今日は、クリエイティブなお話です。
自虐も見せ方によっては面白くなる、いい例を見つけたのでご紹介してみましょう。
パカチャンの自虐例
昨日に引き続き、面白かったWebコミックとその作者さんをご紹介。
内容は見たら分かりますが、ざっくり言うとオタクな毎日を送っている作者さんがいて、そのライフスタイルを面白く描いたコミックエッセイです。
作者さんのツイッターアカウントもあるんですが、これも人気で。
こんな大人でも生きていくことだけならかろうじてできるという見本 pic.twitter.com/bffRkXES5Z
— パカチャン二号店 (@arpk_akt) July 19, 2016
↑こういうネタとか、私はもう大好きです(笑
マイナスの習慣でも、売ることができる
で、この人のスタイルって、基本的に「自虐」なんですよね。
すなわち、自虐や自嘲のような一見マイナスの習慣だったとしても、見せ方によっては面白いものになるし、売ることだってできる、ということです。
「マイナスの習慣」とか言いますが、なぜ私たちはそれを習慣にしているのかというと、そこに何かしらのメリットがあるからですよね。
だいたい、「プラスの習慣」と呼ばれるものは、多くの場合「短期的にはデメリットが多いけど、長期的にはメリットが多い」ことになります。
一方で「マイナスの習慣」は、「目先のメリットはあっても、長期的に見るとデメリットが大きい」というだけです。
ポジティブとネガティブも同じで、片方には価値がないわけではなくて、価値の生まれるタイミングが違うだけです。
ネガティブなことも、価値だと気づけばいい
すなわち、自分のネガティブなライフスタイルには価値がないのではなくて、「短期的な価値が多い」ということですね。
これに気づけば、自虐や自嘲の習慣ですら、「これが自分の天職だったのか!」と分かるんじゃないかと思います。
ネガティブなのは悪いことではなくて、ネガティブなことを価値だと気づけばいいだけです。
パカチャン(上記コミックエッセイの作者さん)のネタでも、ネガティブなものをうまく表現していると分かります。
その伝え方を磨けばいいだけです。
普段から好きで自虐をしている人が、それで稼げるようになったら、そりゃもう最高ですよね。
「いつもの私」でお金が入ってくるんですから。
すると、「ああ、私はネガティブでもいいんだ。ネガティブな私でも、喜んでくれるんだ」とありのままの自分を受け入れることができるようになります。
だったら、ネガティブな自分も含めて、ポジティブというか生産的になりますよね。
すなわち、次第に「ネガティブ(目先の価値)」に逃避するだけでなく、「ポジティブ(長期的な価値)」も見えてくるようになるわけです。
まとめ
だから、ネガティブな習慣であったとしても、それは表現方法によって価値になる、ということです。
それが自虐や自嘲だったとしても、パカチャンのように面白く表現できれば、人に喜んでもらえます。
なおかつ、自分もそれで受け入れられるので、「ネガティブ(目先の価値)」と「ポジティブ(長期的な価値)」のバランスがとれるようになります。
そう考えると、自分の中にある価値に、より気づくことができるかもしれません。
ネガティブなものでも、それを極めれば価値になるんですよ、ということです。
ということで、今日は「自虐も見せ方によっては面白くなる」というお話をしてみました。
今日はここまで~。