昨日の誤字脱字チェックは引き続き募集中ですので、奇特な方がいましたら、是非よろしくお願いします~。

で、今日もいい記事を見つけたので、ご紹介。
今日は、「今やっていることに楽しさを見つけるコツ」というお話です。

 

矢沢永吉さんが目標を見失いかけた時に、見つけた「新しい楽しみ方」

矢沢永吉「方向性を見失いかけていた」 “売れ残り”に見た新たな夢

ずっと同じことをやっていると、やっぱりモチベーションが落ちてきますよね。
最初は「楽しい!」でやっていたことでも、次第に慣れてくると、新しい発見がしにくくなるものですよね。

矢沢さんも同じような悩みを抱えていて、それなりに夢を叶えて、音楽で生きてゆけるようになった。
ライブも山ほどやって、慣れてきた。
新しい刺激もなくなった。
借金も返した。
十分に豊かに生きられるようになった。

でも、そこから「どっちに向かって進めばいいんだろう?」と悩んだわけです。

で、そこから新たに目指すところを見つけたっていうんですよ。
その部分が素晴らしいので、以下で引用。

「何がイイかってね。12年ぶり苫小牧、もちろんチケット即完よ!函館も即完!そして帯広9割、きょうの釧路も9割!チキショー、売り切れないんだよぉ~っ」

何とも言えない表情でもん絶する。悔しいのに笑っている。「イイねえ!これよ、これがイイのよ!」と目尻を下げ、めちゃくちゃうれしそうなのだ。

 

「ギリギリ達成できない場所」が面白さをもたらしてくれる

どうしても新しい方向性が見つからない場合って、ありますよね。
そういう時は、「今していることで、新たな面白さを見つける」っていうことができるわけです。

で、今やっていることの中で、何とかして別次元の面白さを見いだすわけです。

だったら、「完売にできない」っていうこのギリギリのところが面白くなると。
すなわち、「悔しい!」という思いが面白さのきっかけにできると。

こういう「ギリギリ感」が作り出せると、なんかゲームっぽくなって、面白くなりますよね。

私はFPSゲームに一時期ドはまりしていたんですが、普通に敵をばったばったと倒せる時は、実はあんまり面白くないんですよ。

一番面白いのは、敵とふいに遭遇して、互いにびっくりして撃ち合って、ギリギリのところで撃ち負けた時なんですよ(笑
体力の最大は100なんですが、自分の体力は0で、相手も残体力が5とかいう場合、後一発当てていれば、後一発分でも早く撃っていれば、勝てたわけです。

もうね、この「ぎりぎりで負けた時」っていうのが悔しくて悔しくて、でも最高にエキサイティングする時なんですよ(笑

ゲームでも、「ぐあーっ! ちくしょーっ!」と大叫びする時って、そういう「ギリギリで届かなかった時」でしょ(笑

それが面白いんですよ。

 

全力を出せれば、何でも面白くなる

実際のところは、全力を出せれば面白くなるんですよ。
逆に、手を抜いてもいけるようになると、面白くなくなるわけです。

全力で挑めて、それで達成できるかどうか分からないぐらいが一番面白いんですよね。

作家の山崎拓巳さんも同じようなことをしていて、幼い頃に実家の手伝いをする時に、その手伝いが単調作業で全く面白くなかったわけです。

で、拓巳少年は、面白くするためにストップウォッチを持ってきて、タイムアタックを始めたわけです。
作業を同じクオリティで、どれだけ早く達成できるかの自己記録を作ろうと思ったわけですね。

だったら、がぜん面白くなって、しんどい作業もあっという間にできちゃったと。

他にも、私の知り合いの料理人は、「料理なんて数年もやれば飽きてくる。でも、ゴールデンウィークとかで昼食も取れないぐらい忙しい時は、なんかやたら無になって、笑っちゃうほど楽しくなる」って言っていたんですよ。

チケットが完売できなかったことも、タイムアタックも、ゲームも、料理の仕事も、全力を出せてギリギリのところで勝てるか負けるかが決まるところが面白いわけで。

 

まとめ:全力を出せるようにすると、面白くなる

だから、そういう場所に目標を持っていくと、全力が出せて、楽しくなるわけですね。

普通にやっている時よりも、何かしら全力を出せている時の方が面白いですよね。
「熱中している」っていうのは、「全力を出している」、「全神経を集中させている」ってことですしね。

ということで、面白く続けたい場合は、そういう「ぎりぎりの場所」に目標を持つといいかなと思います。
全力を出せるように、環境作りや目標作りをすると。
すると、ゲーム感覚でエキサイティングにできるかなと思います。

 

ってことで、「今やっていることに楽しさを見つけるコツ」ということでお話してみました。

今日はここまで~。

この記事をシェア:
Share