今日は簡単に、クリエイティブな事例紹介です。
「真っ白なジグソーパズル」みたいな発想もいいですよね、というお話です。
真っ白なジグソーパズルが、地味に売れている
ちょっとした記事をご紹介。
真っ白なジグソーパズルが、なぜ10年で22万個も売れているのか(IT Mediaビジネスオンライン)
記事の内容は、「真っ白なジグソーパズルが、地味に売れている」という内容なんですが。
「ジグソーパズルなのに、真っ白」とか、普通で考えるとありえないですよね。
だって、ジグソーパズルは絵柄を切っているから、「ジグソーパズル」というアイデンティティ(個性)が成り立っているわけで。
いやまぁ、「ジグソー」=「切り刻んだ」なので、間違いではないんですけどね(笑
「普通ではない使い方」もある
普通は、「ジグソーパズルは絵柄を探して、当てはめてゆくのが面白い」という楽しみ方です。
でも、こういう自分のアイデンティティを否定したようなものでも、需要はあるように思います。
そしてこういうのは、「普通ではない使い方」をするものなんですよね。
例えば、「悩みを追い出したい」、「集中したい」みたいなことにも使えそうに思います。
というのも、絵の情報がなければ、「1つ1つのピースを取り出して、実際に当てはめて確かめる」という風に、単調な手作業にできるじゃないですか。
すると、そういう「何も考えずにできる、指先を使う単調作業」って、悩みを手放せたり、無になれることがあるわけです。
陶芸とか、以前紹介した餃子の皮作りと似たような面白さです。
それに、少しずつ組み上がってゆくので達成感も味わえて。
だから、悩みやすい人とか、悩みを追い出したい時、集中したい場合とかで、こういう「真っ白なジグソーパズル」は有効になりそうに思います。
いろんな使い方を考えてみる
他にも、「ジグソーパズルに自分で絵を描く」みたいにできるかもしれません。
まぁ「絵を描いて、自分で切る」こともできるでしょうが、それだときれいなピースを作れませんからね。
そういう意味で、真っ白なジグソーパズルを求めることもあるでしょう。
さらには、上記記事でもあるように、「集中するためのトレーニング」だとか、「忍耐力を試す試験」としても使えるかもしれません。
すると、意外と地味な需要があって、ニッチに売れ続けたりするんですよね。
ニッチなほど「爆発的には売れないけど、地味に長期間売れ続ける」ということになります。
なので上記の「真っ白なジグソーパズル」は、完全にニッチな分野だと言えるかなと。
まとめ
そんな風に、真っ白なジグソーパズルのように、自分のアイデンティティを否定するようなものも、一つのアイデアのように思います。
「ジグソーパズルは、絵があって当然」みたいな常識中の常識を覆してみる、ということですね。
常識なんて、いろいろあるものです。
例えば、「食べ物は、器があって当たり前」とか、「絵は、キャンバスに描くのが常識」、「武器は、相手を傷つけて当然」とか。
だけど、「屋台だと、器や箸はゴミになる」とか、「キャンバスが苦手」、「傷つけるのは嫌」みたいに、自分に合わないことがあるものです。
なら、その常識を外した、新たなものを作ってみるのもいいですよね。
「屋台の食べ物では、器や箸も食べられるようにしたらどうだろう」とか、「キャンバスではなく、空間に絵を描くならどうだろう」、「相手が怪我をしない、傷つかない武器を作るならどうだろう」みたいに、いろいろ発想できるかもしれません。
すると新たな発想ができて、ニッチな分野を開拓できるかもしれません。
ということで今日は、「真っ白なジグソーパズル」みたいな発想もいいですよね、というお話でした。
今日はここまで~。