今日と明日は、クリエイティブ方面の精神的なお話です。

「クリエイティビティーを高めるために、代用品を考えよう」、というお話をしてみましょう。

 

今回の内容は、このブログのまとめ的な記事になります。

で、記事が長くなりすぎてしまったので、今日はその前編です。

 

すぐに実現できない願望を、どうすればいいか

私たちには、いろんな夢とか願望がありますよね。

「こういうものが欲しい」というだけでなく、「こういうことができたらいいな」とか、「こういう生き方ができたらいいな」という内容もあるものです。

お金が得られたら素晴らしいですし、嫌な仕事をせずに生きられたら心地よいですし、日々熱中できることをしたり、使命感を感じられることができたらすてきですよね。

 

でも、なかなかそういう願望って、実現するのが難しいじゃないですか。

まぁそれは当然で、すぐに実現できるのならすぐに実現するので、願望にはなりませんからね(笑

すぐに実現できないから、願望を持つようになるわけです。

 

願望をどう実現すればいいのか

じゃあそういう願望を、どう実現すればいいのか、というお話です。

そこで世の中では、「我慢しろ」とか「変な願いを持つな。周囲に合わせて生きろ」とか言う人もいるでしょう。

確かにそれも一つの戦略なんですが、私はそういう我慢ができないタイプなんですよ(笑

このブログを見ている人も、たいていが私と同じような、我慢できないタイプでしょ(笑

で、そういう我慢に向かない人が我慢をし続けると、生きる意味を失っていって、病気になったり時には自殺をしてしまうこともあるわけです。

 

なら、願いを実現するための方法論を、ここでまじめに考えてみましょうよ、ということです。

これにはいろんな技術論とか精神論があるんですが、このブログでは主に、「クリエイティビティーを高めることで、願いを実現しよう」というアプローチで説明しています。

 

なので今日と明日とで、そういう「クリエイティビティーとは何か」、「どうすればクリエイティビティーを高められるか」というお話をしてみましょう。

今日は、「クリエイティビティーとは何か」ということについての説明になります。

 

クリエイティビティーとは「代用できるものを見つける能力」

いきなり結論から言うと、クリエイティビティーとは「代用できるものを見つける能力」なんですよね。

例えば「はさみが欲しい」と思っても、手元になかったとしましょうか。

なら、はさみがなくても、カッターだとか、物差しで切るとか、紙を折り曲げて手で切るとか、いろんなものや技術で解決できると分かります。

 

他にも、目的や用途が分かれば、はさみ自体を必要としなくなることが多いものです。

ここで、「ならなぜはさみを必要とするの?」と考えてみます。

すると、「例えば1枚の紙を2つに分けて、2人で使いたかった」としましょうか。

なら、別にはさみで切らなくても、もう1枚同じような紙を用意するのでもいいでしょう。

他の例で言うと、「間違った部分を切り取りたいから」という目的の場合、これもはさみで切らなくても、ペンで塗りつぶして見えなくすることだってできるわけです。

 

すなわち、自分にとって「はさみが欲しい」と思っていても、その代用品(解決策)が「別の紙」とか、「太字のペン」とかにもなりうるわけです。

「これがあればいいのに」と思っていても、その「これがあれば」自体を不要にして解決することだってできるんですよね。

クリエイティビティーとはそういう風に、願いを代用品で実現することです。

 

「お金が欲しい」も、同じように解決できる

じゃあ、ここまでの内容を応用して考えてみましょう。

ここで、「お金が欲しい」と思ったとしましょうか。

お金、欲しいですよね。

私とか、超欲しいですから(笑

でも、なかなかお金ってその辺に落ちていませんし、普通に考えるとしんどい仕事をしなければ手に入らないじゃないですか。

 

ならそこでどうするか、ということです。

例えばお金が多くなくても、何か価値あるものを提供できれば、それをお金と交換することができると分かります。

というのも、お金は必ず「お金以外の価値あるもの」と交換するからですね。

お金は交換手段ですが、一方がお金を出す場合、もう一方は必ず「お金以外の価値あるもの」を出します。

なら、「お金以外の価値あるもの」を多く持つ人ほど、お金が入ってくると分かります。

 

そのために、自分の周りにある価値に気づきましょうよ、ということですね。

今まで無価値だと思っていたけれども、ちょっと工夫をすれば価値になることなんて、多くあります。

 

すると、「しんどい仕事をしてお金を得る」という道だけでなく、「『お金以外の価値あるもの』を提供してお金を得る」という代用の道もあると分かります。

お金そのものがなくても、ファンを作ったり、自分のビジネスを作って代用することができるわけです。

 

お金自体を必要としなくなることもできる

他にも、目的や用途が分かれば、お金自体を必要としなくなることが多いものです。

お金は全て、交換するためのものですからね。

なら、何と交換したいのかを考えることで、お金以外のもので解決することだってできます。

 

例えば「貯金が多くあれば、安心して生きられる」という風に安心が欲しい場合、自分の考え方を変えることで安心を作り出せるかもしれません。

「お金でバッグが欲しいから」という場合、安価な布地を買ってきて、自分で作ることで、差額分のお金を必要としなくなるかもしれません。

「ブランドものを身につけて、自尊心を得たい(劣等感をごまかしたい)から」という場合も、考え方を変えたり、使命感を感じられることをすることで、劣等感を解決できるかもしれません。

すなわち、「お金が欲しい」と思っていても、「考え方」とか、「布地」、「自分にできること」とかで代用できうるわけです。

 

「はさみが欲しい」という欲求を、別のもので解決できるのと同じです。

「お金が多くないこと」は、「欲求を解決できない」ということではありません

クリエイティビティーを高めれば、「お金は必要なだけあればいい」と分かります。

それは、「お金が欲しい」という欲求は、いろんなもので解決できるからですね。

 

願いを実現する方法は、身近に山ほどある

なら、実は願いを実現する方法は、山ほどあると分かります。

私たちの身の回りには、そういう代用品が多くあります。

 

このブログでは、そういう代用品のことを「見えない資産」と呼んでいるんですが。

そういう「見えない資産」を上手く使うことで、欲求を解決していきましょうよ、ということです。

 

それで満足度を高められて生きられるのなら、素晴らしいですよね。

ただ我慢するよりも、こういうクリエイティブな道の方がよさそうだと分かります。

だから、私はそうやっていろんな欲求を実現して、満足度を高めて日々生きているわけです。

そしてそれを、このブログで分かち合っていることになります。

 

まとめ

そんな風に、クリエイティビティーを発揮することでも、私たちの願いは実現できるわけです。

それは、ただ我慢をし続ける日々をやめて、別の解決策を見つける毎日を始めることになります。

だから、我慢ができない人ほど、そしてエネルギーを持って積極的に攻め続けたい人ほど、こういうスタイルが合っているようにも思います。

 

そのためにも、代用品を考えてみましょうよ、ということですね。

はさみがなくても、別のもので解決できます。

いっそ、はさみがなくてもいいような環境を作ることすらできます。

 

他にも、「お金が欲しい」、「嫌な仕事をやめたい」、「自尊心が欲しい」、「充実して生きたい」と思っているかもしれません。

なら、それらも同じように、クリエイティブに解決できうるということです。

 

そういう発想だと、苦しいだけの我慢生活から、ぐっとエネルギーを持って活動できるようになるんじゃないかと思います。

そして失敗をしても、落ち込む暇もなく、「じゃあ次はこうやってみよう」と立ち直れます。

すると、どんどん前に進んでゆけるんじゃないかな、と思います。

 

ということで今日は、「クリエイティビティーを高めるために、代用品を考えよう」、というお話の前編でした。

明日は、じゃあどうやってクリエイティビティーを育てられるのか、というお話をしてみましょう。

今日はここまで~。

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