今日は、クリエイティブな考え方についてのお話です。
「頑張って毎日更新をする」ではなくて、「楽をするために毎日更新にする」という感覚でもうまくいく、というお話です。
「頑張って毎日こうするぞ!」という人は、続かない
よく、「頑張って、毎日こうするぞ!」と言っている人がいますよね。
例えば「ブロガーになるために、頑張ってブログを毎日更新するぞ!」とか、「頑張って、1日に1冊本を読むぞ!」、「頑張って、毎日運動して体重を下げるぞ!」みたいな。
まぁ毎日でなくとも、毎週とか毎月みたいなペースもあるかと思います。
でも、私が見ている限り、そういう人は続かないんですよ。
まぁ続けられる人もいるかとは思いますが、そもそも苦しいですよね。
ちなみに私はブログを毎日好きで書いているんですが、そういう感覚ではなかったりします。
私の中では、頑張って毎日書いているのではなく、むしろ「楽をするために、ブログを毎日更新にした」という感覚です。
そしてこの感覚が分かると、心地よくペースを保てるかもしれません。
「楽をするために、毎日更新にした」という感覚
これはとても単純な話です。
以前、このブログシステムに移行する前は、1週間に1日ほど休みを入れてブログを書いていたんですよ。
毎週火曜日を定休日として、書かない日を作っていたと。
でも、1日休みを入れると、その翌日が猛烈にしんどくなるわけです。
分かるでしょ、「土日で休むと、月曜の朝がしんどくなる」という、あの鉄壁の法則です(笑
それに、休んだからといって新たなネタが出てくるわけでもなく、むしろ感覚が鈍ってしまうほどで。
で、「それなら毎日更新にする方が、ペースも保てて楽にできるな」と分かったので、毎日更新にした、という流れです。
だから、「楽をするために、ブログを毎日更新にした」ということですね。
日々の活動は、ペースを保つもの
私の中では、ブログなり動画配信なりの「日々の活動」って、ペースを保つものだと思うんですよ。
「多く作ったらいい」ではなく、「自分のペースを保つほどいい」という感覚ですね。
すると、結果として多くの記事や動画を作れていた、みたいな流れです。
これは、マラソンを考えるといいでしょう。
「早くゴールにたどり着けるほどいい」と思って、最初から全力疾走でゴールを目指すと、すぐにへばっちゃうと分かりますよね(笑
そして、そのゴールが見えないほどはるか遠くにある場合ほど、なおさらで。
むしろ、「自分なりのペースを保とう」と、心地よく走れるポイントを見つける方がいいように思います。
負担が心地よく、疲れにくく、だけど走っていて心地よいランナーズハイが味わえる、そういう状態だと、マラソンが趣味になります。
なら、そんなマラソンを毎日心地よく続ける方が、結果として全力疾走よりも遠くまで走れていた、というだけの話です。
そのペースも走り方も、人によって違う
そして、そのペースも走り方も、人によって違うわけです。
人によっては大股で速度を出す方が快感な人もいるし、小幅な歩幅でちまちま走る方が合う人もいると。
なら、「プロは1日3記事、これだけの文章量を書く。なら私もそうしなきゃ」なんてスタイルをまねするのは、まるで無意味だと分かります。
そもそも彼らは長文癖なので、「長文を書く方が楽だから、長文を書いている」に過ぎません。
私もそういうタイプなので分かるんですが、書くとどうしても長文になっちゃうんですよ!(笑
分かるでしょ、「好きなことを話していたら、つい時間を忘れて長くしゃべっちゃった」みたいな、あの感覚が!(笑
「頑張って長く書いている」ではなくて、「短くまとめられない。長くしか書けない」という性質なわけです。
もうね、つい「例えば」とか「というのも」みたいな言葉を加えてしまって、原理や解説を入れると、気がつくと長くなってしまっていると(笑
だから私なんて、歌詞とか作品のタイトルみたいな短いフレーズを作るのが、強烈に苦手だったりします。
小説とか書いている人でも、そういう「長くは書けるけど、ごく短い短編は苦手」みたいな人って、いるでしょ。
それは、その人が持つ性質をうまく使っているに過ぎません。
短く書けるなら、私はそれがいいと思うんですけどね。
コピーライティングだって、記事のタイトルだって、短く端的に説明できるなら、それはそれで素晴らしいように思います。
自分のスタイルに合わないことをすると、苦しくなって当然ですからね。
まとめ
なので、「頑張ってこの形にする」ではなくて、「楽な心地よさを考えると、この形に収束した」という感覚がいいように思います。
それが自分に合う、自分なりのスタイルかなと。
で、それで楽しんで続けていると、ペースを保てます。
だから結果として多くの作品を作っていたり、リリース量が増えていた、みたいな流れです。
もちろん、時にはペースを落とす時期もあるし、ペースを上げる方が心地よい時期もあるでしょう。
だけどそれも、「目標値やノルマ」を目指すのではなくて、「自分の心地よさ」を基準に設定するわけです。
例えば「プロの漫画家になりたい」と状態を目指すのではなく、「毎日、毎月、こういうテンポで書けると楽しいな」というリズムを目指すと。
その上で、心地よく走りながら、新たな方法論とか、クオリティを試行錯誤してゆくことになります。
もちろん、人によっては毎日よりも、毎月ペースで何かを出す方が合う人もいるでしょう。
「4ヶ月に1冊、コンスタントに同人誌を出すぐらいが心地よい」みたいな人もいますからね。
それもその人のテンポやペース、スタイルです。
この感覚が分かると、無理に頑張ることなく、心地よくできるし、「気がついたら多くの作品を出していた」という感覚になります。
その中から、ヒット作も出れば、うまくいかない作品もあるでしょうが、まぁそれはそれで過去作だということです。
すると心地よく進められて、活動を楽しめるかもしれません。
ということで今日は、「頑張って毎日更新をする」ではなくて、「楽をするために毎日更新にする」という感覚でもうまくいく、というお話でした。
今日はここまで~。