今日もいろいろとやることがあるので、短めの日記です。
「なぜゴールドをジュエリーにするのか」を考えると、意外と意味があって面白かった、というお話です。
「意味」を考えるのが好き
私はいろんな「意味」を考えるのが好きなんですよ。
いわゆる、「なぜこれは、わざわざこういう形になっているのか」ということを考えるのが好き、ということですね。
例えば私たち個性でも、個性の強い人ほど「なぜ私はこんな性質に生まれたの?」とか感じやすいように思います。
「他の人たちと同じような性質で、同じようにできれば、悩むこともなく生きられたのに」みたいな。
だけど、そこで意味を考えると、意外と意味や新たな発見があるものです。
私たちの個性も、「他の人とは違うのは、他の人にはできないことをするためのものだ」と分かれば、それを生かせると分ります。
「クズでゴミ」が「宝の山」になる
すると、今までは自分の中で「世の中のクズでゴミ」だったものが、一転して「宝の山」になったりするんですよ。
それは、意味が理解できるようになったので、本来の目的として使えるからですね。
つまり、世の中にあるいろんなものの「意味」を理解できるほど、価値を理解できて、豊かさを作れると。
それは当然で、「これはこう使える」というものをたくさん得れば、豊かになって当然ですよね。
だから、「価値を知ること」と「存在意味を知ること」は同義のようにも感じます。
裏を返すと、多くの人が「お金の価値しか知らない」から、「お金さえあれば」と、お金ばかりを求めるんじゃないかと思います。
なぜゴールドをジュエリーにするのか
で、最近になって、そういう「今まで気づかなかった意味」に気づいたことがあるんですよ。
それが、「なぜゴールドをジュエリーにするのか」ということですね。
きっかけは、とある海外(ロシアの近隣国)に住んでいる投資家の人が、「SNSで金(ゴールド)のジュエリーを買う場面を、さりげなく写真で出していた」というのを見たことですね。
その人は男性だし、飾ることは好きではなく、むしろ合理性ばかりで動く人なのに、なぜかゴールドのジュエリーを買っているわけです。
そういう「文脈に合わない写真」が印象深くて、少し心に引っかかってしまったと。
リスク対策のためにゴールドジュエリーを買う
それで「なぜ?」としばらく考えると、「ああ、この人は投資家だから、ゴールドを現物で買っていたんだ」と理解できたわけです。
つまり、それも投資の一形態だったわけですね。
で、ふと考えると、「ゴールドをジュエリーで買う」というのは、投資という側面もありますが、むしろリスク対策の方が強いんですよね。
だって、普通の投資なら、ゴールドはコインとか延べ棒で買うものでしょ。
なのに、なぜジュエリーで買う必要があるのか、ということです。
ジュエリーにすることで、身につけて持ち出せる
すると、「ジュエリーは身につけられる」というメリットがあると分かります。
つまり、「戦争などの非常時には、ジュエリーとして身につけて脱出すれば、身軽に最低限の資産を持って、その場から逃れられる」ということです。
なら、「金はジュエリーになりやすい」という意味がようやく分かったように感じます。
それは、「非常時には、邪魔にならない形で資産を身につけて、持ち出せる」ということです。
非常時に延べ棒を持ち出すのは大変ですし、コインも「邪魔にならない形で持つ」とは言いにくいものですからね。
特に、「着の身、着のままで逃げなきゃいけない」という状況では、身につけられるものの方が楽で。
危機管理の知恵
こういうのは、危機管理の知恵だろうと思います。
以前どこかで見かけたんですが、「なぜ海賊は、多くの装飾品を身につけているのか」というものがあったんですよ。
それは、「海賊は誰も信用できないので、身につけるのが一番安全だし、他に安全に資産を置く場所がないから」というもので(笑
でもこれって、納得できますよね。
他にも、例えばユダヤ人の教えには、「資産はダイヤか金(ゴールド)でも持っておいて、いざとなればそれを持って逃げなさい」、「その国のお金(通貨)を信用するな」みたいな内容もあるわけです。
それはきっと、歴史的に迫害されて、なかなか定住することができずに、世界中に散らばらざるを得なかったからでしょう。
国が変われば、お金(通貨)も変わって使えなくなりますからね。
そして、逃げた先で、そのダイヤやゴールドを換金して、生活費にすると。
ユダヤ人の教えには、そういう危機管理の内容が多くあるわけです。
まとめ
そういう風に考えると、「ゴールドやダイヤをジュエリーにする意味」が分かったように感じます。
それは見栄のためではなくて、本来はリスク対策なんですよね。
だから、冒頭で触れた「飾りっ気のない投資家」の人が、ゴールドのジュエリーを買っていたんだと。
特にその人は、ロシアの近隣国で、しかもロシアとは対立している地域に住んでいるので、そういう場面をさりげなく出していたんだろうと思います。
で、こういう「意味」が分かると、ジュエリーを本来の目的として使えるように感じます。
ただ単純に「装飾品は好きではないから」と遠ざけるのではなく、いざというときのリスク対策としても使えると。
なら、「ジュエリーにも、それなりの価値があった」と分かって、人生にジュエリーをうまく組み込めるかもしれません。
特にこれからは、通貨の価値は落ちる時代なので、「そういうのも、一つの発想だな」と感じたりもします。
ということで今日は、「なぜゴールドをジュエリーにするのか」を考えると、意外と意味があって面白かった、という日記でした。
今日はここまで~。