今日は、お金のお話をしてみましょうか。
「お金で時間を買う」、という考え方についてのお話です。
何にお金を使うのか?
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簡単に内容を要約すると、「見栄を張った贅沢」が身を滅ぼしますよ、というお話です。
「他の人よりも、ちょっといいものにしたい」という欲求が、消費のスパイラルを作り出してしまうと。
私からすると、もちろん見栄もそうなんですが、「何にお金を使うか」ということかなと思います。
「お金で何を買うんですか?」、ということですね。
車を買うのか、野菜を買うのか、家を買うのか、お米を買うのか。
私の場合、お金が入ってきて一番最初に買うのは、「時間」です。
これは、「大好きなこと『だけ』をして生きられる時間」のことですね。
そして、残りのお金で、生活の質を高めるようなものとか、贅沢なものを買うと。
私はこれを徹底しているんですが、他の人は全然そうでない人が多いんですよね。
そして、何かあったときに、すぐに生活が崩壊してしまうと。
一番怖いのは「まさか」
人生には、三つの坂があると言います。
一つめが「上り坂」、二つめが「下り坂」、三つめが「まさか」という坂です。
で、この「まさか」という坂はとても怖いんですが、人生で2~3度ぐらいは必ず起きるものです。
これをしっかりと考慮に入れられているか、ということですね。
私は常に、10年間は遊んで暮らせるように、としています。
それだけ時間を買っておいた上で、余った分を贅沢に使うと。
実際、私は年収1000万あっても、年間150万円で過ごせますからね。
それはなぜかというと、「時間を買う」ということが大前提にあるからで、「他の贅沢品よりも、時間が大切」だからこそ、質素な生活でも納得できるわけです。
私はサラリーマンではないので、いわば動物園にいるのではなくて、サバンナで冒険をしていることになります。
こういう状態にいると、真剣に身の安全を考えるんですよ。
で、それぐらいの安全を確保していても、実際に今までヒヤリとすることはありましたからね。
「時間を買う」のは「人生を買う」こと
この「時間を買う」のと、「貯金をする」のは、似ているようでいて全然違うものなんですよ。
貯金は時に、貧乏人に落ちぶれる原因にもなりえますからね。
特に若いうちの貯金なんてほとんど意味がなくて、投資をする方がよっぽど時間を買えるようになります。
で、多くの人が「投資」とか聞くと株とか債権、不動産を考えるんですが、投資には「自己投資」も含まれます。
で、さらに「自己投資」とか聞くと、雇われの人ほど「資格を取ろう」とか考えるんですが、これも発想が違うんですよ。
自己投資というのは、「人に認められるためのもの」ではなくて、自分のスキルや能力、生き方、人生の使い方を作ることも含まれます。
「時間を買う」というのは、「人生をどう使うのかを決める」ということでもあるわけですね。
いつまで生きれば満足するのか。
何を成せれば満足するのか。
それをしっかり決めることができれば、お金を何に使うのかは自然と決まる、ということですね。
まとめ
そういうこともあって、「お金で時間を買う」という考え方をすると、この危険を事前に回避できるかと思います。
人生のために、お金を使うんだと。
人生以外のものにお金を使っていたら、そりゃー落ちぶれて当然でしょう。
老人になって落ちぶれていく人は、老人になってようやくそれを学び始めた、ということです。
死ぬ間際に分かるよりかは、よっぽどいいことですよね。
それでも気づかない人は、死ぬ間際に教わることになります。
だから、早めに気づいた方がいいんですよ。
だいたい、「人はいつか死ぬ」と分かっているんですから。
苦しんで苦しんで、生きられる時間を延ばして、延ばしたのに、最後まで全然充実して生きられなかった、とか、笑えないジョークでしかありません。
でも世の中には、そんな笑えないジョークをやっていて、死ぬ間際になって後悔する人が多いんですよ。
これは、健全な思考ができるほとんどの人に分かることです。
それを直視するかどうか、という問題かなと思います。
早い段階から直視した人から、自分の人生を生き始められる、ということですね。
まあ、このページを見ているような人とか、私の本を買ってまで自己投資をしている人は、大丈夫なので安心してください。
ということで、今日は「お金で時間を買う」、という考え方についてお話してみました。
今日はここまで~。