今日はクリエイティブなお話です。

「ストーリーを作れなくても、キャラの魅力を売ることができる」というお話です。

 

「どうにかして、キャラだけで売れないかな?」という悩み

「キャラは作れるけど、ストーリーを作れない。ストーリーを発注する余裕もない。だけどどうにかして、キャラを売りたい」っていう人、いると思うんですよ。

ストーリー作りって、つじつま合わせが面倒だったり、うまくつながらなかったりして。

それに、誰かにストーリー部分を発注するとなると、手間もお金もかかるし、何よりイメージ通りにならないことがあって。

 

そういう場合、「どうにかして、キャラクターだけで売れないかな?」と感じる人もいるかな、と思ったりもします。

そういう「キャラ作り(と世界観)」だけで魅力を出す例があったので、一つご紹介してみましょう。

 

キャラ作りだけで魅力を見せる例

 

「メギド72」というスマホゲームのキャラなんですが、こういうキャラ紹介スタイルって面白いですよね。

画像を見ると分かるように、雑誌のようにデザインをして、キャラクターの説明をすると。

もちろんイラストとデザインの能力が必要になりますが、こういう形式だとストーリーは必要ないわけです。

で、キャラの魅力を味わってもらえると。

 

「キャラの解説を見せる」という楽しませ方

私はこのゲームについては全く知りませんが、キャラの性質は分かりますよね。

中にはゲームの攻略法っぽい解説もありますが、普通に物語にしたい場合、他のキャラとの関係を描いてもよくて。

そういう「キャラの解説を見せる」という楽しませ方もあるように感じます。

 

で、「どうやったら、よりキャラの魅力を濃密に味わってもらえるだろう?」と、構成や内容を模索していくわけです。

例えば、「こういうハプニングが起きた時、このキャラはこう行動して、周囲にこういう影響を与えた」みたいな、思いついた短いエピソードを加えてみたり。

「こういうのが好き(もしくは嫌い)なのは、こういう過去の出来事が原因」みたいな、過去の経緯とか。

「本当はこういうすごい力や才能を持っているのに、なぜ自分ではその力を自覚できなかったのか」みたいな、環境説明とか。

「本当は大した欠点ではないのに、なぜそれを大きな欠点だと思いこむようになったのか」みたいな、不運な出来事とか。

 

そういう「キャラの美味しい設定のピックアップ」みたいな形だと、ストーリー形式にせずとも大丈夫ですよね。

そして、その部分だけでも「キャラの魅力を作る、ストーリーの美味しい部分」をしっかりと味わえると。

ある意味これは、「ストーリーの時系列部分を省いて、読み手に見せる演出方法」と言えるかもしれません。

 

まとめ

なので、こういうスタイルも一つの工夫かな、と思います。

無理に時系列に並べなくても、ストーリーの美味しい部分は読み手に提供できるんだと。

 

なら、「キャラを短期間で作れる。簡単なエピソードも作れる」という人にとっては、一つのスタイルになりそうに感じます。

そして、「こういうのを本にしてまとめて売るとか、新たな楽しませ方ができるかも」と、可能性が見えるかもしれません。

 

というか、そういうのがあったら、私自身が見てみたいというか(笑

むしろ、自分で作ってみたいぐらいかも(笑

 

ということで今日は、「ストーリーを作れなくても、キャラの魅力を売ることができる」というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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