私は米軍岩国基地のすぐ隣に住んでいるんですが、ここに住んでいると、米兵の軍服姿とか見慣れます(笑
朝とか普通に、軍服姿(茶色系の迷彩服)で車に乗って、基地に通勤してますから。(基地の外に住めるのは、それなりの高官だけ)
あと、青色のデジタル迷彩があるじゃないですか。
「あんな色、どこで使うねん」とか思っていたんですが、アスファルトがあるような市街地だと、これが結構な迷彩になるのでびっくりだったり。
迷彩服一つとってみても、面白いものですね~。
ってことで、今日はクリエイティブなお話です。
「スパルタでなくとも、楽しく能力を上げることもできる」、というお話をしてみましょう。
ゴルフ嫌いが、たった一回でゴルフを大好きになった方法とは?
面白い記事を見つけたので、ご紹介。
興味深かった部分をかいつまんで説明すると、記事筆者の本田さんは、ゴルフ関係の仕事をしていたのに、「ゴルフは大嫌い」という状態だったって言うんですよ。
そんな本田さんが、北野さんというプロゴルファーと出会って、ゴルフを教えてもらったら、一気にゴルフが好きになったという。
そのゴルフを好きになる練習方法が、すっごくよかったんですよね。
プレッシャーから解放されると、楽しく能力を得られる
それはどういう練習方法かというと、最初は初心者のみんなでパターの練習をすると。
でも、そのルールが面白くて、「ボールを決して穴に入れてはいけない」なんですよ(笑
チキンレース風に、「穴の寸前で止めた人が勝ち」みたいな。
すると、「ボールを入れなきゃいけない」というプレッシャーから解放されて、すんなり距離感を得られるという。
その後、実際にコースに入ります。
でも、コースでは普通は4人で回るのに、8人(全員初心者)で回ります。
そして8人がティーショットをすると、その中で一番いい場所に飛んだ人のボールを選んで、その場所からみんながまた打ち始めると。
いわゆる、自分が打った場所からではなくて、一番いい場所に打ったチームメンバーの場所から再開するわけですね。
すると、ミスをするプレッシャーから解放されて、楽しくコツをつかめていけるという。
しかも、当然すごくいいスコアになるし、いい場所に打った人はたたえられて、ミスしても落ち込むことなく、みんなが「自分がうまく打って、みんなのために貢献したい!」という気持ちになれるわけです。
これ、すごいシステムですよね。
ルール次第でそういうマインドになれるというのが、驚きだったり。
「失敗してはいけない」というプレッシャーが、足を引っ張っている
思うに、「失敗してはいけない」というプレッシャーが、足を引っ張っているように思います。
例えばゲームを作るにしても漫画を描くにしてもブログを書くにしても、「売れなきゃいけない」、「あの会社に採用されなきゃいけない」、「アクセス数を増やさなければならない」とか思うと、急にしんどくなるじゃないですか。
本来は「こういう作品を作りたいな」、「こういうビジョンを実現したいな」で楽しく動くところを、プレッシャーで足かせをはめられるようなものです。
すると、自由に動くことなんてできませんよね。
そうじゃなくて、まずは足かせを解いてみましょうよ、ということです。
「失敗してもいい」という状態だと、失敗を思う存分しながら調整できますからね。
何の対策がうまくいくのかは、やってみないと分からない
だいたい、夢を叶える場合でも、何がうまくいくことなのか分からないんですよ。
例えばこの夏は、庵野監督の「シン・ゴジラ」と新海監督の「君の名は」が売れたじゃないですか。(私は両方とも見てませんが)
で、「シン・ゴジラ」は「庵野監督の良さを思いっきり凝縮して、ニッチ向けにすることでうまくいった」、という評価なんですよ。
一方で「君の名は」は、「新海監督の良さを薄めて、メジャー向けにすることでうまくいった」という評価のようで。
もう全く正反対のアプローチですよね。
それと同じで、私たちもメジャー向けにする方が売れるのか、ニッチ向けにする方が売れるのか、やってみないと分からない部分が多いんですよね。
そういう場合、「失敗してはいけない」という足かせは、自分なりのクリエイティビティーを出せなくなってしまいます。
そして現状に固執したり、既に売れているものの何番煎じになってしまうものです。
でも、「失敗してもいいよ」という余裕が持たされた場合、「今回は思いっきりメジャー向けにしてみたらどうだろう?」、「もうちょいニッチ向けはどうかな?」とか、いろいろ試行錯誤できますよね。
すると、自分なりにうまくいくポジショニングが見つかりやすくなると。
それは、一つの場所で「売れなきゃいけない」と固執するよりも、はるかに多くの可能性が得られると分かります。
まとめ
そういうこともあって、「失敗してもいい」という余裕が、可能性を見つけられるようになるコツじゃないかな、と思います。
失敗しても大丈夫な余分な弾があることで、試行錯誤できるものですからね。
私たちは、うまくいかない時はつい「次こそは絶対に成功させてやる」と思いがちです。
そしてスパルタ形式で、自分を追い込んで反復練習をしようとしたりするんですが。
でもその「絶対に成功させてやる」という気持ちが、新たなアプローチを得られなくすることもあるわけですね。
逆に、「失敗してもいい」という余裕が、楽しさと、新たな可能性を与えてくれることもあると。
特に現状にスタックしてしまっていて、スパルタでもうまくいかない場合、そういう「失敗してもいい」が効果的かもしれません。
ということで、今日は「スパルタでなくとも、楽しく能力を上げることもできる」、というお話をしてみました。
今日はここまで~。