー。あはは、俺の人生、失敗したわー」では遅いわけです(笑
ビジネスの場合でも同じで、倒産してからでは遅いわけです。
となると、実は実生活におけるほとんどのことでは、「確証なしで動く」ものなんですよね。
正しいことや正解なんて分からないわけで、そんな確証を得ようとしても、それだけで人生が終わっちゃうわけで。
それなら、間違ってもいいので、どんどん語ってみるといいと思うんですよ。
すると、共感してくれる人が出てくるものなんですよね。
「正しいから」ではなく、「共感できるから」ファンになる
ファンになる人っていうのは、「正しいからファンになる」のではないと思います。
正しいからではなくて、「共感できるから」ファンになるかなと思います。
共感できさえすればいいので、別に間違っていてもいいんですよ。
私もよく、このブログ記事では、「これこれこういうことがあったんですよ。こういうことって、ありますよね~」みたいなことを言うことがありますよね。
他にも、「こうしてたら、こういう出来事があって、私はこう思ったんですよ。というのも~」みたいな言い回しも多いかなと。
これが、共感を作る言い回しですよね。
実際に、「これが正しい、これが間違っている!」なーんて断言している人がいても、共感することがなかったら、ファンになることはありませんよね。
それどころか、自分からはあんまり近づきたくないようなイメージですよね、そういう人って。
でも逆に、「こういう状況だったんですよ。そういう時って、こうしちゃいますよね~」みたいな人って、その対処法が間違っていたとしても、親近感がわくものですよね。
「あるある、やっちゃうやっちゃう」、みたいな。
でもそこで、「こういう時に、こうしたら効果があったんですよ」みたいなことを言われると、「おおー、そうなのかー」とか思いますよね。
そしてそれが自分にとって興味がある分野なら、「もっと知りたい」と感じて、ファンになると。
まとめ
だから、ファン作りには「正しさ」とか必要ないかと思います。
テキトーなことを言ってもいいんですよ(笑
ただし、「共感できること」が大切なんじゃないかな、と思います。
すると、自分の語る内容がどんなものであれ、相手は聞いてくれて、受け入れてくれるようになるかと思います。
そういう「共感」を意識してみるのも、いいかもしれません。
ということで、今日は共感とファン作りについてお話してみました。
今日はここまで~。