今日も短めで、常識の見方についてのお話です。
漫画家になる方が難しいか、税理士になる方が難しいか、という常識のすれ違いが面白かったので、紹介してみましょう。
とある漫画家さんと税理士さんの会話
ちょっとしたツイートがあったので、ご紹介。
税理士さん「それにしても漫画家さんってスゴイですね…なろうと思ってもなれないと思うんですよ」
僕(周りがクリエイターだらけ)「え…サラリーマンとか税理士さんの方がよほど難しいと思いますよ…僕就活全部落ちたんで…絶対普通に働いている人の方が凄い…」
税「えぇ…」
僕「えええ…」— 坂本あきら♦1/19復讐を希う最強勇者6巻発売!!♦@しじゅうはち (@48AKIRA69) February 11, 2022
個性による感覚の違い
とある漫画家さんが、税理士さんと会話していて、「漫画家になる方が難しいか、税理士になる方が難しいか」という感覚の違いです。
普通の感覚だと、税理士さんのように「漫画家になれる人って、すごい」という感覚じゃないですか。
でも漫画家さんからすると、その人は就職活動に全部落ちたので、「普通に働ける人って、すごい」と感じるんですよね。
そして、周りがクリエイターだらけなので、「クリエイターとして収益を得て、生きるのが普通」という感覚で。
生きている世界が違うだけで、感覚が変わる
生きている世界が違うだけで、やっぱりこれぐらい感覚が変わるように感じます。
だいたい独立してやっている人とか、「普通にサラリーマンをする」なんて、苦痛でしかないでしょ(笑
そしてそういう人にとっては、独立をして生きる方が、自分にとっては楽なわけです。
それは、「独立する方が合う」という性質だからですね。
でも、サラリーマンが合う人にとっては、「ビジネスを立ち上げて、独立して生きる」なんて、すっごい努力しないとできないんですよ。
そして、「独立できる人は、努力家だ」とか思って、あこがれて、自分軸がないのに無理矢理独立して、当然失敗して。
それだけでなく、周囲の「サラリーマン気質なのに、独立を目指す同類の人々」も、当然ことごとく失敗します。
で、結局「独立できる人は、サラリーマンをはるかに超えるほどの、すごい努力ができなきゃいけない」とか、思い込んでしまうんですが。
本質を外した教えに影響されない
すると、サラリーマンが合う人からすると、「普通にサラリーマンもできないような奴が、独立してやっていけるわけがない」なんて勘違いをしてしまうんですよね。
実際は、「普通にサラリーマンができないから、独立する方が合っている」なのに。
それはただ単純に、性質の違いでしかないと。
これが分からないと、本質を外した教えに影響されてしまうように感じます。
「長い間、会社で経験を積まなければ、独立してはやっていけない」
「社会を知らなければ、お金や人脈、ノウハウがなければ、独立できない」みたいな。
そういう「見当違いなことを言っているサラリーマンタイプの人」って、結構いますからね。
実際のところは、「自分に合うスタイル」を突き詰められるほど、早く独立できるし、収益も作れるように思います。
そもそも、「努力=周囲と同じことをする」ですからね。
一方で、「自分に合うスタイル=独自の価値」です。
なので個性がある人ほど、努力ではなく、「自分に合うスタイル」を極める方が、早く価値を作れそうに感じます。
まとめ
なので独立したい場合、「努力する」というよりも、「自分に合うスタイル」を突き詰めてゆくのもいいかなと思います。
「自分に合うスタイル」って、見つければ見つけるほど、心地よくなれるものです。
だからある意味、「心地よく生きられる形にするほど、うまくいく」という発想です。
自分は自然体で、その自然体に合う服とか道具とか、環境を調整する、という形ですね。
「服や道具がまずあって、それに自分を無理矢理型に当てはめてゆく」ではない、ということです。
だから、自分軸がある人は、「自分に合わないもの、合わなくなったもの」は、容赦なく手放すのもいいかと思います。
もったいなかったとしても、手放すと。
すると、より自分に合うスタイルを作れて、よりうまくいきやすくなるかもしれません。
そういう突き詰め方ができると、心地よく生きられる道が見えるかもしれません。
ということで今日は、漫画家になる方が難しいか、税理士になる方が難しいか、という常識のすれ違いが面白かったので、その紹介でした。
今日はここまで~。