今日は健康について、少し語ってみましょう。
季節の変わり目は肝臓に負担がかかるので、とにかく身体を冷やさないことが大切そう、というお話です。
寒暖差にやられてしまいました
ここんとこの私は、寒暖差にやられていて、低調気味だったりします。
ほら、今年って、春先に一気に暖かくなって、その後に5月中から梅雨になるほどの雨で寒くなったじゃないですか。
その寒暖差にやられてしまった、みたいなところです。
私の周囲でも、こういう寒暖差にやられた人が多いようにも感じます。
だるさとか、不眠、肌荒れ、かゆみとか、そういう症状がある人がちまちまいたり。
春は肝臓に負担がかかる
ちなみに春って、一年でも一番体調を崩しやすい季節のようで。
というのも、一番問題になりやすいのが、肝臓(かんぞう)なんですよね。
肝臓はいろんな機能と役割を持っているんですが、普段は「解毒」と「エネルギー変換(糖質やたんぱく質をエネルギーにすること)」がメインなんですよ。
でも、季節の変わり目は、それに加えて「体温調節」が加わります。
なので、春とか秋は、肝臓に負担がかかってしまって、体調が悪くなりがちだと。
ほら、夏場でも、「クーラーのかかった部屋と、暑い外を頻繁に出入りしていると、体調を崩す」って言うじゃないですか。
それは、肝臓が体温調整をするので、変化が大きいと肝臓に負担がかかりすぎてしまうわけです。
なので、いわゆる「自律神経の乱れ」とか、「自律神経失調症」というのは、そういう肝臓的な負担ができてしまうから起きる流れだろうな、と予想しているんですが。
「肝臓に蓄えられた、脂肪分の排出」が肌荒れを引き起こす
そして春は、さらに「冬場を通して肝臓に蓄えられた、脂肪分の排出」が行われます。
肝臓は、肝臓自体にもエネルギー源となる脂肪を蓄えるんですよ。
もちろんお腹周りとか、太ももにも余計な脂肪はつくんですが、肝臓にも蓄えておけば、いざというときにさっと使えますからね。
そして、冬場ほど熱量とかエネルギーを必要とするので、肝臓に脂肪を蓄えやすくて。
でも、春から初夏になって暖かくなってくると、「脂肪を蓄える必要は減った」と、肝臓に蓄えられた脂肪を排出し始めます。
それが、汗腺を通して排出されることで、肌荒れになりやすいんじゃないか、という私の予測です。
しかも、その排出された脂肪に雑菌が繁殖することで、脂漏性皮膚炎とか、アトピー性皮膚炎みたいに皮膚が荒れてしまったり。
そして、その雑菌や肌荒れで、かゆみが出たりすると。
今時期は、とにかく身体を冷やさないこと
そういうこともあって、春から初夏にかけてが、一年の中でも一番肝臓的な負担がかかりやすくて、不調が出やすいわけです。
普通なら「解毒とエネルギー変換」だけなのに、「体温調節」と「脂肪分の排出」まで加わって、疲弊しやすいと。
なので、今時期は、とにかく「身体を冷やさないこと」が大切かなと思います。
身体を冷やさなければ、体温調整部分で負担が軽くなりますからね。
たとえ気温が上がっても、寒気を感じれば、しっかりと厚着をする方がいいでしょう。
「今の気温が20度だから、こういう格好をする」でなくて、「自分の体感温度で寒いから、しっかりと着込む」という、自分の感覚で調整することです。
私たちの身体は、季節によって発熱する細胞が増減するので、同じ気温でも発熱細胞が少なければ、体温が低下してしまいます。
なので、季節の変わり目は「体感温度で着込む」が重要になるわけですね。
まとめ
そんな風に、今は季節の変わり目で、体調を崩しやすいですからね。
実は今シーズンの私も、そういう寒暖差にやられてしまって、低調な状態だったりします。
いやほんと、今年の春先が暖かすぎたのが、罠だったような気もするんですが(笑
そういうこともあって、今の私は冬場のインナーやら服を引っ張り出してきて、冷えないようにしているところです(笑
やっぱり暖かいって、心地よいですよね。
それで、少しずつ調子を整えているところです。
ということで今日は、季節の変わり目は肝臓に負担がかかるので、とにかく身体を冷やさないことが大切そう、というお話でした。
今日はここまで~。