今日は少し珍しく、歴史っぽいお話です。

「人が海外に移動しやすいと、革命が起きにくくなる」という仮説について、お話ししてみましょう。

 

「海外に移動しやすいと、革命は起きにくくなる」仮説

昨日のお話で、「暴動と革命は違う。暴動は無計画だけど、革命は『破壊後に新たに作るための、資源や人材』を確保して行われる」ということに触れましたよね。

それに関連して、少し話せることがあるので、今日はそれについて語ってみましょう。

 

私の中では、「人が海外に移動しやすいと、(国家的な)革命は起きにくくなる」というイメージというか、仮説を持っています。

なので私の中では、「これからは、どんどん移動することを考えるといい。その方が、個人では有利になるだろうな」と思ってます。

 

じゃあ、なぜ人が海外に移動しやすいと、革命は起きにくくなるのか。

それは単純に、柔軟に環境を変えられるような優秀な人は、革命なんか起こさなくても、海外に移る方が楽に成功できるからですね。

 

明治維新における、吉田松陰という人物

これは、明治維新で考えると分かりやすいかもしれません。

私は山口県出身なんですが、明治維新の立役者に吉田松陰(しょういん)がいます。

「明治維新の中核となる人材を次々と育てた」ということで、まぁ山口県内では有名ですし、知っている人も多いかと思います。

 

ちなみに私が小学校の頃も、修学旅行だったか社会見学だったかで、松下村塾とかに行った記憶もあったりします。

松陰神社とかあって、神様扱いですからね(笑

 

そんな吉田松陰なんですが、彼は一度、海外に出ようとして失敗して、それで自首して捕まって幽閉された、という経緯があるんですよね。

その後に、松下村塾を引き継いで、人材を育てたと。

 

で、私は思うんですよ。

「もし吉田松陰が海外に出ることに成功していたら、どうなっていたのか」みたいに。

 

もし吉田松陰が、海外に出ていたら

これは私の予想ですが、きっと彼は海外で成功できたんじゃないかと思います。

というのも、彼はすっごい好奇心旺盛で、いろんなものをどんどん吸収するタイプでした。

そもそも「密航についてばれたら、死刑になる」ことを覚悟してまで海外に出ようとしていたぐらいなので、覚悟はできていたし、命がけで取り組めるぐらいでしたからね。

しかも、彼は「海外に出ようとして失敗したことで、自首した」というほど、実直で素直な人です。

 

すると、海外に出ても、誠実に学び、働くことでしょう。

その上、彼は物事の本質を見抜く素質もあるし、人に教える才能もあるので、どんどんチャンスを見つけたり、効率化をしたと思うんですよ。

なら、やっぱりそういう有能な人は、いい地位に引き上げられるし、多くのことを任されるし、豊かになれたんじゃないかと思います。

 

で、松陰が海外で稼いで豊かになると、どうするのか。

私ならそこで、「日本で革命を起こそう」とはせずに、「みんなをこっち(海外)に呼び寄せよう」とするかと思います。

 

多くの血を流すよりも、海外で成功する方が楽

だって、わざわざ多くの血を流して変えるよりも、自分の手元に新たな可能性があるんですから。

なので、「高杉君、久坂君、海外は素晴らしいよ! 我々のような移民でも、働けば働くほど、知恵を使えば使うほど、豊かになれるよ! ぜひ来なさい!」と、興奮して伝えたんじゃないかなと。

すると、いい人材がこぞって海外に出て、「海外で稼いで、その一部を長州藩に仕送りをする」という形になったかと思います。

 

なら、長州藩も海外組に信頼を置くようになり、倒幕には力を割かなかったかなと。

そして、薩長同盟もなければ、明治維新もなかったんじゃないかなと。

だからある意味、「江戸幕府が鎖国をして、吉田松陰などの人材を海外に出さなかったこと」が、彼らを倒幕に向かわせたんじゃないかと思ったり。

 

海外に移動しやすいほど、人材は海外に出る

これは明治維新だけでなく、アフリカの内戦地帯でも同じです。

アフリカでは、内戦続きの地域が多いですよね。

それも、アフリカでは地続きだし、国境があいまいだし、紛争地帯ほど戸籍の管理もできていないことが多いので、人材が移動しやすいからじゃないかと思います。

だから、「戦って倒して作り直す」よりも、「移動して学んで新たに作る」方が楽だと判断して、優秀な人ほどどんどん移動すると。

 

後は、その国には「移動できずに、工夫もできない人たち」が残るので、わずかな利権を巡って、奪い奪われで争い続けることになります。

だから、内戦続きになるんじゃないかなと。

そして、「海外からの仕送りに頼って、国内では利権を巡って争い続ける」みたいな、途上国とか最貧国にありがちなパターンに落ち着くように思います。

 

海外で成功する方が早い

そういう風に、人材が簡単に海外に出られると、「変えて、新たに作れる才能を持つ人」にとっては、海外で成功する方が早いんですよね。

わざわざ革命を起こす必要なんて、ありません。

 

実際に今の日本でも、世の中の本質を見抜いて成功できる資質を持つ人は、だいたいがシンガポールとかマレーシアに行っているように思います。

今、世界で最も価値を作れる分野が金融ですからね。

特に作りたいものがなくて、その辺を見抜ける人にとっては、やっぱり「シンガポールで金融」を狙いたくなるかなと。

それに、これから落ちていく日本で活動する必要性なんて、ありませんからね。

 

これからは、どんどん海外を視野に入れるといい

なので、私からすると、「どんどん海外を視野に入れて、出て行くといいんじゃないかな」と思ってます。

無理にチャンスを日本で探す必要はないし、日本に固執する必要もありません。

特に、今はインターネットもあるので、「日本にいつつ、海外に売って稼ぐ」ということも、個人でできます。

 

そもそも新たに作れる人は、どんどん海外に出るので、日本では産業が育たずに終わります。

だから、日本はどんどん衰退していくかと思います。

 

なので、私の中では、「これからの日本は、10年後ぐらいには、スペインやイタリア、韓国のようになっているだろう」と予想しています。

若年層失業率が25%を超えて、国内では産業も仕事もまったくないと。

あったとしても、すごい競争率で、相当な努力や犠牲を払わなければ入れません。

だから、多くの人が海外に出ざるを得ず、海外から仕送りをするようになるかな、と思ってます。

 

そういうこともあって、もし私が「中学生や高校生が学べることで、これから最も役立つものは何か」と問われると、私はきっと「海外に出ることを想定した上で、英語かな」と答えるかと思います。

ビジネスシーンなら、中国人や台湾人と話すのでも、英語は使えますからね。

 

まとめ

そういう風に考えると、これからの未来を見通しやすくなるかもしれません。

私の中では、「日本では革命は起きないし、大きく変わることもないだろうな」と思ってます。

そして、日本は変わることなく、このまま衰退して、内戦続きの国とまでは言いませんが、利権争いに明け暮れる国になりそうだなと。

 

いやまぁ、実のところ、海外に移動できても革命が起きた事例なんていくらでもあるんですが(笑

でも、今はそういう時代ではないようにも感じたりもします。

 

なので、チャンスを見つけたい場合は、海外を視野に入れることかなと思ってます。

私自身も、どうにかして海外向けに何か作れないかを考えていたりします。

 

ということで今日は、「人が海外に移動しやすいと、革命が起きにくくなる」という仮説について、お話ししてみました。

今日はここまで~。

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