今日は、かなりどうでもいい日記です。
マイナーなものがメジャーになると、いろいろさみしさが生まれますよね、という雑記です。
BLの魅力が分からない!
ここんとこたまった質問への返答を一斉に返しているので、今日も質問への回答です。
だいぶ前ですが、こういう質問をいただいたので、ご紹介。
私は女性ですが、BLの魅力がよく分かりません。
ホモが好きな女子はマイノリティで人目を忍んで(中略)会話しているイメージでした。
しかし今や「ホモが嫌いな女子はいません!」というような有名な漫画の名言もあったり、「女性向け=BL」の意味になっていたり、(中略)どこがマイノリティなの?と思っています。
女オタクの世界ではかなり肩身が狭いというか、壁を作られる・同志が減るイメージがあり、盛り上がりに入れない寂しさを感じて、ずっと心の片隅で悩んでいました。
内容はというと、「BLはマイナーだったのに、メジャー扱いになり、BLが分からないので以前よりもさらに話に入れなくなった」みたいなものです。
メジャーについて行けない側
こういう、「周囲のメジャーな話題について行けないマイノリティ側」って、いろいろ感じるところがありますよね。
自分の趣味趣向が、周囲には理解されないので、なんだかひとりぼっちな感じがして。
余談ですが、このブログは超マイナーな価値観を語っているので、このブログを好きで見るような人は、たいていがそういう「マイナー好き」なタイプかなと思います(笑
「マイナー好き」というか、「自分軸がある」と言う方が正確かもしれませんが。
BLが分かる人も、BLについて行けないことがある
で、実はそういう「メジャーになったBL話についていけない」っていうのは、「BLが分からない人」だけではないんですよ。
実のところ、「今までBLが好きだった、コアなBLファン」も、「メジャーになったBL話についていけない」という状態を抱えやすいように思います。
つまり、「マイナーなものがメジャーになると、いろいろさみしさが生まれる」ということですね。
で、これが分かると、さみしさを消せるかもしれません。
マイナーなものがメジャーになると、変わってしまう
じゃあなぜ、「今まで○○が好きだった、コアな○○ファン」も、メジャーの話にはついて行けなくなるのか。
その結論を言うと、マイナーなものがメジャーになると、どうしても大衆向けになるからなんですよね。
例えばニッチでマイナーなビジュアル系バンドでも、メジャーデビューしたらおとなしくなるでしょ。
奇抜なデス系で絶叫していたようなバンドが、急にメイクを落として、落ち着いてバラードで失恋ソングを歌い始めたり(笑
あれと同じです(笑
すると、今までコアだったファンも、「大衆化したBL」にはさみしさを抱えるんですよね。
「何これ、こんなのBLじゃない」とか。
「あの濃くてとげとげしいものがいいのに、こんなにソフトな味になったら、つまらない」みたいな。
いやまぁ、私はBLは完全に守備範囲外なので、予想でしかありませんが(笑
コアなファンも、同じようにさみしさを抱えている
なら、「今までBLに入れなかった人」だけでなく、「今までBLのコアなファンだった人」も、実は「メジャーのBLの話題」には入れないんですよ。
実は、BLになじめなかった人と同じように、さみしさを抱えているんだと。
メジャーなんて、流行(ファッション)ですからね。
自分軸がない人が、自分軸を持つ人にあこがれて、それをまねして取り入れているだけです。
そして、自分軸がないので、飽きやすいし、目移りしやすいと。
だからどうしても表面的になるし、深さを理解できないし、「みんなが評価するものになったふり」をして、社会的な評価を得ようとしているだけです。
まとめ
そんな風に、「周囲の話題が理解できるかどうか」というよりも、「メジャー側について行けないだけだ」と分かると、納得しやすいかもしれません。
そして特に、マイナーなものがメジャーになった場合、「元々マイナー側が好きな人たち」も同じさみしさを抱えているんだと。
これが分かると、「元々話していた側も、同じようにさみしいんだな」と感じて、感情を落ち着かせられるかもしれません。
すると、「マイナー側でいいじゃない」と吹っ切れられるかと思います。
流行に左右されるのではなくて、自分なりのスタイルで貫けばいいと。
そういう自分のスタイルが確立されると、周囲に人が集まってくるし、それが魅力になるように感じます。
ということで今日は、マイナーなものがメジャーになると、いろいろさみしさが生まれますよね、という雑記でした。
今日はここまで~。