今日も今日とて、料理のお話です(笑

今日は、「フランス料理とイタリア料理、スペイン料理の違いを考えてみた」ということでお話ししてみましょう。

 

フランス料理とイタリア料理、スペイン料理の違いって?

ここんとこずっと料理にはまり中で、最近はフランス料理のレシピをいろいろ見ていたり。

で、ふと気づいたんですよ。

「お前ら乳製品使いすぎやっ!」(笑

乳アレルギーな私にとっては、「これもバターを使ってるのか」、「これもチーズや生クリームを使ってるのか」と、半泣きで見ていましたから(笑

 

さすがは酪農大国ですよね。

圧倒的に、牛乳とかバター、チーズや生クリームを使うレシピが多いですから。

 

一方でフランスの周囲には、料理で有名なのは、イタリア料理とかスペイン料理があるわけで。

そこでふと、「乳製品を多く使う以外に、フランス料理とイタリア料理、スペイン料理の違いって何だろう?」と感じたわけです。

 

料理の内容は、気温と立地で変化する

そこで何となく思ったのは、料理の内容ってのは、「気温」と「立地」で変化しているってことですね。

気温が高い地域って、食べ物がすぐに傷むじゃないですか。

しかも魚は特に傷みやすいので、海沿いの地域で暖かい地域ほど、魚介類を丸ごと使った豪快な料理になりやすいと。

スペイン料理とかイタリア料理では、魚を丸ごと蒸したり、パエリアみたいにしますよね。

 

一方でフランスは比較的涼しくて、しかも内陸部分が多いじゃないですか。

さらには酪農をしていて乳や肉が多いので、保存が利くわけですね。

保存をするために、手間暇をかけると。

 

だから、地中海沿岸みたいに暖かい地域ほど、時間をかけずに素材が元から持つ持ち味を生かした料理になりやすいと。

一方で、フランスとかドイツみたいに北の方や内陸部になると、涼しくなって保存ができるので、チーズとかウインナーみたいに手間や時間をかけて、保存食や加工食を生かすようになるわけですね。

 

暑い地域ほど、ハーブやスパイスを用いる

それで、さらに暑い地域は、暑さで食欲がなくなるんですよ。

私たちでも、夏場で暑い日があると、食欲がなくなりますよね。

そういう時は、スパイスを使うことで食欲を出すことができるわけです。

インド料理とかタイ料理、メキシコ料理みたいに、熱帯地域はスパイスが多いですよね。

だから、スペイン料理はイタリア料理と比べても、よりスパイスやハーブが強めの料理が多いと。

 

なので、フランス料理とイタリア料理、スペイン料理の違いを考えてみると、次のように言えるかなと思います。

フランス料理: 酪農大国なので、乳をよく使う。保存性を意識しているので、原型が分からなくなるぐらい、よく加工して調理をする。

イタリア料理: 暖かい地域だけど、少しだけ暖かい程度なので、ハーブを多く使う。あまり加工はせずに、素材の持ち味を生かした料理になりやすい。

スペイン料理: 暖かい地域なので、ハーブだけでなく、スパイスも組み込む。あまり加工はせずに、素材重視。

 

で、どの国でも北部&内陸になるほど保存性と手間暇をかけることを重視して、海沿い&南部になるほど素材重視、スパイスやハーブ重視になると。

 

まとめ

私が感じたのは、こんな感じですかね。

フランス料理は、ほんと一品に時間をかけて、手間暇をかけるんですよ。

普通は、一品だけで食べるものですからね。

そんな料理をコースで食べるというのは、どれだけ贅沢なんだ!とか思いますから。

だから、フレンチフルコースは、贅沢の象徴なんじゃないかなと思います。

 

そして、フランス料理には「コク」がありますよね。

あのコクは、乳のコクなんですよね。

肉でも魚でも、料理は脂がのっているほど美味しいじゃないですか。

だから、バターや生クリームを隠し味に入れることで、脂肪分を上げて、コクを増しているんじゃないかと思います。

バターや生クリームは、乳製品の中でも特に脂肪分が多いですからね。

 

そんな風に考えてフランス料理を味わうと、もっと楽しめるんじゃないかと思います。

「このスープのコクは、隠し味に生クリームが入っているから、脂肪分が上がって美味しく感じられるんだ」

「肉でも魚でも、バターを下地に使ってるから、このうまみが出ているんだ」

「一品一品が、原型がないほどしっかりと加工されて出てくる。だからこんなにたくさんの種類をコースで食べられるのは、贅沢気分を味わえるんだ」

……みたいな。

 

すると、いろんな料理を味わえて、楽しめるかもしれません。

 

ってことで、今日は「フランス料理とイタリア料理、スペイン料理の違いを考えてみた」というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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