今日は健康のお話です。

「ファストフードが身体に悪い」というよりも、「高温で調理した油が身体に悪い」だったんですね、というお話をしてみましょう。

 

「ファストフードは、身体に悪い」は本当?

「ファストフードは、身体に悪い」みたいに言うじゃないですか。

ただ、私自身はファストフードどころか、外食ですらほとんどしない人なので、いまいちよく分からなかったんですよ。

 

でも、ここ最近に肝臓問題を抱えて、ようやくそれが理解できるようになったように思います。

あれって、「ファストフードが身体に悪い」というよりも、「高温で調理した油が身体に悪い」だったんですね。

いやまぁ、添加物とか糖質とか、いろいろ他にも要因はあるとは思うんですが、一番の問題が「高温で調理した油」かなと思います。

 

肝臓に悪いものナンバーワン:「高温調理した油」

私はここ2ヶ月ぐらいで肝臓問題を抱えていたんですが、「どういう食べ物が肝臓に悪いか」をリアルに感じてました。

そりゃまぁ、変なものを食べると、確実に5時間後か8時間後に身体に反応が出るので、すぐに分かるわけです(笑

だから、「この食べ物は肝臓に悪い」というのが、ここ2ヶ月でよく分かったように思います。

 

で、私の中で、一番肝臓に悪いのが、「高温で調理した油」でした。

特に揚げ物がひどくて、食べると確実に5時間後に、地獄を見ましたから(笑

炒め物とか、油を使って焼いたものでも反応が出たので、結構すぐに「あ、油が原因だ」と分かったと。

 

夕食に揚げ物を食べると、夜眠りにくくなる

それだけでなく、私は今までも、「夕食に揚げ物を食べた日は、夜眠りにくくなる」という現象が起きていたんですよ。

 

私の場合、夕食に揚げ物を食べると、5時間後か8時間後ぐらいに「やたらとだだっ広い空間にいるような感覚」になったんですよ。

布団に入って寝ているのに、目を閉じていると、部屋がやたらと広くなったような、ぐわーんと広大な体育館の中心で寝ているような感覚になるわけです。

耳鳴りもするし、目を閉じていても、ぐるぐる目が回る、みたいな。

これは同じ経験をした人がいるかどうかは分かりませんが、揚げ物を食べた夜は、そんな感覚になることがほとんどで。

 

実はこの現象、肝臓が大きな負担がかかっているから、起きていたんですね。

それが今回、ようやく分かったと。

私の場合、これは結構幼い頃からそういう現象を持っていたので、「私は元々肝臓が強くないのかな」と予想したり。

 

体調が悪くなると、外の風が身体の毒になる

で、なぜそんな風に、だだっ広い空間にいるように感じるのかということですね。

それはおそらく、肌が空気(風)の動きに敏感になるからだろうと思います。

 

ほら、体調が悪くなったときって、「外の風が身体の毒になる」って言うじゃないですか。

あれがまさにそうで、今回の私でも、一番ひどかった時は、外に出られないどころか、窓も開けられませんでした。

というのも、空気が動いただけで身体の負担になって、どんどん体力が奪われるんですから。

 

これは私の予想ですが、体調が悪くなったときは「外に出たくない。風に当たりたくない。閉じこもった場所で、休みたい」と感じるようになるんじゃないかと思います。

だから、少しの空気の動きにも敏感になると。

すると、今まではほとんど感じないようなわずかな空気の動きでも、まるで体育館の中で、大きく空気が動いているように感じ取ってしまうと。

それが、「目を閉じると、だだっ広い空間にいる」ような感覚を作っていたんじゃないかと思います。

 

油の善し悪しもありそう

ただ、高温調理しない、そのままの油ではさして問題ないように思います。

私の場合、マヨネーズもそれほど反応は出ませんでしたし、ドレッシングの油も問題ありませんでした。

まぁ重度のアレルギー持ちの人は、マヨネーズとか普通の油もアウトなんでしょうけど、私の場合は、それほど大きな反応はありませんでした。

 

一方で、マーガリンとか、ファットスプレッドは肝臓に負担がかかりそうに思います。

いわゆる、「加工された油脂」ですね。

特にファットスプレッドは、以前に食べたら頭痛が起きたし、体調も悪くなったので、「マーガリンやファットスプレッドは、加熱した油扱いでいい」と思ってます。

 

「ファストフードが身体に悪い」というのは、そういう「高温で調理した油」を使うからだろうな、と思ってます。

もちろん添加物とか糖質もあるでしょうが、メインは油かなと。

 

油を使うから、ファストフードになる

そもそも、なぜ油を使って料理するのかというと、油は高温にできるので、短い時間で加熱調理できるからだろうと思います。

それが「ファストフード(早く調理できる料理)」の由来かな、と。

それだけでなく、油で揚げることで、外側をぱりっとできて、おいしくなって。

 

ただ、外食の場合、高温にした油を何度も使い回すので、きっと油が酸化して、身体に悪い油になるんだろうと思います。

すなわち、「肝臓に負担がかかる油」になると。

ほら、トランス脂肪酸とか、飽和脂肪酸とか、アメリカではその辺が規制されたりとか、ありますよね。

私はそういうのは表面的な知識としては知っていたんですが、ようやく一本の糸でつながったように思います。

 

まとめ

そういうこともあって、今のところ私の中では、「ファストフードが悪いのではなく、高温調理の油が悪い」ではないか、と思っていたりします。

なので、揚げ物とかフライドポテト、ドーナツみたいなものは、肝臓が弱い人、もしくは弱っている状態では、避ける方がいいかもしれません。

 

まぁ、アレルギーを持つ人は、「揚げ物を避けるといい」というのは聞いたことあるかと思います。

ただ、それだけでなく、冷え性を持つ人、肌が弱い人、不眠を持つ人とかも、そういう「高温調理した油」を避けてみるのもいいかもしれません。

 

逆に、ファストフードでも、サンドイッチとかタコス、イカ焼き、たこ焼き、お好み焼きみたいなものは、比較的大丈夫かなと思います。

それは、「高温調理した油」が少ないからですね。

それとか、例えば炒め物でも、油が完全に温まらないうちに食材を入れればいいかなと。

すると、だいぶ肝臓への負担が軽くなって、肝臓が弱い状態でもそれなりに食べられるようになります。

いやまぁ、肝臓が普通の人には関係ない話ですが(笑

 

いや~、私は肝臓がさほど強くないタイプだと、今回の件で初めて分かりました(笑

いろいろ自分の特性や性質に気づくことが多くて、面白かったりもします。

 

ということで今日は、「ファストフードが身体に悪い」というよりも、「高温で調理した油が身体に悪い」だったんですね、というお話をしてみました。

今日はここまで~。

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