少しお休みをもらっているので、今日もお休み日記です。
いろいろ一段落したので、少し制作から離れて、気分転換してました。
いや、そうでもしないと、なかなか今まで触れていた物語の世界から抜け出せないんですよ(笑
なので、水耕栽培にいろいろ手を加えていたり、近くの山を歩いたり、海を眺めていたりました。
ラズベリーの群生地探し
ちなみに、自転車で少し走れば行ける程度の近くの山に、ラズベリーの群生地があったりします。
ラズベリー(草イチゴ)っていうのは、言うなれば野生のイチゴですね。
もちろん市販のイチゴほど甘くはないんですが、それでも穏やかな甘さがあって、さわやかな味で、それなりにおいしいんですが。
で、ちょうど今がラズベリーの花が咲く時期なので、どういう場所に群生地があるのかを探して回ってました。
というのも、群生地を探すなら、今の時期が最高にいいんですよ。
ラズベリーを含めて、イチゴの葉っぱはそれなりに特徴的なんですが、雑草に紛れていると全然分からなくて。
でも、イチゴの花は特徴的だし大きいので、遠くからでもすぐに分かると。
なので、今がいろいろ探すチャンスなわけですね。
すると、もうあるわあるわ、広大な山全体がラズベリーの群生地なんじゃないか、みたいな勢いだったという(笑
山の谷間で、川がある付近で、日中は半分日陰になるような、そういう地味な場所に多くあったり。
4月下旬~5月上旬がイチゴの旬なので、その時期に収穫できるのが楽しみですね~。
「誰も気づいていない豊かさ」って、いいですよね
このラズベリー群生地は、地元の人でも全然知られていないように感じます。
私自身、数年前に偶然見つけて初めて知ったぐらいで。
それに、日本食ではラズベリーって全然使わない印象もあって、誰も興味を示さなくて。
なので、毎年膨大に自然にできて、膨大に落ちてゆくと。
なんだか少しもったいないような気もしますが、自然にはそういう「誰も気づいていない豊かさ」があるようにも感じます。
こういうのって、なんだか「自分だけが知っている、隠れたお宝」みたいな感じでいいですよね(笑
「身近に山ほどあるのに、実は誰もその価値に気がついていない」みたいなのを見つけると、嬉しくなると。
いや、もちろん山でも持ち主がいるので変に入り込まずに、「ここは採っても問題ないだろう」という場所のみ選ぶわけですが。
みんなタケノコの方が好みっぽい
まぁきっと、今時期からはタケノコの方がよく取れるので、そっちがメインなんだろうなと思います。
タケノコの方が、需要もあって売れるし、日本料理の中でも山ほど使えますからね。
それに、ちまちまラズベリーを取るよりも、タケノコの方が作業量に対する収穫量は圧倒的に多そうですし。
実際に、よくタケノコを採ってる人はいますからね。
一方で、例えば今時期ならワラビとかゼンマイも山ほどできていても、それは完全にスルーだったり。
まぁ山菜は下処理が面倒らしいし、チアミナーゼという毒性処理も必要で、私もよく知らないのでスルーしています。
でもまぁ、そんな風に、結構いろいろ豊かさはあるんですよね。
水耕栽培も進行中
で、水耕栽培も進めています。
↑キュウリが大きくなってきたので、一部を本番環境に移してみました。
容器は、100均で買ったトレイとフロアマットを切ったもので、合計200円です。
それに切れ目を入れて、埋め込んだ、というものですね。
容器の中は、根っこが半分つかるぐらいの液体肥料で満たされています。
キュウリは寒さに弱いので、もうちょい室内で育ててから、外に出す予定です。
うまくいくといいですね~。
根っこでも、いろんな張り方がある
ちなみにスポンジの上で種を発芽させているんですが、見ていると、同じ種でもいろんな違いがあるんですよね。
例えば同じトマトの種でも、中には「まずは1本の根っこを先に延ばすもの」と、「まずは浅く広く根っこを張る」という、いろんな違いがあって。
きっと、そういう風に「いろんな根っこの張り方をする種」を用意することで、いろんな場所でも育つようにしているんだろうな、と予測したり。
深く根を張れて、地中深くに栄養分がある場所なら、先に深さを求める方が生き残れて。
逆に、地表近辺に栄養分がある場所なら、まずは広く浅く根を張る方が生き残れると。
「1つの実の中に、たくさん種がある」っていうのは、そういう「いろんな個性を分けて残すことで、どんな土壌でも、確実に適応できる種を残す」という戦略なんだろうな、と思ったりもします。
言い換えると、個性というのは、「どんな状況でも種を残せるようにするための戦略」かなと。
そして、さらに表現を変えると、「状況や場所を変えると、自分の個性に合う環境がある」と言えそうに思います。
根っこも香りがある!
あと、どうでもいいんですが、こういう植物って、根っこも香りがあるんですね(笑
スポンジで育てているので、移動させる場合は、やっぱり少し根っこが切れることもあるんですよ。
すると、例えばキュウリでもトマトでも、「あ、キュウリの香りだ」、「トマトの香りだ」って分かりますから(笑
ちなみにキュウリの根っこは、太くて頑丈で、もう安心感しかないというぐらいだったり(笑
逆にトマトの根っこは、細くて繊細で崩れやすくて、優しくしないとすぐにぼろぼろになっちゃいそうで。
きっとこういうのにも、「繊細で崩れやすい方が、有利な場がある、ってことなんだろうな」と予想したりもします。
まとめ
そんな感じで、「自前で食べ物を確保する」ということを試しています。
これがうまくいけば、少しずつ野菜作りを拡張していこうかなと思っていたり。
ということで今日は、ラズベリーと水耕栽培のお休み日記でした。
いや、これぐらい気分転換しても、まだ前回の物語の世界から抜け出し切れていないんですが(笑
いろいろ気分を変えて、次回作に取りかかろうかなと思います。
ってことで、今日はここまで~。
余談
あ、ちなみにネギも水耕栽培で育てているんですが、ネギは最強ですね(笑
少々水を枯らしても生きるし、ネギは料理で使いやすいし、日陰でも育ちやすくて。
なので、水耕栽培で一番使い勝手がいいのは、ネギじゃないかと思ったりも。