今日はちょっと早めの更新で、日記的なお話です。

私なりの緊急時の備蓄品を紹介してみましょう。

ちなみに災害時や緊急時は、早めに更新しようかと思います。

 

災害は突然起こる

東北地方で震度6強の地震、各地で停電 東日本大震災の余震と気象庁(REUTERS)

福島県沖で、大きな地震があったようで。

私は山口県在住なので、全く揺れませんでした。

 

こういう災害って、いきなり起きますからね。

コロナウイルスでも1~2ヶ月で様変わりしましたし、台風でも大雨でも1週間で変わるものです。

なので、普段から備蓄や準備が大切かなと思ったり。

 

そういうこともあって、今日は私なりの緊急時の備蓄品や、準備していることについて語ってみましょう。

 

災害時に大切なのは「いつ死んでもいい」という覚悟

私の中で、災害時に一番大切なのは「いつ死んでもいい」という覚悟かなと思います。

いや、「最初から死ぬことを受け入れてどうすんねん!」とかツッコミを受けそうですが(笑

 

でも、災害時って、「これからどうなるんだろう?」という不安でいっぱいになりがちじゃないですか。

そしてそういう不安があるほど、自分の判断ができなくなったり、周囲の大きな動きに左右されたりして、「大勢の流れ」に乗ってしまったりするんですよね。

そういう「自分の判断力を失い、災害時のブームに乗ってしまうこと」が、私にとっては災害時で一番防ぎたいことかなと思います。

災害時のブームは、私の中では破滅的なものが多いように感じます。

 

今できることをしたら、天命を待つのみ

すると、冷静になれて、自分なりの判断ができるようになるんですよ。

そして、いろいろ現実的に考えられるようになります。

「最も可能性の高い未来と、可能性は小さいけど起きうるリスクは何か?」

「とりあえず、今からできる現実的な対処法は?」

そんな風に考えられると、着実に行動できるようになるでしょう。

 

で、今できることをしたら、後は天命を待つのみです。

いつもの制作と同じで、「やれるだけやった。なら、後はどうにでもなろう」と、結果を受け入れられるようになれます。

災害時に限らず、そういう態度がすがすがしく生きられるコツかなと思ったりもします。

 

逃げるか、とどまるかの判断

備えに対しても、私は「すぐにこの場から逃げるためのシナリオ」と「中~長期的にこの場にとどまって、生き抜くためのシナリオ」を想定しています。

すなわち、「逃げる」か「とどまる」かで、備蓄を別のものにしています。

 

例えば私は米軍基地のすぐ隣に住んでいるんですが、軍事関係で何かあったら、「すぐに逃げる」を選択する方がいいですよね。

それは、近隣の街にでも移動すれば、新たな拠点は確保できるからで。

 

一方で、コロナウイルスのように動けなかったり、ハイパーインフレが来た場合、「その場で中~長期をしのぐ」という方がよいと。

それは、移動しても安全を確保できないので、その場にとどまる方がいいからで。

そういう風に、2つのシナリオを用意しています。

 

「すぐに逃げる」場合の備蓄品

そして「すぐに逃げる」という場合、私は「数日だけ生きられる災害袋」を用意しているので、それを持ち出す段取りです。

そうやって早めに移動をして、他の場所で新たな拠点を作ることになります。

 

そういう短期用の災害袋には、以下のような、最低限必要なものだけを入れます。

なお、以下の装備は「隣接の市や県の都市機能が生きていて、そこに移動できさえすればなんとかなる」ということを想定しています。

  • サバイバルシート(毛布代わりにできる保温用のやつ)
  • 水(ペットボトル水)と食料(缶詰)
  • 手で発電できるライト付きラジオ
  • 懐中電灯
  • 十徳ナイフ(もしくはアウトドアナイフ)
  • ウォーターバッグ
  • フリーザーバッグ
  • マスク
  • 軍手
  • 携帯用スプーン
  • (今は除外)マッチ
  • (おまけ)貴重品

上にあるものほど、私の中では優先順位が高いものです。

 

「残りは工夫で作ればいい」という発想

以前、いろんな場所の防災用品リストを見ていたんですが、「こんな膨大な量、持ち歩けるかっ!」と思ったんですよ(笑

なので、持ち運べぶために、うまく絞り込む必要があったと。

そこで、「これはこうすれば代用して作れる」というのをひたすら考えて。

そして私なりに「短期間で、安全な場所へ移動することを重視する」という観点で、上記の内容に絞り込みました。

 

なので、残りは工夫で作るわけですね(笑

ひもが欲しければ、田舎なのでツタを集めて絡めれば作れますし、歯磨きも木の枝をかじってブラシ状にすれば代用できて。

数日生きて移動できればいいので、着替えも必要ありません。

ある意味で、上記のものは、「すぐに必要で、自分では作れない」というものばかりを選んでいます。

 

最も大切なもの

おそらく最も重要度が高いのが、サバイバルシートですね。

「たった一つだけ手にして逃げるなら、何を選ぶか」

「重たい荷物を捨てて、すぐにでも走って逃げなければならない状況で、一つだけ持っていくなら何を選ぶか」

そういう状況なら、私はサバイバルシートを選ぶでしょう。

そういう風に、「せめてこれを」という優先順位を決められていると、緊急時でも迷わず行動できるかと思います。

 

とにかく冬場は寒さが怖いので、保温用のサバイバルシートは確保しておきたいところです。

実際に、一度冬場にサバイバルシートを布団にかけて寝てみたんですが、汗をかくぐらい暖かかったですからね。

水蒸気は通さないようで、結露もすごかったですが(笑

夏場には日差しよけにもなりますし。

 

食料は、すべて缶詰で、私の場合はタンパク質メインにしてます。

乾パンとかは、体積に対して量が少ないので、入れてません。(これは私がゆるい糖質制限を続けていて、「タンパク質から糖質を作る代謝を高めている」という体質を持つ上での判断なので、普通の人はまねしない方がいいかも)

とはいえ、缶詰が一番、体積的に効率がいいように感じます。

タンパク質メインにすると、歯磨きがさして必要なくなるので(虫歯菌は糖質が好きなので)、そういう点でも優れているかなと。

 

懐中電灯と、ライト付きラジオは重複してますが、ラジオについているライトは小さくて。

実際に明るさを試してみると、「夜歩くこと」を想定すると弱すぎだったんですよね。

なので、懐中電灯も入れてます。

懐中電灯は、100均で買った安いものです。

 

工夫で応用できるもの

十徳ナイフ、もしくはアウトドアナイフは、1本あるといろいろ工作ができて便利かなと思います。

私は一時期、サバイバル動画とかブッシュクラフト(自然にあるものを使って、欲しいものを得る工作)動画にはまったんですよ。

すると、ナイフ1本だけでも、結構いろいろできるんですよね。

まぁ短期間で移動するだけなら必要ないでしょうが、長時間外にいて、工夫を重視する場合、こういう道具があると便利そうに感じます。

 

フリーザーバッグは、単価が安くて、密閉袋にもできるし、ウォーターバッグにも代用できる上に、厚みがあって強いんですよ。

なので、私は「これ、災害時に万能で使えそう」ということで、入れてます。

貴重品、食料品とか水、汚れたものとか、水に濡らしたくないものなど、何でも保護できます。

 

ウォーターバッグはフリーザーバッグで代用できるんですが、キャップをしっかりと閉められるので、安全のために入れてます。

サバイバルシート(体温の確保)の次に重要なのが、水ですからね。

なので、ペットボトルの飲料水だけでなく、(水を入れていない)ウォーターバッグも別に2つほど入れてます。

正直、食料は数日食べなくても生きられるので、移動をメインにする場合は「安全な水」の方が圧倒的に大切かなと思います。

怪我をしたときの消毒にも使えますからね。

 

その他いろいろ

マスクは、以前コロナウイルス関連で、政府から配布されたマスク2枚を防災用に入れてます。

布マスクだし個包装なので、「防災用に最適やん!」として常備してます。

怪我をしたときの、ガーゼ&包帯代わりにもできます。

ゴム部分を切り取って、それで巻いて結べば、包帯のように固定できますからね。

 

軍手は、作業する時のために、一応入れてます。

 

地味に代用しにくいのが、スプーンだったりします。

箸やフォークは木から作って代用できても、汁物をすくえるスプーンは作りにくいと。

例えば鍋で食料やお湯を沸かしたとしても、熱い鍋に直接口をつけるわけにもいきませんからね。

なので一応、お弁当についていたプラスチック製のスプーンを入れてます。

 

貴重品や、雨の想定も

貴重品は、普段からまとめて1つのフリーザーバッグに入れてます。

なので、逃げる時は、それを災害袋に放り込めば大丈夫と。

雨にぬらしたくないので、ここでもフリーザーバッグが活躍してます。

フリーザーバッグって、便利でしょ(笑

 

マッチは以前は入れていましたが、悩んだ末に今は外しています。

小さいので入れてもいいんでしょうが、短期的に移動する場合には、必要ないかなと。

もし入れる場合、マッチではなく、ライターでもいいし、ファイアスターターというアウトドア用の火起こし器でもいいでしょう。

ライターは内部のガスが気化しやすくて、長期保存すると火災の原因にもなるようなので、避けてます。

まぁ、火起こしまでは、必要ないかなとも思ったりもします。

 

後は、雨が降っていれば、雨ガッパを別途準備します。

そして、自転車で移動すると。

 

車とかバイクは、道路遮断に弱いんですよね。

バイクは重たいので持って移動できませんが、自転車なら担いで運べるので、道路が遮断されていても乗り越えて移動しやすいと。

そういう点でも、災害時の移動には、自転車が強いかと思います。

 

まとめ

そういう風に、災害に対して私なりに考えて準備しています。

家族がいる場合とか、都会に住んでいる場合、豪雪地帯に住んでいる場合とかは、また違った想定になるかとは思いますが。

 

ちなみに、「中~長期的にこの場にとどまって、生き抜く」という場合は、備蓄に頼ります。

そのために冷凍庫も準備しているし、普段から日用品は確保しています。

これについては、機会があればまた後日。

 

まぁとにかく、今は激動の時代で、想定外のことが多く起きうる時代ですからね。

備蓄は普段からしっかりしておくといいかと思います。

 

ということで今日は、私なりの緊急時の備蓄品を紹介してみました。

今日はここまで~。

この記事をシェア:
Share