今日は、クリエイティブなお話です。
「ファン巻き込み型」というスタイルもアリだな、というお話しをしてみましょう。
釣り雑誌で漫画を描いている漫画家さんって、楽しそう
たまにコンビニに入ると、つい釣り雑誌を見たりするんですよ。
「コンビニの目立つ場所に釣り雑誌が置いてある」というのは、海沿いの田舎限定かもしれませんが(笑
今は全然釣りはしていませんが、中学時代に相当はまっていたんですよね。
なので、「本当に暇ができれば、釣りを楽しむのもいいな」と思いつつ、制作ばかりやっていて見送りまくりなんですが(笑
で、そんな海釣り雑誌ですが、ああいうところで漫画を描いている漫画家さんとか、「面白いだろうな」って思うんですよ。
だって、海釣りが大好きで、しかも取材と称して釣りに行けるんですからね(笑
そこで「あの雑誌で書いています」とか言えれば、すぐに釣りの仲間に覚えてもらえるじゃないですか。
それとか、ファンの人と一緒に釣りを楽しめるとか、とても面白いことですよね。
そして、そこで釣り仲間から「こういう仕掛けにするといいですよ」とか教わったりすると、それを漫画のネタにすることもできるんですよ。
で、実際にそのネタを提供した人は、自分が教えた内容が漫画に使われていたら、もう大喜びするものなんですよね。
それは、一瞬でその漫画家さんのファンになるぐらいで。
それぐらい、「教えたのが役に立った」っていうのは、嬉しいものなんですよね。
「ファンを巻き込んで一緒に作る」というスタイル
そういう「ファンを巻き込んで一緒に作る」というスタイルも、アリですし、そっちも面白そうですよね。
実は私も、ここ最近で同じことを経験したんですよ。
最近、「途中からトーンダウンした作品」を募集したじゃないですか。
それでプロット修正例を作ってネタにしたんですが、やっぱりネタを提供してくださった方からは、結構喜んでもらえたんですよね。
どなたかが言っていたんですが、「一緒にブログに参加しているようで、嬉しい」みたいなコメントもあって。
それは作者だけでなく、ファン側も作者に貢献できて嬉しいんですよね。
それに私も、教えてくださった方と「あそこが面白かったですよね」とか「ここが問題でしたよね」とかできると、それも結構楽しめて。
好きなことができて、教えることができて、喜んでもらって、時にネタを教えてもらって、一つのネタで一緒にわいわいできるとか、いいですよね。
だから最近の私は、「他の人を巻き込んでプロットを作るのも、面白いな」、「他の人のプロットも作ってもいいかな」とか思うようになったんですが。
弘兼憲史さんの例
他にも、「島耕作」シリーズで有名な漫画家の弘兼憲史さんも、あの人は国会議員とか政治家から、普通の人は知り得ないような情報をもらってるって言うんですよ。
で、弘兼さんは、漫画に使えそうなネタなら「このネタ、漫画に使っていいですか?」と必ず訊くと。
すると、許可が出たネタを実際に使うと、情報提供者が「自分が教えたネタが、漫画のネタになった!」と喜ぶんですよね。
もちろん、出せない情報は絶対に口外しないと。
こうしてその信頼と喜びが国会議員や政治家の間に広がって、使えるネタと、極秘情報がどんどん入ってくるようになっちゃったと(笑
これも、ファンや仲間と一緒にできて面白く発展する事例ですよね。
まとめ
そういう「ファン巻き込み型のスタイル」ってのも、アリだなと思うようになりました。
ここまで来ると、「ファン」と「仲間」の垣根は消えちゃうような気もします。
ファンであり、仲間である人たちと一緒に作っていく、という感覚ですね。
で、全部自分でやる必要はなくて、ファンの人ができる部分は、ファンの人にやってもらうのもいいと。
まぁ私も、今までデバッグとか誤字脱字チェックはファンの方にやってもらっていましたが、「もっといろいろやってもいいかな」と思うようになりました。
考えてみれば、独立する前は、結構そういうことをやっていたんですよね。
制作仲間とわいわい楽しんで、合同作品を作ったりとか。
独立して、前の家に住むようになって、次第にそういうのをやめて閉じこもって作るのが多くなったように思います。
今の家に引っ越して、なんか気分が明るくなって、「またいろんな制作仲間と一緒に、楽しく作りたいな」という気持ちが芽生えてきたんですよ。
いや~、ほんと、住む環境で気持ちは変わるものなんですね。
最近はずっとコラボレーションとか全然してませんでしたが、これからはそういうのが増えそうな予感もします。
ということで、今日は「ファン巻き込み型」というスタイルもアリだな、というお話しでした。
今日はここまで~。