今日はビジネス的な、短いお話です。
「お客さんには、工夫しているところをどんどん伝えてみよう」というお話です。
なぜそんなに使いにくい取っ手なのか
私はコストコ通ブログが工夫があって好きなんですが、その中でも興味深い記事というかコメントがあったのでご紹介。
とあるメープルシロップの商品なんですが、この商品、取っ手の部分が小さくて、すっごい使いにくい形なんですよ。
それでブログ主さんも「この取っ手、使いにくいなぁ」と漏らしていたと。
すると、コメントで「それは梱包しやすいから、そういう形みたいですよ」と教えている人がいたんですよ。
段ボール箱にみっちり詰められれば、運送コストも安くできますからね。
だから、ああいう小さな取っ手になっていたんだと。
「売りの部分の工夫」を伝えてみよう
で、私はそれを読んで、「ああ、だからこうなっているのか! こういう情報は、どんどん欲しいのに!」と思ったわけです。
すなわち、お客さんには「工夫しているところ」をどんどん伝えてみるとよさそう、ということですね。
自分の扱っている商品で、「一番の売り」みたいな部分があると思うんですよ。
安さを売りにしているなら、どう工夫して安くできているのか。
物語の感動を作っているなら、どう工夫してそれを実現しているのか。
絵にしろ、デザインや漫画にしろ、そういう「こうやって、他とは違う工夫や経験、学習をしていることで、他とは違うものを出せてます」と伝えるわけです。
すると説得力も出るし、注目して欲しい部分に目を向けてもらいやすくなるように感じます。
それに、これは欠点をフォローするのにも役立つんですよね。
「この取っ手は持ちにくいですが、輸送コストを下げるための工夫です。その分、価格をより安くご提供できるので、他の容器に移し替えてご利用くだされば、より便利に使えます」
こういう説明文でもあれば、取っ手の問題、すなわち欠点部分も受け入れやすくなるように思います。
まとめ
そんな感じで、工夫しているところを出してみるのも、いいかなと思います。
工夫だけでなく、今までの特別な経験とか、特別な能力とか、特別な学習ができたこととか、そういう「特別なこと」もいいかもしれません。
すると、売りたい物に説得力ができるし、独自なものを作れそうにも感じたりします。
いやまぁ、私がそういう工夫を知るのが好きってこともありますが(笑
ってことで、次回作制作に戻ります。
がつがつと仕上げに向かって進行中です。
今日はここまで~。