今日も、生き方のお話です。

「北極圏に住んでいる人もいる」と知ると、いろんな世界でも住めそうだと分かりますよね、というお話です。

 

バンで暮らしている人の動画

最近、ちょっとした動画を見たんですよ。

それは、車のバンで暮らしているアメリカ人が、「この車で北極圏に行ってみよう!」とする動画でした。

私は工夫が好きなので、そういう人がどうやって車を改造したり、寒さ対策をするのかとか、いろいろ学びになるんですよね。

で、その人はカナダ経由で北極圏の海にまで到達して、目標達成、という内容だったんですが。

 

それで、ちょっと驚いたというか、私の中で新たな発見があったんですよ。

それが、「北極圏内に住んでいる人も、結構いる」ということでした。

 

北極圏内に住んでいる人も、多くいる!

北極圏内ですよ!(笑

上記のアメリカ人は、当然ガソリンとかの補給が必要なので補給もするんですが、動画を見ると、結構な集落があるんですよ。

そして、人々がそういう場所で生活していると。

 

「カナダみたいな広くて自由にできる国に住んでいて、なんでわざわざそんな場所で生きるねん!」とかツッコミを入れたくなるでしょ(笑

冬の終わり頃だったので、当然周囲は極寒だし、雪と氷に包まれたほぼ真っ白な世界です。

でも、そういう場所に住んでいる人もいるんですよね。

 

今の自分とはまったく違う価値観で生きている人もいる

こういうのを見ると、「人は意外と、いろんな世界に住めそうだ。いろんな世界に移って、そこで暮らしてもいいんだ」と実感できるように思います。

私たちは、よく「成功したい」とか「お金持ちになって、自由に生きたい」とか思うものです。

でも、それは「今の場で、今の価値観で成功する」という発想なんですよね。

 

だけど、今の「誰もがこう生きるもの」という常識とはまったく違う価値観で生きている人もいるわけで。

私たちからすると、「なぜ寒い場所で暮らすんだ」という価値観です。

でもその一方で、北極圏内に住んでいる人は、きっと別の価値観で生きていると思うんですよ。

「なぜ都会で暮らさなきゃいけないんだ」とか、「なぜ変化の激しい場所で生きなきゃいけないんだ」とか。

 

もちろん、「ここで生まれ育ったから、ここで生きている」という人もいるでしょうけどね。

でも、別に無理をして都会に移住しなくても生きていけるから、その場にとどまっているわけで。

 

競争以外の価値観で生きる世界もある

別の表現で言うと、世の中の広さを知れば、今の常識に縛られない生き方もある、ということですね。

例えば競争社会では、「休むことは悪だ」、「ゆったり生きるなんて、敗北者がすることだ」という価値観です。

 

でも一方で、違う場では、違う価値観もあるものです。

「マイペースで生きるのがいいよね。自分を忘れてまで馬車馬のように働くのは、社会の下僕がすることだ」

「自分の人生も見つめられないほど忙しく生きるなんて、それこそが人生の敗北者だ」

そういう価値観もあると。

 

なら、後は好みで選んで、「自分の人生は、自分で決める」でいいように思います。

どのみち、生命は「適応して生き残った者勝ち」です。

つまり、個性は場を選んで生き残るためにあるものであって、個性をつぶすためにあるものではないと。

 

まとめ

なので現状を打破したい場合、「今の価値観で成功する方法」を求める前に、「自分の価値観に合う環境を見つけること」も有効になりそうに思います。

世界は広いので、いろんな人がいるものです。

例えば田舎でゆったり暮らしている人もいれば、小さな山小屋で趣味の木工をしつつ生きている人も、遊びながら生きている人もいると。

「北極圏内で生きる人もいるぐらいだ」と分かれば、人はどこでも生きていいし、結構どこでも生きられると分かるかと思います。

 

なら後は、自分と世界とを知ることですよね。

自分については、「自分は何を大切にしたいのか。どういう性質を持っていて、どう生きたいのか」を知ると。

世界については、「どういう価値観があって、どういう風に価値観の違う社会が構成されているのか」を知るわけです。

 

すると、うまく生きられる場を見つけられそうに思います。

 

ということで今日は、「北極圏に住んでいる人もいる」と知ると、いろんな世界でも住めそうだと分かりますよね、というお話でした。

今日はここまで~。

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