今日は、未来に対する精神的なお話をしてみましょうか。

「遠い未来を悩んでもしょうがない」、というお話です。

 

堀江貴文氏のメッセージ

ちょっとした記事を見つけたので、ご紹介。

話題沸騰中のホリエモンこと堀江貴文氏が近畿大学の卒業生に贈ったメッセージの全文(NAVERまとめ)

内容をざっくり言うと、「未来はどんどん変わってゆく」、「今から遠い未来を考えても、しょうがない」、「今をしっかり生きなさい」という感じでしょうか。

 

堀江氏はまさにジェットコースターみたいな人生を送ってますが、その気持ちは分かるんですよね。

私自身、今まで何度も生き急いだことがありましたし、もし私が一つの方法論で大成功していたら、きっと私も過去の堀江氏のように増長していたかと思います。

で、彼が失敗した時の、「ちょっと生き急いだかな」という言葉が忘れられないんですよ。

彼が代わりに失敗してくれたおかげで、私は生き急がなくなった、ということもあったり。

私は彼と少し似たような性格があるからこそ、むしろ反面側での深い学びを得ていたりします。

 

で、今回の彼の話している内容も、まさに私が感じているような感覚と同じものですね。

「会社に入りさえすれば、後は安泰」なんて時代は終わって、これから大変化が起きてゆくと。

今の時代の常識は、もはや10年後、20年後には通用しないと。

 

10年後、20年後の人々は、今の人々とは全く違う

10年後、20年後に人はどうなっているのかというと、おそらく「スマホ」なんてものは誰も持ってないかもしれません。

コンタクトにディスプレイを埋め込んでいるかもしれませんし、眼球の角膜に交換可能な高解像度ディスプレイを埋め込んで、体温でエネルギーを得て半永久的に動く、みたいなことになってるかもしれません。

目の上に「第三の目」、すなわちカメラを埋め込んで、その第三の目が人の顔を見ただけで認識して情報検索をして、相手の個人情報を得ることでしょう。

頭の後ろにも小型カメラを埋め込んで、文字通り「後ろにも目がある」になるかもしれません。

頬に骨伝導型イヤホンと、歯の中にマイクを埋め込むことで、遠くにいながらでもハンズフリーで、まさに「テレパシー」をしているように、リアルに会話できるかもしれません。

 

すると、人は今とは全く違う感覚器官を持っていることになって、今まで言っていたような「超能力」が、当たり前のようにできることでしょう。

テレパシーにしろ、透視にしろ、千里眼にしろ、かなりのことができるようになると。

現時点でも、スマホでストリートビューを見たり、定点ライブカメラを見るのは、一世代前の人が感じる「千里眼」と同じですからね。

すると、今の人間よりも、20年後の人間は、はるかに進化した、そして「超能力を持つ人間」であふれかえるわけです。

50年後にもなると、予想もつかないと。

 

そんな「超能力を持つ人間」の価値観というのは、今とは全然違うと予想できますよね。

また、そんな「超能力を持つ人間」と、「持たない人間」が戦い始めると、どうなるのか。

言うまでもなく、強き者が弱き者を制してゆくようになるでしょう。

人も、社会も、どんどん変わってゆく、ということです。

 

もはや、世界とつながらざるを得ない

その中で、日本という国は、これからどんどん衰退してゆくことでしょう。

私の学生時代では、タイの物価は日本の1/10とかいうぐらいだったんですよ。

それが、堀江氏曰く、既に1/2まで迫ってきていると。

実際に、これからは東南アジアとアフリカが上がってゆくことでしょう。

一方で日本は「変化を嫌う」という性質があるので、どんどん衰退してゆくかと思います。

 

ある意味、海外というのは、それだけチャンスがある場所なんですよね。

というよりも、もはや海外とはつながらざるを得ないでしょう。

自分を取り巻く周囲も、変わってゆくということです。

これからは、クリエイターですら、海外を視野に入れないといけないと。

 

私はインディーズゲームを作りましたが、アメリカ産のゲームエンジンを使って、英語のドキュメントを読んで作って、海外に売ってますしね。

本だって、アメリカ製の電子書籍エディタを使って仕上げてますし、そもそもAmazonはアメリカ企業ですし、日本のAmazonでリリースしたものは、世界同時にリリースできるわけです。

だったら、英語の本を作れば、全世界の人に読んでもらえると。

逆に、日本にいながら、全世界の最先端知識にもアクセスできるわけです。

 

その上、世の中では既に、高精度の翻訳ができるようになってきています。

すると、西洋系の言語は、極めて高精度で翻訳ができるので、言語の違いは関係なくなってくるわけです。

ただ、日本語は特殊な構造なので、精度の高い翻訳は、相当遅れることかと思います。

 

日本で鎖国状態で生きていると、気がついたら黒船がやってきた、みたいなことになるんですよね。

私たちみたいな、個人のクリエイターだったとしても、それは同じです。

世界はどんどんつながり始めたと。

もはや、世界とつながらざるを得ないわけですね。

 

まとめ

そういう変化の時代には、「みんながこうだから」で動いていると、取り残されることになるわけです。

現状維持をする人ほど落ちてゆき、新たな場へ出て行く人ほど上がってゆく、ということですね。

 

そんな「新たな場」では、未来なんか予想できないんですよ。

未来をしっかり見据えると、今をしっかりと生きられるようになる、ということです。

そして、自分の道は、自分で作り出すと。

 

変化の時代は、そういう生き方が有利になっていくでしょう。

まあ、クリエイター気質の人は、全体的に単独行動ができるタイプなので、それほど恐れる必要はないかと思います。

私たちにとって、これからは上昇してゆく時代になる、ということですね。

だから安心して、未来にワクワクするといいかなと思います。

 

もっと上昇したい場合、海外もしっかりと視野に入れるといいでしょう。

 

ということで、今日は「遠い未来を悩んでもしょうがない」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

この記事をシェア:
Share