いろいろあって、今日の分は記事を書き換え。
ということで、ちょっと短めです。
「手抜きも演出にできる」というお話です。
完成度70%のポテトサラダ
ポテサラ頼んだら完成度70%くらいで提供されたけど、悪くない。 pic.twitter.com/C97OLeSdzG
— 女王こいぬ (@kitbio) September 16, 2017
これも、一つのアイデアですよね。
ポテトサラダを頼んだら、完成度70%ぐらいで、すり鉢の中に食材が配置されて出されたと。
お客は自分でポテトサラダを仕上げる必要があるわけですね。
これは手抜きなのか、それとも演出なのか。
「しんどい部分をうまく取り払って、新スタイルにする」という発想
作る側にとっては、「これ、しんどいな」という部分があるものです。
なら、それを思い切って取り払ってみるわけですね。
そして、それで新たなスタイルを作ると。
すると、そのしんどい部分をうまく取り払って、お客に喜んでもらえることができます。
その場合、ただ単純に省くのではなくて、その演出を作り上げる必要があります。
すり鉢とかもちゃんと見栄えのいいものにして、すり鉢の中に置く食材も整えて配置して、ポテトサラダとしては完成度70%だけど、完成された商品にすると。
そうして、「その部分を楽しんでもらう」という風に仕上げるわけですね。
楽しさが分かれば、いろんな応用ができる
この「何を楽しんでもらうのか」が理解できると、いろんな応用ができると分かります。
例えば居酒屋でも、似たようなものでレモンチューハイとか、グレープフルーツチューハイを頼むと、レモンやグレープフルーツが別に出されことがありますよね。
あの楽しみの一つとして、「自分で絞って果物の新鮮さを実感することができる」という楽しみがあると分かります。
なら、さらに新鮮さを味わってもらえるように、産地の情報とか、生産者の情報、いつ採れたかの情報を貼って提供できるかもしれません。
酸味を調整するのが楽しみの一つなら、絞り器を選べるようにできるかもしれません。
ファミレスでもドリンクバーがありますが、あれもまさに「ドリンクのおかわり」というウェイター側の手間をなくして、人件費を削除できるようにした、いいアイデアで。
それで、たまにいろんなものを混ぜて遊ぶ人とかいますよね(笑
あれは、「混ぜたらどんな味になるんだろう」という楽しみがあるわけです。
なら、「今の気分に合った、オリジナルカクテルを作ろう」ということで、ドリンクバーに置く材料を、もっと普遍的で、安価な素材で提供できるかもしれません。
そうして、作り方と効能を提供して、楽しんでもらいつつ、コストも削減できるかもしれません。
まとめ
そういう風に、手抜きも演出にすれば、楽しんでもらえるものなんですよね。
そのために、ちゃんと「その部分をお客に楽しんでもらう」という完成度を高めると。
すると、自分らしいスタイルができて、より楽しい部分だけに集中できるんじゃないかと思います。
ということで、今日は「手抜きも演出にできる」というお話をしてみました。
今日はここまで~。