いや~、ここ数日はやたらと暑い日で、ちょっとへばってます。

ってことで、今日は短めに、生き方のお話です。

「自分は何にそんなに憂(うれ)えているのか」をはっきりできると、不安が消えやすくなる、というお話です。

 

漠然とした不安に向き合う

私たちって、未来に対して不安を抱えることがありますよね。

そしてよく分からない漠然とした不安ほど、モヤモヤとして残りやすいものです。

 

まぁそれは当然で、正体が何か分れば対策できて、不安は消えますからね。

正体がよく分からないから「モヤモヤ」だし、「残る」わけです。

 

ならそういう場合、あえて「何にそんなに憂(うれ)えているんだろう?」と向き合ってみるのもいいように思います。

そして一度でもそういう「憂いの根源」に向き合えると、すっきりして、「何度も同じようなモヤモヤを抱える」みたいなことから回避できるかもしれません。

 

何がそんなに不安なのか、向き合ってみる

実際に、「何がそんなに不安なの? 何がそんなに怖いの? 何がそんなに嫌なの?」と、自分に問いかけてみるのもいいでしょう。

 

例えば、以下のような問いかけを自分に発してみるのもいいでしょう。

  • 死ぬのが怖いのか。
  • 意味あることができずに死ぬのが怖いのか。
  • 意味あることを見つけられないことが嫌なのか。
  • 今の仕事や人間関係が嫌なのか。
  • 「今の仕事や人間関係から離れられないこと」が嫌なのか。

まぁ、他にもいろいろあるかと思います。

 

「基本方針」と「おまじない言葉」を作ろう

すると、自分の中で、「基本方針」と「不安を消すおまじない言葉」を作れます。

例えば「死ぬのが怖い」という場合、死に対してはどうにもできないことが多いものです。

なら、「死ぬときは、いさぎよく死のう」という基本方針と、おまじない言葉を作れるかもしれません。

 

「意味あることを見つけられないことが嫌」という場合、「なら、今まで避けていたものを試す方向に動こう」と、基本方針を作れるかもしれません。

というのも、「今までやっていたこと」に意味が感じられないなら、「避けていたこと」に可能性があると分かるからですね。

すると、「避けていたことに、可能性がある」、「何事も、試してみないと分からない」、「失敗の中から可能性を見つけよう」みたいなおまじない言葉を作れるかもしれません。

 

「今の仕事や人間関係から離れられないことが嫌」という場合、「なら、やめる方向に動き出そう。究極は、田舎でマイペースで生きられる方向に動こう」みたいに基本方針を作れるかもしれません。

なら、「新たな生存環境を作ろう!」というおまじない言葉を作れるかもしれません。

すると、無駄に現状に居続けることに固執しなくなるし、新たな環境作りをしやすくなるかもしれません。

 

適切に不安を見抜く

こういう「基本方針」と「おまじない言葉」を準備できていると、不安をエネルギーにしやすくなるんですよね。

だって、不安が出てきたときは、すぐにおまじない言葉を言うことで、基本方針に立ち戻れるし、動き出せるからで。

そして何度も繰り返していると、条件反射のように不安が方向性に変わるので、いつしかすっきりしていることに気がつくかと思います。

 

それでもまだ漠然とした不安を抱えている場合、適切に不安を見抜けていない状態だと分かります。

その場合、再び最初に戻って、「何がそんなに不安なの? 何がそんなに怖いの? 何がそんなに嫌なの?」と向き合うといいでしょう。

 

意外なところから可能性が見えることもある

面白いことに、実は意外なところから可能性が見えることもあるんですよね。

それが、「不安の根源」に向き合えること自体が、独自の可能性になりうる、ということです。

 

例えば私の場合、「手段がないこと」が嫌なんですよ。

ある意味、可能性さえ見えていれば、「まだ対処方法はある」と希望を持てるので、元気になれると。

そうして、「いろんな手段を見つけよう」、「大丈夫、今は見えていないだけで、きっと何かあるはずだ」、「世の中は広いし、変化している。チャンスはあるはずだ」みたいに、自分に語りかけられます。

 

そうしていると、ふとある時、「こういう自分を励ましている言葉をみんなに出せば、喜んでもらえるんじゃないの?」と気づくわけです。

そして出してみると、実際に喜んでくれる人が出てきて。

つまり、不安に向き合い対処した経験そのものが、可能性になっていたんだと。

そういう風に、意外なところから突破口が見えることもあります。

 

まとめ

なので不安を持ちやすい場合、「私は何にそんなに憂(うれ)えているんだろう?」と向き合ってみるのもいいかと思います。

「いつも抱えるモヤモヤな不安」って、結構いつも同種のものなんですよ。

 

なので一度向き合うことができれば、対策を作れて、すっきりできるかもしれません。

 

ということで今日は、「自分は何にそんなに憂えているのか」をはっきりできると、不安が消えやすくなる、というお話でした。

今日はここまで~。

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