今日は雑用がたまっているので、短めにクリエイティブなお話です。
「やらないこと」を決めるほど強みが見える、というお話です。
強みを見つけたい場合
「自分の強みを見つけたい」ってこと、あると思うんですよ。
特に、自分にとって新しい可能性を見つけたかったり、早めに収益を作りたかったりする場合、強みに集中できる方が効果的ですよね。
それは、強みに集中できる方が競争力を持てるので、目立てるからで。
でも、なかなか強みが見えないものです。
そういう場合、「やらないこと」を決めるほど、強みが見えやすくなるように感じます。
生活は「最低限必要なものから満たす」もの
ちなみに、私たちの生活は「最低限必要なものから満たす」という方が、幸せ度が高くなります。
すなわち、生活は「最低点から上げてゆく」というスタイルが有効だと。
それは、生活には「最低限必要なもの」がいくつもあって、まんべんなく満たす必要があるからです。
睡眠や食事、健康、活動、住環境、希望、周囲の人間環境、お金みたいに、いろんなものを満たしておく必要があります。
例えば「ほとんどいいけど、食事が最低最悪」とか、「睡眠だけは誰よりも最高だけど、後は最低」とかだと、なかなか幸せは感じにくいですよね。
だから、1点の最高点を作るよりも、最低点から底上げしてゆく方が効果的になります。
収益は「高い価値から集中して作る」もの
一方で収益っていうのは、「高い価値から集中して作る」だと、利益になりやすくなります。
すなわち、「最高点があればいい。そしてそこから広げてゆけばいい」というアプローチですね。
それは、収益というのは「価値を与えること」だからです。
だから、「できないものが山ほどあるけど、この点では最高」という部分を作れれば、それだけで売れます。
でも、その反対に「全部悪くないけど、いい部分が何もない」というほど、売れにくいと。
「こういうのを私も作りたい」から削ってゆく
で、私たちが「何かを作りたい」って思う場合、誰かの作品とか商品、活動にインスピレーションを受けて、思いつくことが多いじゃないですか。
何かに感動したり、影響されて、「こういうのを私も作りたい」と興味を持って始めるものです。
でも、ほとんどの場合で、そのまままねをして作っても、へぼいクオリティでしか仕上げられないんですよ(笑
まぁそれは当然で、自分にはまだスキルもないし、相手はその道で一流のことが多くて。
例えば何かの漫画とかゲームに影響されたとしても、同じクオリティの漫画やゲームを作れるかというと、全くそんなことはありませんよね。
生産性が高い部分に集中すること
そういう場合、その漫画なりゲームなりから、「自分はこれをやらない」って部分を徹底的に決めて、削るといいでしょう。
例えば漫画の場合、「背景はやらない」とか、「コマ割りはやらない」、「キャラは何度も描かない」、「ペン入れはしない」みたいな。
すると、「自分にとっては負担にならないものばかりで作る、漫画ではない、独自の奇妙な何か」がができます(笑
実はそれが、自分にとっての「強みばかりで構成された作品」になるんですよね。
「強み」って、言い換えると「生産性が高い部分」です。
そして自分軸を持つ人ほど、「興味を持てる場所ほど、生産性が高くなる」かなと思います。
なので、徹底的に「興味が持てる部分だけに集中すると、価値が高くなりやすい」と言えるかと思います。
どんどん削れば、生産性が高まる
実際、自分軸を持つ人ほど、興味がないことなんてやりたくないでしょ(笑
まぁ一度もやったことがないことなら、どんどんやってみる方がいいでしょう。
それは、「やってみると、意外とはまった」ということも結構あるからで。
でも、何度かやってみても「どうも自分には合わないな」と感じることはあるものです。
そういうものは合わないものとして、どんどん削ってゆくと。
すると、興味がある部分のみを集中的に向上させればいいので、技術も高くなりやすいし、生産性も高まります。
だから、可能性を見つけやすくなるし、収益も短期間で作りやすくなるわけですね。
まとめ
なので、強みを見つけたければ、じゃんじゃん「やらないこと」を決めて、削ってみるのもいいでしょう。
削ることで、最高点を出せる部分に集中するわけですね。
そして、その部分のみで構成された作品が、「自分なりのスタイル」です。
そのスタイルを、他の人でも味わえるように、味わい方をうまく調整すると。
そういう発想も、いいかなと思います。
ということで今日は、「やらないこと」を決めるほど強みが見える、というお話でした。
今日はここまで~。