今日は、「どうすれば、楽しめてはまれるものを見つけられるのか」という内容でお話でもしてみましょうか。

「自分も何かをやりたいけど、何をやればいいのか分からない」
「好きなことをしたいけど、何が好きなのか分からない」
「私もゲーム制作とか小説作りみたいなクリエイティブなことをしたいけど、何から始めたらいいのか分からない」

こういう人って、このページを見ている方にもいるんじゃないかな、と思います。
そんな場合、どういう考え方で見つければいいのか、その一つの考え方を紹介してみようかと。

 

「立派なサークル活動」よりも、「しょーもないサークル活動」の方が、楽しめる

「何かをしたい」っていうのは、言うなれば「サークル活動」みたいなものですよね。
自分発で、何か楽しめるサークル活動みたいなものを始めましょう、という目的なわけで。

そんな場合、「立派なサークルではない」方が、楽しめるものなんですよね。
「ゲーム制作サークル」とか、「小説サークル」とかは、ちょっと立派ですよね。
そういうのは、疲れやすいわけです。

逆に、しょーもないサークルの方が、楽しめるし長続きもするんですよ。

作家の中谷彰宏さんのアイデアを借りると、例えば「カレー部」とか、面白そうですよね。
まさに、目的は「カレーを楽しむ」ためのサークルです(笑
町にあるカレー屋を極めるとか、たまに自分でもカレーを作って楽しむという、そういう目的で活動すると、面白そうですよね。

他にも、「古地図部」で、古い地図を集めるとか。
「スーツマラソン部」で、通勤時にスーツでマラソンをする部とか。

真面目なことって、楽しくないものですよね。
でも、しょーもないことほど、極めるのは面白そうでしょ(笑
実際、どうでもいいことほど、面白いんですよ。

 

私がはまっているサークル活動

私が最近はまっているものでは、「ヨーグルト&ジャム部」みたいな活動をやってます。
これは、朝食にヨーグルトを食べるんですが、ジャムを入れて食べると美味しいので、いろんなジャムを試してみよう……というだけのものです。
部員は私一人だけで(笑

これが美味しくて、楽しいんですよ。

他にも、「250円ピザのトッピング部」もやってます。
これは、250円の安いピザを買ってきて、いろんなトッピングをして焼いて食べるという、それだけの部活動で(笑
これも、部員は私一人だけで、私が部長です(笑

これもやりがいがあって、楽しくて。
「いかにお金をかけずに、美味しくするか」の工夫が、やりがいあるんですよね。

こういう、「かっこつけない場所」にこそ、「楽しい」があるんですよ。
逆を言うと、かっこつけようとしない活動をするなら、楽しくなきゃやってられないでしょ。

だから、楽しめるわけです。
「この趣味、アホやわ」、「この部活動、自慢できないよな~」っていう内容を極めるのが、楽しいわけですね。

そして、お客さんが来た時に、そのピザを出して食べてもらって「美味しい! えっ!? これ、元は250円のピザなのっ!? 信じられないっ!」とか言われると、そりゃもうモチベーションうなぎ登りですから(笑

 

地味を極めると、「すごい!」になる

例えば、「ゲーム用背景で、写真加工をして絵のように見せる部」だと、ほんと地味!ですよね。
そしてかっこわるいものです。
だって、背景は手で描くのが美しいんですから、写真加工なんてかっこわるいでしょ。

でも、この地味でかっこわるいものを楽しみつつ極めると、PhotoDramaticaみたく「ここまでやるの!?」となるわけです。

「シナリオ理論部」とかも、地味でしょ。
それなら小説とか書けよ、と言いたくなりますよね(笑
でも、それを楽しんでいれば、「すご!小説家」みたいなサイトができてしまうと。

 

かっこわるいものは、日本一になりやすい

かっこわるいものであれば、結構簡単に日本一になれるんですよ。
すると、成果が出れば、最初は好きではなくても、好きになることが多いんですよ。

例えば、「電子書籍を作る」では、もう競合がいっぱいいて、勝ち目ないですよね。
無名であれば電子書籍を出してもなかなか売れず、モチベーションも落ちてゆく場合も多いわけです。

でも、例えば「電子書籍用の縦書きテンプレートを集めて公開する」であれば、こういうサイトは今全然ないんですよ。

テンプレートとか、かっこいいものではないですよね。
誰もやってないことですし。
だからこそ、やると一気に成果が出て、成果が出るから楽しくなるんですよ。

だったら、とことんテンプレートを集めて公開したり、1ヶ月ぐらいかけてテンプレートを作りまくって公開したら、簡単に日本一の電子書籍テンプレートサイトができるわけです。

「この分野では日本一」っていうのが自分にできれば、そりゃもう面白いですよ。
自発的に研究もしたくなりますし、それを切り口に、もっといろんなことをやりたくなるものなんですよね。

すると、他のテンプレートも揃えたりして、さらに人が来るようになると。
チュートリアルも揃えてもいいでしょうし、リンク集を作ってもいいでしょう。

成果が出ると、人が来て喜んでもらえて、喜んでもらえると人は必ず楽しくなるようにできているので、楽しさが増えていくわけです。
そういう風にして、成果とモチベーションのいい上昇サイクルを作り出すわけですね。

 

まとめ

そういうこともあって、「自分も何かやりたいけど、何をしたらいいのか分からない」という人は、「かっこわるい、しょーもないものを極める」というアプローチで探してみるといいかと思います。

できれば誰もやっていない、人に言うと「しょーもなっ!」と言われるようなことを、とことん突き詰めて極めてみるわけですね。
すると、「しょーもないものほど楽しめる」ものですし、数ヶ月で日本一の何かができるので、するとそれがまた楽しみを増やしてくれるわけですね。

 

そんな感じで、楽しめるものを見つける方法について、一つの考え方を紹介してみました。

今日のお話はここまで!

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