今日は短めに、生き方についての雑記です。
「人生、計画通りに進められていますか?」という問いに対する、私なりの答えを語ってみることにしましょう。
「人生、計画通りに進められていますか?」という問い
とあるところで、こういう問いかけのツイートを見かけたんですよ。
それが、「人生、計画通りに進められていますか?」という問いですね。
で、質問された人は、「よく分からない」と答えていたんですが。
この質問が少し興味深かったので、今日は私の場合はどうなのかを語ってみましょう。
結論を先に言っておくと、「人生が計画通りに進まないことが、心地よさや喜びになることもあるよ」ということですね。
自分なりの生き方を試行錯誤する場合
「人生、計画通りに進められていますか?」と問われたら、私の場合は「全然思い通りに進まない!」と答えるでしょう(笑
いやもう、自分なりの生き方を試行錯誤している人なら、もう失敗と読み違い、方向転換の嵐でしょ(笑
そもそも「最初の計画」が自分に合っているとも限らないのに、計画通りに進められるわけがないと。
もし計画通りに進められるなら、それは「他人が敷いたレールの上を歩く」ことを意味しますからね。
私の場合、方向性は決まっていました
で、私の場合、「こっちに行きたいな」という方向性は決まっていました。
それが、「社会の歯車になって競争して生きるよりも、自分にとって意味あることを、心地よく精一杯して生きていきたい」という方向性でした。
もちろん私も、最初はやっぱりレールの上を歩いていたんですよ。
でも、そういう中で生きていると、「この生き方は苦しい。レールの上で走り続けるのは、私には合わない」と分かってくるわけです。
学校でも、会社勤めでも、「なんでこんなことをしなきゃいけないんだろう?」と、ずっと疑問に思って、考えてました。
「誰かが敷いたレール」から外れる時
そんな中、例えば大学時代に少しレールを降りて、ゲーム制作をして自分で販売してみると、これが最高に楽しくて、充実できて。
だから、「ゲームとか、いろんなものを自由に作って生きられたら最高だな。そういう方向性がいいな」と漠然と感じるようになったわけです。
ただしその方向には、「誰かが敷いたレール」はありませんでした。
だから、私はレールを降りて、自分で道を切り開くことにしたわけですね。
で、運良く成果が出て、私は会社を辞めて独立できたと。
「計画通りに進められる生き方」自体が合わないこともある
だから私の感覚では、「計画通りに進められる生き方」自体が、合わないこともあるように感じます。
私にとっては、むしろ悩める方がいいわけですね(笑
頭を抱えて、悩んで、どっちの道にしようか考えに考えて、それで「最後は自分の責任にしよう」と、自分の人生に責任を負える方が好みなんだと。
実際にそっちの方が、たとえより質素に生きることになったとしても、心地よくて。
逆に、何も考えられない方が、私にとっては苦痛でしかなかったわけです。
何も自分で選択できずに、周囲から「こうしろ」とマニュアルや進路を与えられて、ただ機械のように単調作業をするのは、私にとっては地獄でした。
多くの人にとってはそれが楽でも、私にはそうではなかったと。
きっと私にとっては、「選べること」とか「自分なりに正解の道を見つけて行く」みたいな、そういう過程が面白いんだろうと思います。
だから、「人生が計画通りに進まないことが、心地よさや喜びになる」ということもあるように感じます。
それは、自分で考えて、選択できるからですね。
なぜ「人生、計画通りに進められていますか?」と訊くのか
そもそも、なぜ他の人に「人生、計画通りに進められていますか?」と訊く必要があるのか、ということですよね。
すると、その質問をした人自身が「自分は計画通りに進められていない」と不安を感じているからじゃないかと思います。
それで、焦ったり、「こんなはずじゃない。俺の力はこの程度じゃない」みたいにごまかしたり、どうしたらいいのか分からないからじゃないかなと。
で、「他の人はどうなんだろう?」と不安になったから、そう訊いたんじゃないかと思います。
実のところ、レールの上だろうが外だろうが、「こうすれば、こうなるはず」という予測が外れるのは、結構あるように思います。
その「思い違いと現実の差」を、着実に自分にフィードバックできるかが重要かなと。
もちろん、「思い違いをしていた。読みを外した」というのは、短期では失敗を認めることになるので、痛いんですけどね。
でも、現実と思い違いの差を吸収できた瞬間って、「そうだったのか!」という目からウロコな心地よさを味わえます。
そういう風に、「失敗した痛み」ではなく、「目からウロコ」をメインにしてゆくのが、現状からどんどん出て行くコツかもしれません。
まとめ
なので、「人生、計画通りに進められていますか?」と問われると、私の場合はこう答えるかもしれません。
それが、「人生が計画通りに進まないことが、心地よさや喜びになることもあるよ」ということですね。
目からウロコって、楽しいですからね。
そうやって現実と自分の思い込みを調整しつつ、望みを実現してゆくのもいいように感じます。
実のところ、「私の未来には希望がない」というのも、思い込みのように感じます。
現実を知ると、目からウロコが落ちて、「希望があった! しかもいくつもあった!」と分かるかもしれません。
ということで今日は、「人生、計画通りに進められていますか?」という問いに対する、私なりの答えを語ってみました。
今日はここまで~。