今日は、勉強についてお話ししてみましょうか。
目的があるから勉強する、というお話です。
宿題は必要なのか?
夏休みも終わって、9月になりましたね~。
私は夏休みの宿題は、きちんとやるタイプでした。
夏休みに入って、最初の一週間ぐらいで仕上げて、後は後顧の憂いなく遊びほうけていた感じですね(笑
「避けられようにない、しなければならないこと」はさっさと片付けておいて、遊びほうける時間を最大限に確保する、というスタイルです。
よくよく考えれば、私の人生でもまさにそうで、必要なお金や収入源の問題はさっさと片付けておいて、遊びほうけて生きているような気もしますが(笑
たぶん、私は時間の概念が強いので、未来も含めて「どういう配分にすれば、最大限楽しめるだろう」というスタイルを常に考えているからじゃないかな、と思います。
ただ単純に「早く済ませる」のではなくて、「早く済ませるリスク」も考えて見通すタイプです。
で、少し前ですが、こういう記事を見つけたんですよ。
夏休み突入のこの機会に考えよう。「本当に必要ですか!? 夏休みの宿題」(tenki.jpサプリ)
記事の内容をざっくり言うと、「宿題って意味あるの?」ということですが。
これも、最近私がよく言っている「社会維持型」と「境地開拓型」で考えると、分かりやすいかと思います。
宿題が必要な人と、そうでない人がいるんですよ。
これは、「目的を持つかどうか」で決まります。
目的を持つ人は、自発的に学ぶ
「目的」を持つ子は、自発的に勉強しますし、大人になってもちゃんと勉強して学び続けているものです。
例えばこのブログを見ている人でも、私の本を買ってくださった方も多いでしょうし、この記事だって学べるような内容にしてますからね。
私のストーリー理論とか、心理学とか、自己啓発だとか、自発的にお金を出してまで学んでいるわけじゃないですか。
だから、学ぶ人は、言われなくても学ぶんですよ。
そして、自分に必要なことを、積極的に学んでいくと。
学ぶことがなくなったら、自分から研究し始めちゃうほどですからね(笑
こういう種類の人には、強制的な勉強とか、宿題なんてない方がいいんですよ。
目的を持ってどんどんできるので、「自由であること」、「必要であれば支えてくれること」、その二つがあるとどんどん輝いていきます。
でも、目的を持たない人は、大人になっても学ばないんですよね。
こういう人は目的を持たずに生きるので、基本的に学ぶことは嫌いなんですよ。
こういう種類の人ほど、強制的な勉強をさせるといいわけです。
こういう種類の人は、「自分だけのビジョン」を描けません。
自由にさせておいても「暇だ」となって、「みんながしている面白そうなことを、自分もしよう」とするだけになります。
そう考えると、私は完全に「強制的な勉強や宿題」を必要としないタイプでしたね。
学校を出ても、ビジネスとか心理学、自己啓発分野で山ほど本を読んで学びましたし、ストーリー分野では学ぶことがなくなってきて、自分で研究しているぐらいですし。
社会維持型を大切にする国、境地開拓型を大切にする国
私の感覚では、文化的にも「社会維持型を重視する国」と、「境地開拓型を重視する国」があるように思えます。
日本や韓国は、社会維持型の人(目的を持たないタイプの人)を優秀にすることを重視しているように思えます。
日本では、勉強でも「強制的に詰め込め」という感じでしょ。
韓国では、相当スパルタ形式が流行っているようですが。
一方で、アメリカとか北欧は、境地開拓型の人を優秀にしようとしているように思えます。
特にアメリカは自由が好きですし、飛び級だとか、一つの点を伸ばす教育とか、いろいろありますよね。
日本のノーベル賞クラスの研究者だって、どんどんアメリカに移ってますよね。
「新しいアイデア」というのも、アメリカ発が多いものです。
それはやっぱり、アメリカの方が、文化的にも境地開拓型の人を重視しているからなんですよね。
日本でも、「ゆとり教育」ってありましたが、すぐに見直されましたよね。
あれは、まさに「社会維持型を大切にするか、境地開拓型を大切にするか」という対立の構図なんですよ。
ゆとり教育そのものは「人によっては」効果があるもので、そのゆとり世代の境地開拓型の子は、きっと他の世代よりもはるかに優秀になっているでしょう。
ただ、日本人はやはり社会維持型の人が多いので、多くの人が「学力だけ」で判断して、「そんなのやめてしまえ」としたわけです。
そして日本は、今も社会維持型を重視している、ということですね。
だから、「現状維持を重視する社会」や「変わることを拒む環境」になじめない人ほど、アメリカとか、北欧みたいな国が合うんじゃないかと予想したりもします。
私も海外のそう言う雰囲気を見ると、やっぱり「海外の方がよさそうだな」という気はしますからね。
私もいつか、海外に拠点を移すかも(笑
まとめ
そんな感じで、人が勉強するかどうかというのは、「目的を持つか」で決まるものだということです。
それは、社会維持型には強制的に勉強や命令を与えればいいし、境地開拓型には自由と支援を与えればいいと。
逆を言うと、自分のタイプに合わせて、自分を強制的な環境か、自由な環境かを選んで配置するといいでしょう。
私は自由な方が、能力を発揮するタイプだということですね。
このページを見ている多くの人も、比較的自由な方が才能を発揮するんじゃないかと思ってます。
ということで、今日は「目的があるから勉強する」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。