年末スペシャルということで、今日も生き方のお話です。
「ごめんね、もうできないや、理由はないよ」と手放すことで、新たな道が開ける、というお話です。
年末に翌年の準備をしておく
年の瀬ですね~。
私は大掃除、買い物も共に終えて、だいぶ年末モードに入ってます。
で、私の中で、年末というのは「翌年に向けての準備期間」にしてもいいように思います。
「翌年から頑張る」、「翌年にどうしようか考える」というよりも、今から考えておいて、「翌年は単純にスタートするだけ」みたいな。
「頑張る」を「しなくてもいい」に
私たちには、「これを頑張らなきゃ」ってこと、結構ありますよね。
だから、「来年こそは、これを必死で頑張る!」みたいに目標を立てやすいんですが。
そういう場合、今から「ごめんね、もうできないや、理由はないよ」と言いたいことを、実際に手放してみるのもいいかと思います。
すると、「来年こそ頑張る」なんてする必要なく、1年の努力をたった1日で解決できるかもしれません。
何を手放したいのか
まずは、「ごめんね、もうできないや」と言いたいことを、考えてみましょう。
それで真っ先に思いついたものが、「今手放せば、一番幸せに対して費用対効果が高いもの」です。
「こういう仕事や作業は、もうできない」とか、「この人との関係は、もう続けられない」みたいなことがあるかもしれません。
でも、同時にそれは「最も手放せないもの」でしょう。
というのも、もし簡単に手放せるなら、すでに手放していますからね(笑
手放せば自分に不利益が起こりうるから、手放せないわけで。
例えば周囲の期待を裏切ることになったり、周囲から落胆されたり、周囲について行けなくなったり、自分が失敗者だと認めることになったり。
場合によっては、もしそれを言うと、周囲から「どうして!?」と詰問口調で責められそうな、そんな強迫観念を持っているかもしれません。
実際に、周囲からそう詰問されるかもしれません。
それを、「理由はないよ」と静かに答える、ということです。
強いて言うなら、「疲れたから」という理由でもいいでしょう。
「疲れたから」だけで、立派な理由になります。
自分の間違いを受け入れる
でも、もし周囲がそれを許せない場合、周囲からは様々な異論反論、怒りやけなし文句が出てくるでしょう。
「そんなの許せない!」、「あなたのわがままだ!」、「自分勝手だ!」、「恩知らず、恥知らず!」、「自分が言ったことを変えるのか!?」、「薄情者、裏切り者!」
それを、「はい、私が間違っていました。ごめんなさい」と、すべてを受け入れます。
重要なのは、変な理由や言い訳を一切言わないことです。
自己正当化を一切せずに、「過去の私はできると思っていました。ですが、続けられないと分かりました。すべての責めは私が負います。だからもうできません。やめます」と言うと。
すべての責任を、自分で背負えばいい、ということですね。
短期で痛くても、長期で楽になる
これは、確かに短期的には、激しい痛みを伴います。
だって、周囲を激しく混乱させて、自分を痛めつけることですからね。
もし今、私たちが疲弊しているならば、なおさら「これ以上傷つきたくない」と思っているでしょう。
でも、この「短期の痛み」を乗り越えると、後は楽になれるんですよ。
それは当然で、一番「幸せに対して費用対効果が高いこと」ができるからですね。
多くの人が、新年の目標で「痛みから逃れられるように、頑張ろう」としてしまいます。
でもそういうことって、ほとんどが「短期の痛みを避けているだけ」ということが多いように思います。
つまり、「もっと頑張ろう」は「問題の先送りをしよう。痛みなしに解放される方法を見つけよう」と同義なことが多いと。
そしてそういう「痛みなく、苦しみから解放される方法」に頑張るのは、逆にしんどいし、実現可能性が低いことが多いわけです。
年末の方が、片付けはしやすい
そうではなくて、重要なのは、「痛みにけりをつけて、早めに捨てて、その問題を片付けること」です。
痛みを受けることで解決することなら、さっさと痛みを負っておきましょうよ、ということです。
そしてそういう「捨てて、片付けること」は、新年よりも年末にする方が楽にできます。
というのも、年末って、そういう「捨てること」をやりやすい雰囲気がありますからね。
「この際だから、ついでに捨ててしまおう。片付けておこう。確かにしんどいけど、それで今年をすっきりして、新年を迎えよう」みたいに。
すると、普通なら「手放す痛み」が結構あるんですが、年末ならそれがあまり痛くは感じなくなるんですよ。
それは、痛みや別れを受け入れやすいし、「来年がある」と希望を持てるからで。
まとめ
なので、「ごめんね、もうできないや、理由はないよ」というキーワードで、自分に問いかけてみるのもいいかと思います。
それで思いついたものを、年末のうちに片付けておく、ということですね。
SNSの無駄なフォローを一斉処分するのもいいでしょうし、周囲に「もうこれはやりません」と告知するのもいいでしょう。
確かにそれは痛みですが、短期の痛みです。
その痛みが消えると、肩の力が抜けて、身軽に動けるようになって、長期ではぐっと楽になります。
実際に、その負担が消えた状態をイメージしてみるのもいいでしょう。
そこから新年を初めて、「またゼロからの出発だけど、これでいいや」と進んでゆくのもいいかと思います。
私たちは、どのみちゼロから出発してきたんだし、何度もゼロに立ち戻って再挑戦していく人生ですからね。
そういう哀しみを受け入れられると、気楽に「頑張らずに進める新年」を迎えられるかもしれません。
ちなみに私は、「無理に書くブログ、だらだらと書くブログをやめる」です(笑
来年からは、短い日は徹底的に短く終わらせるようにしようかなと。
これが、私の中での「今年、一番手放したいこと」かなと思ったり。
ということで今日は、「ごめんね、もうできないや、理由はないよ」と手放すことで、新たな道が開ける、というお話でした。
今日はここまで~。