今日は、生き方のお話です。

「生き延びるため」よりも、「生き生きと生きるため」に必要な要素をそろえよう、というお話です。

 

「生き生きするために必要なもの」を中心に置く発想

「長期的に、苦しい状況に陥ってしまっている」みたいなことありますよね。

そういうのって、よく「生き延びるためには、こうしなきゃいけない」と思い込んでいることがあるようにも感じます。

「生き延びなきゃ」と感じると、不本意なことも多くこなさなきゃいけなくなりますからね。

 

そういう場合、「生き延びるため」よりも、「生き生きと生きるために必要なもの」を人生の中心に置くといいように感じます。

すると、苦しさを最低限にできるし、元気が出てくるかと思います。

 

旅が好きな人の例

「生き生きと生きるために必要なもの」を人生の中心に置くと、不要なストレスを手放せるんですよ。

というのも、無関係なものや活動は手放せるし、「必要なものも、最低限あればいい」とできるからですね。

 

例えば旅が好きな人の場合、「収入は、旅ができるだけあればいいや」と割り切れます。

だって、それ以外に余計なお金があっても、さして充実することに使えるわけではないんですから。

もちろんお金は多くある方がいいんでしょうが、その「お金を稼ぐこと」ばかりで旅をできなくなるのは、本末転倒ですからね。

なら、「最低限のお金さえあればいい」とできるので、仕事量も抑えられるし、「旅のためだ」と割り切れます。

 

「大好きなことに関連したコストカット」は、楽しくできる

で、そういう「大好きなことに関連したコストカット」は、楽しくできるんですよ。

それは当然で、好きなことなら、自発的に「最高のものを、最も手軽に味わいたい」とできますからね。

 

するとどんどん工夫ができて、低コストで楽しい旅ができるようになります。

「お金を稼ぐこと」が苦しくても、「低コスト化すること」が楽しいなら、「低コスト化すること」をうまく増やせば同じ効果を発揮できると分かります。

だから、楽しく低コスト化すれば、その分の「無駄に稼ぐこと」を削減できます。

 

意味がない苦行を続けると、死にたくなる

また、「生き生きとするために、最低限必要なもの」は、「生き生きとできることの一部」になります

例えば旅を中心にして生きたい場合、「旅をするために必要な、最低限のお金を稼ぐこと」は、「旅の準備の一部」になりますからね。

すると、「最低限必要なお金を稼ぐこと」も好きなことに関連づけられて、しんどい仕事でも忍耐強くできます。

もちろん、仕事内容も「旅に関連づけられる仕事はできないだろうか」と、いろいろ工夫できるでしょう。

 

一方で、意味がない苦しみを続けていると、打たれ弱くなるものです。

実際に、長期的に無意味なことをして苦しんでいると、「何のために、こんなに苦しいことをして生きているんだろう?」と感じてしまうものです。

そこには、意味がないからですね。

 

すると、「こんなに毎日苦しんでも、頑張っても、意味がない。苦しいばかりの、意味のない人生だ」と感じて、死にたくなって当然のように感じます。

意味がなければ、何かを改善しても充実できません。

それに、たとえ周囲から褒められたとしても、虚無感を味わいやすくて、疲れるばかりになってしまうと。

 

まとめ

なので、長期的に苦しい場合、「生き延びるため」よりも、「生き生きと生きるために必要なもの」を人生の中心に置くのもいいように感じます。

 

これはある意味、「今の道でもしんどいのに、もっと難しい道に入る」ことを意味します。

だけど個性が強い人ほど、実はそういう「難しい道の方が、楽だし心地よい」ということも多いように感じます。

確かに普通の人は「何も考えないで生きる方が楽」ですが、個性が強い人ほど「いろいろ考えて、工夫ができること」の方が生き生きできると。

 

ある意味、個性が強い人ほど、「考えずにすむ方が楽」ではなく、「考えられる方が楽」ということもあるように思います。

すると「私は深く考える方が楽だし、生き生きできるんだ!」と分かって、目からウロコが落ちて、自分に合う道が見えるかもしれません。

 

ということで今日は、「生き延びるため」よりも、「生き生きと生きるため」に必要な要素をそろえよう、というお話でした。

今日はここまで~。

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