今日も生き方のお話です。

嫌な環境からは、システムに組み込まれる前に抜け出そう、というお話をしてみましょう。

 

「嫌な環境」の価値観には染まらないようにする

私たちは「こうなれたらなぁ」という願いを持ちますが、最初からすぐに実現できないことも多いですよね。

例えば会社勤めが嫌で独立したくても、最初は収益が立たないので、どこかの会社で働く必要があったり。

他にも、例えば田舎で暮らしたくても、収入や仕事形態の関係ですぐには実現できずに、都会で暮らさなきゃいけなかったり。

 

そういう場合、「嫌な環境」の価値観には染まらないようにする方がいいように思います。

すると、嫌な環境からは早めに抜け出せそうに感じます。

 

「嫌な環境」に染まると、抜け出せなくなる

というのも、「嫌な環境」の価値観に染まってしまうと、システムに組み込まれて抜け出せなくなるんですよね。

例えば「田舎でマイペースに暮らしたい」と思っていても、すぐには実現できずに、都会で就職しなきゃいけなくなったとしましょうか。

 

その場合、「都会のサラリーマンの価値観」みたいなものがあるんですよ。

「朝、目を覚ますには、こういう目覚ましがいい」、「こういうコーヒーだと、朝に目が覚める」、「冷凍食品を使えば、朝食が楽になる」、「昼食や夕食は外食が楽でいい」とか。

他にも、「車を持つ方が時間が短縮できていい」とか、「駅近物件の方が便利でいい」、「スマホで息抜きも大切」、「休日はリフレッシュするために、ぱーっと遊びたい」とか。

まぁ、いろいろあるかと思います。

 

理想の生活では、必要なくなる価値観も多い

でも、田舎でマイペースに暮らす場合、それらは全然必要なくなることも多いわけです。

そもそも朝は目覚ましを使わずに起きられるし、ぐっすり眠れるので、コーヒーで無理矢理目を覚ます必要もないかもしれません。

時間もあるので、料理も自分でできるかもしれません。

自転車や原付で移動できるなら、車も必要ないし、便利な駅近物件にする必要すらないかもしれません。

 

他にも、マイペースで仕事をできたり、すぐに自然に触れられる環境なら、スマホで息抜きをすることも必要なくなるかもしれません。

「SNSを見るよりも、近くの海に出て海を眺めつつ、水筒のお茶を味わう方が、よっぽど息抜きになる」みたいなことも多いですからね。

それに、マイペースで生きられるなら、「ぱーっと遊ぶ」なんて憂さ晴らしをする必要もなくなって、好きなことに熱中できるかもしれません。

 

こうして、システムに組み込まれてしまう

なのに、サラリーマンの価値観に染まってしまうと、この辺の違いが分からなくなってしまうんですよ。

そして「田舎で暮らしたいけど、外食できる方がいい。田舎って、外食できるところが少ないよな」とか、「車も必要だし、駅近物件の方が便利だし、スマホも必要だ」と感じたり。

 

すると結局、「それだけの支出が必要なら、都会で働かなきゃ実現できないぞ」となって、動けなくなると。

すなわち、都会のシステムに組み込まれてしまうわけですね。

 

「仕事を維持するためのコスト」は結構大きい

実のところ、「仕事を維持するためのコスト」というのも、結構大きいように思います。

例えば「朝から夕方まで仕事をするから、時間がない。だから時間を作るために、車が必要」とか、「時間がないから、外食や冷凍食品を使う」とかあるわけです。

 

でも、例えば「1日4時間ぐらいの仕事時間にして、その上で身の丈に合わせた生き方をしよう」とすると、人によってはだいぶ変わるかもしれません。

時間があるので車を持つ必要がなくなったり、外食や冷凍食品も使わずにすんだり。

すると、工夫ができるタイプの人ほど、「収入は減ったけど、それ以上に支出やコストを減らせた」となって、相対的に豊かになれることも多いわけです。

で、そこから豊かさを増やすこともできるわけで。

 

「安価な材料が多い環境」の方が合うこともある

それに、豊かさはお金だけでなく、時間やスキル、環境、健康、人脈、知恵、考え方、道具、素材や材料、いろんなものがあります

そして、「自由にできる環境」とか「安価に使える材料の多さ」みたいなものも、豊かさです。

 

なら、工夫ができる人ほど、「何をするにもお金が必要な都会」よりも、「工夫次第で安価な材料を得られて、楽しさや生活を自作できる田舎」の方が合うこともあるわけで。

私がよくやるような、「趣味のウォーキングついでに、野いちごや栗拾い、野草や山菜採取をして、食生活を豊かにする」みたいなこともできると。

 

まとめ

なので、嫌な環境の価値観には、染まらないようにする方がいいように思います。

嫌な環境で下手に染まってしまうと、抜け出せなくなっちゃいますからね。

まぁ「好きな環境」なら、どんどん染まるのでいいんですけどね。

 

特に、「自分に合わない仕事を心地よくする工夫」なんて、必要ないように思います。

戦略としては「自分に合わないものをどうやって伸ばすか」よりも、「自分に合うものをどう組み込むか」を優先する方が、いいかなと。

 

そういう根本的な優先順位をしっかりとできると、自分に合わない価値観に惑わされずに、進みたい方向に進めるかもしれません。

すると「理想の生き方って、意外とコストはかからないかも」と分かって、可能性が見えるかもしれません。

 

ということで今日は、嫌な環境からは、システムに組み込まれる前に抜け出そう、というお話でした。

今日はここまで~。

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