今日も生き方のお話です。
「イナゴや蜂の子を食べてみる」という過程に、「好奇心で現状から出る」までの全体像が詰まっていますよね、というお話です。
イナゴや蜂の子を食べる!
以前、ちょっとした動画で、イナゴや蜂の子が紹介されていたんですよ。
ちなみに私は、いまだに食べたことがないんですが、興味はあります(笑
そしてふと思ったのが、こういう「イナゴや蜂の子を食べてみる」という過程に、「好奇心で現状から出る」までの全体像が詰まっているように思います。
で、この全体像が分かると、好奇心で現状から出やすくなるかもしれません。
好奇心を持てると、現状から出やすくなる
昆虫食のように、「常識では考えられないもの」を拒絶し続ける人と、すんなりと食べられる人がいますよね。
拒絶する側だと、「覚悟を決める」とか「思い切って飛び込む」みたいにしないと、食べられないわけです。
「覚悟を決めて、昆虫を口の中に運びます!」みたいな覚悟だけでなく、「思い切って独立します!」とか、「心を決めて、こうすると決断します!」みたいなものもあるかと思います。
でも、好奇心を持てる人は、その壁を興味で身軽に乗り越えるわけです。
周囲が食べているのを見て、「へぇ、食べられるんだ」と分かると、むくむくと好奇心が出てきて、それで行動できると。
そして気楽に現状や常識から出て、どんどん新たな可能性を身につけられるわけです。
原理で安全性を推測できるか
そういう「興味を持てるのかどうかの分岐点」は何かというと、「原理で安全とメリットを推測できること」かなと思います。
好奇心を持てる人って、工夫ができたり、本質を見極められるタイプが多いんですよ。
すると、「あの人たちのように自分がやっても、自分には害はないのか」ということを原理から推論できます。
昆虫食の場合、周囲の地元民たちが昆虫を平気で食べているわけです。
なら、そこで工夫ができるタイプの人は、「自分が昆虫を食べても、安全か」を頭の中で考えます。
すると、「昆虫は基本的にタンパク質だし、安全性は確保されている。エビやカニと同じだ。その安全性は地域や人種に関係なく、ほぼ普遍的なものだ」と予測できます。
だから「ほぼ確実に安全だ」と分かって、恐怖がなくなります。
「デメリットがなく、メリットがある」と分かると、好奇心が出てくる
そして、安全性が確認された上で、「おいしいかもしれない」と自分にメリットがあると分かると、新たな可能性が見えますよね。
だって、食費を削れるかもしれないし、もっと手軽に栄養を得られるかもしれないし、味も広がるんですから。
つまり、「昆虫をおいしく食べられると、今よりももっと豊かになれる」と分かります。
こうして、「安全な上に、豊かになる可能性がある」と分かると、そりゃもう好奇心が出て当然のように思います。
だって、デメリットがなくて、メリットばかりなんですから。
いやまぁ、「見た目が悪い」という、明かなデメリットがあるんですが(笑
でも、エビやカニだってよく見ると似たような見た目だし、貝類だって見た目は結構悪いですからね。
この辺が分かると、デメリットは気にならなくなることが多くて。
だから工夫ができるタイプの人は、すんなりとイナゴや蜂の子を口に運べるように思います。
自分での判断が大切
ただし、そういう工夫ができるタイプの人は、もし安全性が判断できなければ、どんなに周囲が「おいしい」と食べていても口にしません。
例えばおいしそうな野菜や果物でも、その土地が汚染されている危険性があれば、自分の判断で「私はそれを食べない」と選べます。
これも、本質を見極められるので、「デメリットが大きそうだ」と判断できるからですね。
ある意味、「原理を元に、しっかりと安全とメリットの判断ができる人」が好奇心を持ちやすいのだろうと思います。
まとめ
なので現状から出たい場合、この流れを冷静に判断してみるのもいいように思います。
どんな世界でも、自分が理想とするような生き方をしている人たちがいるものです。
なら、そういう「自分にとっては常識ではない人たち」の世界に触れて、安全性を検討して、メリットを見極めると。
見方を変えると、現状から出られないのは、この流れに乗れていないからかもしれません。
それは、そもそも違う生き方に触れていないからかもしれません。
もしくは、違う生き方に触れても、「そんなの許せない、許されない」と条件反射的に拒絶しているからかもしれません。
場合によっては、その生き方での安全性と可能性を見極められていないのかもしれません。
これが分かると、「好奇心って、常に安全とメリットを確保して動くことなんだ」と分かって、無理をせずに動けるかと思います。
そして「好奇心が強く、どんどん現状から出られる人」というのは、これを無意識で瞬間的に判断できるようになった人なのかな、と思ったりもします。
ということで今日は、「イナゴや蜂の子を食べてみる」という過程に、「好奇心で現状から出る」までの全体像が詰まっていますよね、というお話でした。
今日はここまで~。