今日も、昨日のお話をさらに発展させて、ファンの作り方について説明してみましょうか。
ファンがどんどんできる、ブログの書き方についてです。
「大好きなことをしてお金を稼ぎたい」っていう欲求は、多くの人が持っているかと思います。
そのためには、まずは自分の好きなことを情報発信していって、ファンを作ることが大切かなと思います。
ファンさえできれば、何を出しても買ってもらえるものなんですよね。
じゃあ、どういう情報を出せば、ファンはできるのか。
ファンは、ブログを通してその人の価値観に触れていたい
それが、自分なりの「価値観を書く」、ということです。
少しだけ昨日の繰り返しになりますが、今の時代は「知りたいこと」なんて、検索すればいくらでも出てくるんですよ。
言うなれば、ブログを書く人が「これを教えます」なーんてブログに知っていることを書いたとしても、普通なら、必要な情報を得たらすぐに立ち去りますよね。
定期的に見るような、ファンにはならないんですよ。
それに、込み入ったことにもなると、ちょっと調べればもっと体系的にまとまったサイトとか本が、世の中にはありふれているわけです。
そんな状況で、ブログみたいな「すぐに使えず、体系立ってもいないサイト」なんて、かったるくて見ている暇はないわけです。
それなのに、人は「この人のブログを定期的に見たい」と思うわけです。
だとすると、「ブログを定期的に見る」ってことは、「知りたいことを知るため」ではないと分かりますよね。
じゃあ、何に触れるために、その人のブログをよく見るのか。
それが、「その人の価値観に触れていたいから」なんですよ。
価値観とは、別の言葉で言うと「観点」みたいなものですね。
例えばこのブログの場合、「好きなことをして生きることに価値がある」とか、「大好きなことでお金を稼いで生きることに価値がある」、「楽しく生きる」みたいな価値観が主柱じゃないですか。
すると、見てくださっている方は、おそらく「そういう風に生きたい」とか、「自分もそう生きていて、同じ志を持っているから、仲間のように思えて心強い」とか、そういう人だと思うんですよ。
ブログを見ている人というのは、そういう「価値観を取り入れたい」とか、「価値観を共有したい」と思っているわけですね。
というのも、価値観が同じだと、「私とこの人は同じだ」、「そんな風に感じていいんだ」って感じられて、同類のような感じがするじゃないですか。
すると、勇気が出て、励まされるんですよ。
例えば、「嫌な会社を辞めたい。そして好きなことでお金を稼げるようになりたい。でも、こんなことを言うと、周囲から『我慢が足りない』とか『なに非現実的なことを言っているんだ』とか言われそう……」
そういう状況で、寂しさを感じている人って、多いと思うんですよ。
でも、そんな状況で私が「嫌な会社に居続けるなんて、まっぴらごめんだ!」とか平気で言っていて、実際に好きなことで独立し稼いでいて、さらにはそれで楽しく生きているわけです。
だったら、「自分はこれでいいんだ」、「そうなっていいんだ」みたいな、励みになりますよね。
価値観が同じだと、癒されて、励まされる
そんな風に、人は、同じ価値観の人がいると、自分が「これでいいんだ」と感じて、癒されて、勇気が出るんですよ。
その価値観に触れていたいから、ブログを定期的に見るわけです。
私が知っている人で、トランスジェンダー(性同一性障害)の人がいるんですよ。
でも、その人が苦しみながらも奮闘している姿を見ると、同じ状況にいる人は、それを見て励まされますよね。
他にも、世界各地を移動しながら働きつつ、ブログを書いている人もいます。
その人は、世界各地の情勢を見ながら、世界の動向を語ったりして、「ノマドな生活に価値がある」みたいな独自の価値観を展開しているわけです。
そういう人のブログを見る人は、「世界各地を旅したい」、「ノマド的に生きたい」っていう価値観に触れていたい、という気持ちがあると思うんですよ。
ニュースサイトとか情報サイトでも同じで、管理人が「拾ってきた情報」って、その管理人なりの価値観が反映されてる内容ですよね。
だから、「その管理人の価値観に触れていたい」という気持ちから、ブログを定期的に見るんですよ。
ノウハウとか知識じゃなくて、価値観が重要なんだと。
自分の価値観が発揮されるような内容を書けば、ファンはできる
じゃあファンができる記事の内容ってのは、分かりますよね。
自分の価値観が発揮されるような内容を書けばいいわけです。
私の場合、この記事でも「大好きなことをしようよ」という内容ですし、「劣等感を解決しようよ」とか、「自由に生きようよ」みたいな価値観が出てると思います。
昨日触れた、「知っていること」よりも「気づいたこと」を書くといいというのも、気づいたことを書けば、必然的にその人の価値観が出るからですね。
「こういうことがあったけど、私ならこうするな」
「こういう時は、こういうのがいいよね」
「みんなこう言うけど、これが最高なんだよ!」
「こういうのって、素敵だよね」
そういう内容を書けばいい、ということですね。
これは言うなれば、ファンは「情報」ではなくて、「人」に触れたい、ということなんですよ。
情報なんて、どこにでもあるんですから。
でも、「価値観が同じ人」はなかなかいないんですよ。
そして、そういう「価値観が同じ人」は、一度知ればいいっていうものではなくて、ずっと触れていたい存在じゃないですか。
だから、ファンはブログを定期的に見るようになります。
そして、その人の価値観が出ているものであれば、何でも買って行くわけです。
まとめ
そういう風に、「自分なりの価値観」が出るように書くといいでしょう。
自分が見ているブログとか、twitterやfacebookでフォローしている人とかを見て、「なんでいつも見ているんだろう?」と考えると、最終的にはここに行き当たるかと思います。
そして、「この記事いいな」っていうのは、だいたいその人なりの価値観が出ている内容ですから。
で、その価値観が自分の持っている本音と重なれば重なるほど、「この人、好き!」と感じます。
ただ単純に「ノウハウを教える」とか、「知っていることを書く」、「今日行った場所を書く」、「今日したことを書く」では、すぐに面白くなくなりますし、ファンもできません。
実際、そういうブログって単調で面白くないでしょ。
そして、書いている方もしんどくて、ファンもできないとかになって、もう最悪なんですよ。
これが多くの人が陥る、間違いですね。
だから、多くの人がファンができずに、すぐにやめちゃうんじゃないかと思います。
これが分かれば、好きなことを書きまくって、しかもファンができて、喜んでもらえます。
さらには何かを出す度に買ってくれて、喜んでくれる。
これって、最高でしょ。
そのコツが、「自分なりの価値観を出す」ということかなと思います。
ということで、今日は「ファンがどんどんできる、ブログの書き方」についてお話ししてみました。
今日はここまで~。