今日は、プロと初心者の違いについてお話ししてみましょう。
「初心者は、勝てないから奇抜さを求める。プロは、勝ち続けるために基本を求める」というお話です。
プロが言う「基本」を使えば、初心者でもうまくいく
ここ最近、片付けと平行して、いろいろ新たなことを始めていたりします。
で、その道のプロの人に触れていろいろ学んでいるんですが、そのプロの人はとにかく基本を大切にするんですよ。
「この状況では、こういう方法をとるのが基本だ」
「ここではこうするのが基本だ」
みたいな。
実際に私もやってみると、その基本だけで、初心者である私も十分に通用するわけです。
今までも興味本位でやってはいたんですが、ここまでうまくできた試しはなくて。
「基本ってすごーっ!」とか思ったりしたんですが。
そして、その基本技というのは、本当に誰もが知っている「当たり前」のことばかりなんですよ。
全く難しいことはなくて、愚直に当たり前のことに徹すると。
で、思ったのが、まさにタイトル通りです。
初心者は勝てないから奇抜さを求めて、プロは勝ち続けるために基本を求める、ということなんだと。
基本を重視するプロ、奇抜さを重視する初心者
初心者の人は、とにかく勝てないから、「勝ちたい」という願いを持っているわけです。
「勝ちたい」という願いが強すぎるからこそ、「当たり前」を外してしまうんですよね。
「成功するには、誰にも話さないような秘訣があるに違いない」とか思っていて、基本よりも奇抜さを求めると。
小説とか漫画でも、そうですよね。
売れない初心者作家ほど、奇抜さを求めるじゃないですか。
逆に、プロは勝ち「続ける」ために、基本を大切にすると。
プロとして続けていくには、一度の奇抜さではなくて、ずっと連続して勝ち続けるための基礎的な力が必要なわけで。
すると、自然と基本を大切にするようになる、ということです。
実際に、一流の人ほど、基本を大切にするものですよね。
例えばボクシングでは、「8~9割ぐらいのパンチが、ジャブとストレートの基本技だけで構成されている」、みたいなことをどこかで聞いたことがあるんですよ。
他の例で言うと、私はストーリープロットに強い人ですが、プロで活躍し続けている作家で、「奇抜なプロット」を作る人なんていませんからね。
ほぼ全て、基本に忠実なプロットばかりです。
逆を言うと、基本(当たり前)を外していて、それで当たった作家を見ると、「ああ、この作家さんはすぐに落ちていくな」と分かるものです。
それで、実際にすぐに落ちていった作家さんは、今まで山ほど見てきましたからね。
まとめ
まあ、一度爆発的に売れればよくて、その一度きりの売り上げでずっとやっていく、というのであれば、それはそれでいいでしょう。
でも、「勝つ」のではなくて、「勝ち続ける」のであれば、基本が大切なんだな、と思ったりもしました。
ってことで、今日はプロと初心者のお話をしてみました。
今日はここまで~。