今日は、クリエイティビティーのお話です。
強風時に、ある中学生が見せたクリエイティビティーについてお話ししてみましょう。
強風だけど自転車を置きたい。どうしよう?
今日は風が強かったですね~。
趣味のウォーキングをしていると、晴れているのに、風だけが春の嵐みたいな感じですごかったんですよ。
見ると、置かれている自転車とか、全部風で倒されているわけです。
そんなとき、中学生の男の子たち3人が、部活へと向かおうとしている光景を見たんですよ。
で、彼らは自転車を置きたいわけですが、強風なので普通に置いたら風で倒されるのが目に見えていると。
でも、グラウンド横の自転車置き場は吹きさらしなので、風を妨げる場所や、固定できるものはないわけです。
どうやったら、自転車を倒さずにいられるのか。
そこで彼らが取った対処策が、面白かったんですよね。
もし自分ならどうするか、ちょっと考えてみるといいでしょう。
じゃあ、強風で自転車が倒されそうなときに、彼らはどう対処したのか。
それが、「最初から倒して置く」です。
さらには3台の自転車を少し重ねるようにすることで、より安定させるという念の入れようで。
私にはこの発想が全くなかったので、「あの中学生たちは、すごいな! 頭が柔らかいな!」と思わず感嘆してしまったという。
本質を見抜ければ、無駄な対処をしなくてすむ
これって、いい逆転の発想ですよね。
というか、物事の本質が見抜けている証で。
「そもそも、なぜ自転車を倒したくないの?」というと、「倒れると自転車が傷つくから」とか、「危ないから」とか、そういう内容ですよね。
だったら、最初から倒しておけば、問題ないわけです。
自転車は、立てて置く必要なんかないんですよね。
この発想って、いろんなところに応用できるように思います。
例えば、「そもそも、なぜお金持ちになりたいの?」とか、「そもそも、なぜ成功者になりたいの?」とかありますよね。
だいたいそういうのって、本質は「大好きなことだけをして、生きていきたい」、「適度に安定して、適度に冒険して生きたい」ってことなんですよ。
だったら、最初から大好きなことで、挑戦しつつも、ある程度安定してお金を稼げれば、問題ないわけです。
お金持ちになる必要もなければ、成功者だと認められる必要もないと。
大好きなことで精一杯して、挑戦して、自分が納得できる人生を送れれば、それで満足できるわけです。
逆を言うと、納得できる人生を送ることができていないから、見栄を張りたくなるんですよね。
最初から自転車を倒して置けばいいのと同じように、最初から納得できる生き方をしていればいいんですよ。
大金持ちになる必要とか、成功者になる必要とか、全然ないと。
それで十分に、幸せを味わえるんですよね。
まとめ
そんな風に、本質を見抜ければ、最適な対処法が見えてくると。
「自転車は立てて置く」というのは、偏った常識というか、必要性のないものですよね。
グラウンド横の広いスペースであれば、余裕で倒しておけばいいわけで。
「そもそも、これをこうする必要なんてないよね」っていうことは、私たちの身の回りでも、結構あるんじゃないかと思います。
そういうものがあると、どんどん生活をシンプルにできて、余裕を生み出せるんじゃないかと思います。
ってことで、今日は「強風時に中学生が見せたクリエイティビティー」ということでお話ししてみました。
今日はここまで~。