今日は、クリエイティブなお話です。

「すぐに反響が得られなくても、しばらく放置してみよう」、というお話をしてみましょう。

 

完全放置していたら、反響が増えていた

おとといだったか、いろいろあって、久しぶりにPinterest(いろんなデザインを見ることができる、デザイナー向けのサイト)を見たんですよ。

実は以前、私もプロットのインフォグラフィックを作った際に、ここでも作品を公開していたりして。

でも当時の私は、ここで公開しても全く反応が得られなかったんですよね。

それに、デザイナー向けに売れるものもないので、「ここはダメだな」と思って撤退して。

 

で、おとといふと見てみると、今まで完全に放置状態だったのに、ちらほらとフォローをされていたり、お気に入りに入れてもらっていたりしていたんですよ。

こういうのを見ると、「すぐに反響が得られなくても、しばらく放置してみるのがいいな」と思ったりもします。

 

本当にいいものを作っているなら、しばらく放置しよう

私たちって、公開してすぐに反響が得られなかったら、「ダメだったか……」と落ち込みがちじゃないですか。

それで、「この作品や方向性はダメだ」と思って、公開をやめちゃったりすることもあるんですが。

 

でも、本当にいいものを作っている場合、しばらく放置をする方がいいかと思います。

というのも、広がるタイミングって、結構いい加減なものなんですよ。

どんなにいいものであったとしても、すぐに広がるわけではなくて。

特に個性的なものほど、受け入れられるまでには少し時間がかかるようにも思います。

 

そして、じわり、じわりと増えていって、ある時を境にブレイクする、というのが私の経験ではよくありました。

というか、私の場合、すぐに反響が得られたことはほとんどなかったようにも思います(笑

 

こうしてニッチなものが広がってゆく

例えばこのブログの記事にしても、最初はほとんど反響がないものなんですよね。

でも、しばらくするとGoogleが拾ってくれて、評価してくれて、上位表示してくれたりするんですよ。

それとか、まとめサイトとか他のブログで紹介されて、忘れた頃に古い記事がぐーんと伸びて、ブレイクしたり。

 

他にも、例えば電子書籍にしても、最初は全然反応がないものですし、売れないものです。

でも、しばらくしてAmazon内の「この本を買った人は、こういう本も買っています」というエリアに表示されるようになると、ぐっと伸びたりします。

うちの写真加工技術でも、いいものを作っていた自負はあったんですが、ブレイクするまでは1年かかりましたからね。

 

「自分にとっていいものを作ること」が絶対条件

もちろん、「自分にとっていいものを作ること」は絶対条件です。

いいものでなければ、やっぱり反響は得られませんからね。

平凡なものでは埋もれるだけで、必ず何かしらの部分で圧倒的なものが必要になります。

そして、それを公開し続けるからこそ、あるときそれに引っかかる人が出てくるように思います。

 

だから「私はこれが好き」というものを持つ人は、時間と共に反響が得られることが多いんですよね。

というのも、それまでずっとこだわって、地味に公開し続けているからですね。

で、じわり、じわりとファンが増えていって、ある時を境にブレイクする……という流れです。

その「じわり、じわり増える」という部分を大切にする、という感覚です。

 

まとめ

そういうこともあって、本当にいいものを作っているのであれば、公開して反響がなかったとしても、しばらく放置してみるといいでしょう。

すぐに反響が得られなかったとしても、落ち込まないことです。

ウェブ上で公開し続けるのであれば、放置していてもコストは大してかかりませんからね。

 

で、「じわり、じわり」系で増えているものは、将来的に有望です。

そういうものは、地味に続けてみるのもいいでしょう。

 

ちなみに、Twitterのようなタイムライン形式の記事は、時間が経つほど過去に埋もれてしまうので、ブレイクしにくくなります。

そういう場合、ブログとか専門サイトにも公開して、しばらく放置してみるのもいいでしょう。

すると、よりヒットするものに出会えるかもしれません。

 

ということで今日は、「すぐに反響が得られなくても、しばらく放置してみよう」、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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