今日は普通の日記で、昨日の記事(アドバイスとカウンセリングの違い)のあとがきです。
いろいろ補足も語ってみようかなと。
久しぶりにがっつり書きました
いや~、昨日は久しぶりにがっつり書いたな、という感覚です(笑
分量で言うと、普段の2倍ちょいぐらいの分量ですね。
もしこの分量を2週間連続して書いたら、1冊の本ができるぐらいです(笑
本当は2回に分けたかったんですが、あの内容だと、1回で説明しきる方がいいですからね。
ちなみにタイトルは、だいぶ穏やかにしてます。
内容が内容だけに、過激なタイトルをつけて炎上しても問題ですし(笑
なぜ心屋氏は「詐欺師だ」と言われるのか
心屋さんはよく「詐欺師だ」と批難されているんですが、これも人の感覚の差から来るものだろうと思います。
昨日も触れましたが、彼はカウンセラーの立場から、がんじがらめになった人のしがらみを取り払おうとしているわけです。
でも9割方の普通の人は、カウンセリングなんて必要なくて、むしろその方法論は害になりうると。
すると、9割方の普通の人からすると、「心屋仁之助は、害になるものを人々に売って、お金を得ている詐欺師」と感じて当然ですよね。
言うなれば、アドバイスがメジャー(多数派)で、カウンセリングがマイナー(少数派)なんだと。
私自身は奪い合いは好きではないので、「公共に出すと害になるようなマイナー・ニッチ向け商品は、ひっそりと売って、必要とされる人だけに渡せばいい」というのが好みです。
その方が、ストレスなく喜んでもらえますからね。
心屋さんの方法論はとてもいいんですが、私からすると、そういう売り方が過激だな、とも感じたりもします。
カウンセリングは思考の制限を外すこと
で、少し昨日の補足をしてみましょう。
ある意味、アドバイスは思考の制限を加えることで、カウンセリングは思考の制限を外すこと、とも言えるでしょう。
なら、現状から出たい場合、自分に対してカウンセリング的な発想が重要になるんですよ。
だって、現状って「今自分が持っている思考の制限範囲」ですからね。
現状から出るには、今までの常識とか、思考の制限を超える必要があるわけで。
アドバイスだと、動けない
その場合、アドバイスだと、どうしても「自分の中にある、他の重要な価値観(行動規範)」とぶつかっちゃうんですよ。
例えば「そんなに嫌なら、会社を辞めれば」とアドバイスを言われても、自分の中には「会社を辞めると、お金がなくなる」という別の行動規範があるわけです。
「それができないから悩んでるんじゃない!」って言いたくなりますよね。
でも、カウンセリング的アプローチだと、「会社を離れても、他の方法で今まで以上にお金を得たり、生きていく道がある」と気づく形になります。
すると、「この会社を辞めると、お金がなくなる」みたいな行動規範は消えて、より思考的に自由になれます。
なら、いろんな方法が見えるようになるんですよ。
例えば「貯金がこの額になるまで会社にいよう」とか、「副業の収益が毎月何万円になるまで会社にいよう」、「辞めるまで行かなくても、部署を変えてもらうのはどうかな」、「給料が下がっても、より合う会社や業種はどうかな」みたいに。
今までの「辞めるか、辞めないか」よりも、だいぶ柔軟ですよね。
これが、自由な思考(行動規範の制限から外れた思考)なんですよ。
そうやって自由になることで、より自分に合うスタイルを模索できるようになると。
思考の制限を外す方法論は、いろいろある
で、そういう思考の制限を外すのは、カウンセリングのような対話以外にも、いろいろ方法論はあります。
私の場合、原理やロジックでそれを説明して、目からウロコ体験をしてもらったり。
他にも、例えば森田療法とかは、別の低刺激な環境に移って、何か軽作業をすることで、違う生き方の体験をしてもらったり。
認知行動療法みたいに、客観的に自分の認知内容を知ることで、自分の思考パターンに気づいてもらったり。
どれもアドバイスではなく、カウンセリング的(自分で思考の制限に気づいて、それを外す方法論)でしょ。
アドバイスは、現状から出た後に役立つ
で、アドバイスは、現状から出た後に役立つものなんですよね。
現状から出たら、新たな世界で何をどうしたらいいのか、分からないものです。
だから、いろんなアドバイスを得て、新たな技術を身につけると。
例えば私のプロット技術や理論とかは、完全にアドバイスなわけです。
そういう風に、思考の制限を外すことと、思考に制限を加えることを、うまく使いましょうということですね。
多くの人が、アドバイスばかりを求めて、動けない状態になっているように感じます。
まとめ
まぁそんな感じで、昨日の記事の補足を語ってみました。
思考の制限を外すのって、目からウロコ体験ができて、面白いですよね。
こういう面白さを味わっていくと、いろいろ現状から出られるようにも感じたりもします。
ということで、今日はここまで~。