今日は、アイデアについてお話ししてみましょうか。

アイデアが自然と出てくる、私なりの習慣についてです。

 

アイデアがあふれ出して止まらない!

今は作家向けの教材を書いているんですが、実は現時点で「何冊も書けるな」っていうアイデアがあるんですよ。

今までも作家向けの本は何冊も書いていますが、それ以上に書けそうなアイデアが出てきているわけです。

で、私は特に、その間にストーリーについて勉強したとか、そういうことはないんですよ。

何も勉強していないのに、勝手にアイデアが出てきていたと。

「これって結構素敵なことだな」と感じたので、そのアイデアが出てくるコツみたいなことをお話ししてみましょうか。

 

時系列で言うと、私はこんな流れで本を作っていたりします。

自己啓発本の作成(およそ2ヶ月)→作家向け本の作成(およそ半年)→自己啓発本の作成(およそ半年)→作家向け本の作成(今、再開したところ)

実は、交互にやってるんですよね。

で、私の特徴としては、「自分が持っている全てのノウハウや技術を出し切る」までやることがあります。

「もうこれ以上出せない!」っていうぐらいまで、技術を出し惜しみせずに、完全に出し切っちゃうんですよ。

すると、実際にアイデアはなくなって書けなくなるので、そこでやめちゃうわけです(笑

 

アイデアには休息が必要

アイデアは筋力と同じで、使い切ったら、しばらく休む必要があるんですよ。

で、休んでしばらくすると、今まで以上に筋力がついて、新しいアイデアが出てくると。

私の場合、その「必要な休息期間」は、半年から1年ぐらい、という感じがしています。

なーんにもしていないのに、それだけ休めば、やっぱり自然とアイデアが出てくるんですよね。

むしろ、なーんにもしないことが重要なんだ、ということです。

 

そして、私はその休息期間に、別のことをしているわけです。

多くの人がアイデア枯渇に苦しむのは、「一つのことだけをしよう」としていることがあるんじゃないかと思います。

例えば、「小説だけ」とか、「ゲーム制作だけ」、「自己啓発本だけ」を作ろうとしてしまうと。

この場合、休めなくなりますよね。

だから、アイデアを出し切ると、後は苦しいばっかりになっちゃうわけです。

私もゲーム制作をしていたときはそういう状況だったので、その限界が分かるんですよね。

 

そうではなくて、出し切ったら一度休んで、全く別のことをすればいいと思うんですよ。

好きなことを二つとか三つとか持って、ある一定期間を挟みつつ、交互にやっていくと。

だったら、片方は休息しながら、片方はあふれ出て止まらないアイデアを出すだけ、みたいな状態にできるわけです。

 

だから、前線でやっている人での「アイデア枯渇」の問題は、多くの場合、「筋力が足りない」ではないと思います。

「休息がない」が問題かなと。

休息を取れない仕事やビジネスの仕組みにしていたり、受注体制にしていたり、それが改善ポイントじゃないかと。

 

休むには、勇気がいる

ただ、休むには勇気がいるんですよ。

だいたい、こういうサイクルで制作をやっていると、「ちょうど売れてきた」って頃に、やめることが結構あるんですよ(笑

今回もちょうど自己啓発本が売れてきたところで、ありがたいことに売り上げも右肩上がりな状態なんですが、それを手放す必要があると。

 

この「売れ始めた状態で手放す」ことって、なかなかできないものですよね。

「少し休めば、次はそれ以上に力を発揮できる」と、未来を信頼する必要があるわけです。

目先の売り上げを取るか、未来の飛躍を信頼するか

ここで多くの人が、目先のことに走ってしまって、同じことの焼き直しをしたり、出し尽くした状態で走ろうとして、アイデアが出なくなって自滅しているような気もします。

 

それに、二つ以上のことをやると、必ず「こちらの方がより売れる」っていうものが出てくるんですよ。

すると、人はそっちばかりをやりたくなるわけですね。

だから、一つのことばかりをやって、休むことがなくなっていくと。

 

でもこれについても、これからは「一つの大きな収入源」よりも、「分散した収入源」に分けた方がいいかと思います。

今は時代の変化が激しい状態なので、業界の消滅とかも早いですからね。

すると、収入源をいくつかに分けた方が、安定できるんですよ。

 

ちなみに、休んでもアイデアが出てこないことは確かにあります(笑

例えば私の場合、写真加工技術は、あれ以上はアイデアは出ない状態ですしね。

「必ず未来に新たなアイデアが出る」とは言い切れないのが、多くの人がためらう原因かなとも思います。

まあ、これは私が写真加工技術よりも、ストーリーライティング技術とか、自己啓発の方が好きだったからかもしれません。

本当に好きなことなら、少し休めばアイデアはすぐに出てくるかと思います。

 

まとめ

そんな風に、「アイデアが出ない」のは、実力の問題というよりも、休息の問題かなと思います。

休息できないビジネスシステムにしていることが、問題かなと。

これはアイデアだけでなく、モチベーションにも大きく影響していると思います。

実際、少し休めば「またやりたい」というモチベーションは出てきますからね。

無理に一つのことに集中しようとするから、苦しむんじゃないかなと。

 

そういう風に考えると、アイデアは結構出てくるものなんですよね。

実際、私は今までストーリーライティング技術については休んでいたので、今はもうあふれ出て止まらないほどのアイデアがあったりします。

そして、それを出し尽くすまでやると。

で、出し尽くしたら他のことに移ると。

 

そうして筋力を高めてゆくわけですね。

こういう習慣を持つと、いいかもしれません。

 

ということで、今日はアイデアが自然と出てくるためのお話をしてみました。

今日はここまで~。

この記事をシェア:
Share