今日はクリエイティブなお話です。
小さい規模でも「すごい!」と言わせることができれば、大きくできる、というお話をしてみましょう。
壬生町おもちゃ博物館の面白さ
面白い記事を見つけたので、ご紹介。
これは栃木県にある、壬生町おもちゃ博物館の展示のようです。
これ、面白いですよね。
自分が描いた魚の絵が、実際にディスプレイの中で泳いでいるように表示されるわけで。
この博物館には、他にも鉄道模型を走らせる鉄道部屋とか、オリジナルのリカちゃんを作れるとかあるようで。
これってもう、大人がやってもワクワクするようなものじゃないですか!
私はこれを見て、なんかもうワクワクしっぱなしなんですが(笑
私がここに行ったら、もう周囲の子どもを押しのけてまで、自分がはまっていそうなぐらいで怖いんですが(笑
深さがある楽しみは、大人になるほど楽しめる
何というか、ここまで来ると、「大人向けの楽しみを、子ども向けに調整した」みたいな印象ですよね。
ある意味、深さがある楽しみは、大人になるほど楽しめるように思います。
例えば鉄道模型って、いろんな楽しみがある、複合的な趣味です。
見ているだけでも、ピタゴラスイッチみたいな感じで面白いものです。
ただ、子ども向けなら、「列車が走っているのを見る」とか、「列車を動かす」という程度の楽しみになるかもしれません。
でも大人向けになれば、プラモデルやジオラマを作るような楽しみもありますし、列車を動かす部分は、モーターや電気回路で作る工作になりますし、景観部分は都市設計になりますしね。
リカちゃんだって、子ども向けなら「服を選ぶ」みたいな簡単なコーディネート程度でしょう。
でも大人向けになれば、メイクやヘアーセット、衣装デザインとかアクセサリー、裁縫とか、もうきりがないほど奥深くなりますし。
小さな女の子が真剣に衣装セットを考えている横で、大人の女性も真剣に衣装を作り込んでいる姿が目に見えるんですが(笑
まさに、おもちゃの宝石箱のような、ワクワクが詰まった世界ですよね。
そして、大人になるほど深く楽しめると。
こういうのを見ると、「すごいな!」と感じたりします。
大規模でなくても、小さなところでも感動させることはできる
でも、これって最初からこんなに大規模にする必要なんてありませんよね。
実は、こういう「すごい!」というのは、多くの場合で小さなところから実現できるわけです。
ほとんどの場合で、最初は小さな規模から感動させている、ということですね。
例えば自分が描いた絵を泳がせるような「お絵かき水族館」だって、やろうと思えばPC1台とモニタ1台、スキャナと実行プログラムさえ用意できればできるでしょう。
あんなに壁一面の水族館風にしなくても、モニタという「水族館の窓」でも、自分が描いた魚が泳いでいると、十分に「すごい!」と感動できますよね。
鉄道模型だって、背景部分は全部段ボールで工作してもいいわけです。
高価なジオラマモデルを買わなくても、段ボールにきれいに色を塗って、木工所から木くずとかをもらってきて作ることもできるでしょう。
リカちゃんだって、元の人形とか素材そのものは、それほど高くないものも用意できるはずです。
そうやって小さなところで感動させてきたから、あそこまで大きくできたんじゃないかと思います。
すなわち、人を感動させることは、自分の机の上でもできるということですね。
まとめ
そういうワクワクを作っていく場合、もう純粋に「楽しい!」で突っ切ってますよね。
そして、楽しいからのめり込んで、知識を得て、工夫をして、スキルを上げていくと。
で、こんなおもちゃ博物館で「フォロワー数を増やしたい」とか、「新人賞に受かりたい」とか思う人はいないわけです(笑
この記事を読んでいて、今までそんな発想なかったでしょ(笑
「楽しいことにはまって、スキルを得て、お金を稼げるようになる」というのは、この感覚なんですよね。
面白さの本質さえ見抜けていれば、規模が小さかろうが、机の上でだけ実現できるものだろうが、人を感動させることができます。
こういう生き方って、すっごい楽しそうでしょ。
フォロワー数とか新人賞とかは、その後からついてくるおまけみたいなものです。
そういう風に考えれば、小さなところからでも面白さの本質を見つけ出せて、発展できるんじゃないかと思います。
今ある机の上からでも、大規模なものと同じような面白さは作れる、ということですね。
ということで、今日は小さい規模でも「すごい!」と言わせることができれば、大きくできる、というお話をしてみました。
今日はここまで~。