今日も短めで、常識の見方についてのお話です。

漫画家になる方が難しいか、税理士になる方が難しいか、という常識のすれ違いが面白かったので、紹介してみましょう。

 

とある漫画家さんと税理士さんの会話

ちょっとしたツイートがあったので、ご紹介。

 

個性による感覚の違い

とある漫画家さんが、税理士さんと会話していて、「漫画家になる方が難しいか、税理士になる方が難しいか」という感覚の違いです。

普通の感覚だと、税理士さんのように「漫画家になれる人って、すごい」という感覚じゃないですか。

 

でも漫画家さんからすると、その人は就職活動に全部落ちたので、「普通に働ける人って、すごい」と感じるんですよね。

そして、周りがクリエイターだらけなので、「クリエイターとして収益を得て、生きるのが普通」という感覚で。

 

生きている世界が違うだけで、感覚が変わる

生きている世界が違うだけで、やっぱりこれぐらい感覚が変わるように感じます。

だいたい独立してやっている人とか、「普通にサラリーマンをする」なんて、苦痛でしかないでしょ(笑

そしてそういう人にとっては、独立をして生きる方が、自分にとっては楽なわけです。

それは、「独立する方が合う」という性質だからですね。

 

でも、サラリーマンが合う人にとっては、「ビジネスを立ち上げて、独立して生きる」なんて、すっごい努力しないとできないんですよ。

そして、「独立できる人は、努力家だ」とか思って、あこがれて、自分軸がないのに無理矢理独立して、当然失敗して。

それだけでなく、周囲の「サラリーマン気質なのに、独立を目指す同類の人々」も、当然ことごとく失敗します。

で、結局「独立できる人は、サラリーマンをはるかに超えるほどの、すごい努力ができなきゃいけない」とか、思い込んでしまうんですが。

 

本質を外した教えに影響されない

すると、サラリーマンが合う人からすると、「普通にサラリーマンもできないような奴が、独立してやっていけるわけがない」なんて勘違いをしてしまうんですよね。

実際は、「普通にサラリーマンができないから、独立する方が合っている」なのに。

それはただ単純に、性質の違いでしかないと。

 

これが分からないと、本質を外した教えに影響されてしまうように感じます。

「長い間、会社で経験を積まなければ、独立してはやっていけない」

「社会を知らなければ、お金や人脈、ノウハウがなければ、独立できない」みたいな。

そういう「見当違いなことを言っているサラリーマンタイプの人」って、結構いますからね。

 

実際のところは、「自分に合うスタイル」を突き詰められるほど、早く独立できるし、収益も作れるように思います。

そもそも、「努力=周囲と同じことをする」ですからね。

一方で、「自分に合うスタイル=独自の価値」です。

なので個性がある人ほど、努力ではなく、「自分に合うスタイル」を極める方が、早く価値を作れそうに感じます。

 

まとめ

なので独立したい場合、「努力する」というよりも、「自分に合うスタイル」を突き詰めてゆくのもいいかなと思います。

「自分に合うスタイル」って、見つければ見つけるほど、心地よくなれるものです。

 

だからある意味、「心地よく生きられる形にするほど、うまくいく」という発想です。

自分は自然体で、その自然体に合う服とか道具とか、環境を調整する、という形ですね。

「服や道具がまずあって、それに自分を無理矢理型に当てはめてゆく」ではない、ということです。

 

だから、自分軸がある人は、「自分に合わないもの、合わなくなったもの」は、容赦なく手放すのもいいかと思います。

もったいなかったとしても、手放すと。

すると、より自分に合うスタイルを作れて、よりうまくいきやすくなるかもしれません。

 

そういう突き詰め方ができると、心地よく生きられる道が見えるかもしれません。

 

ということで今日は、漫画家になる方が難しいか、税理士になる方が難しいか、という常識のすれ違いが面白かったので、その紹介でした。

今日はここまで~。

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